Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

何もイメージ出来なかった

2012-05-02 11:46:10 | トリニータ
福岡戦プレビューです。

さすがに中2日で試合が続くと前の試合の消化が終わらないうちに次の試合がやってくるので、プレビューを書くのもしんどくなってくる。監督やコーチは時間がなくて本当に大変だろうと思う。

福岡の前節甲府戦を観ましたが、正直最近J2の試合の観すぎてることが影響してるのか、観てて何もうちとの試合をイメージ出来ることがなかった。まあ、そんな中でも必死に絞り出したポイントをいくつか。

まずは前の6人が非常に豪華。高橋泰、坂田、城後、成岡、末吉、鈴木惇で構成する前線はここ数試合固定されていて、能力、知名度のどちらをとってもJ2じゃ上位にくる面々だ。また怖いのは個でゴールを取り切れる能力のある選手たちなので、試合を優位に進めても、一撃で仕留められてしまう可能性が常にあること。甲府戦の城後のクロスから坂田のワンタッチゴールなんてシャレオツ過ぎて、観てて卒倒しそうでしたわ。誰をケアすればいいというわけではないので、尚更に厄介だ。あとは選手個人で見ていくとCBの古賀が数試合前から復帰してますな。甲府戦でもダヴィといい年ぶっこいて子どものケンカみたいなことしてて、名古屋時代に高松とやり合ってたことが懐かしく思い出されましたわ。

連戦だけにアグレッシブな展開になることは予想しづらく、熊本戦同様セットプレーが鍵を握ってくると思われる。福岡はセットプレー時にゾーンディフェンスを敷いてくる。最近けっこう採用するチームが増えてきてるけど、スペースで担当が割り振られてるので、やはり飛び込んでくる選手を捕まえづらそうにしてるのが気になった。いま大分でその動きで目立つのはやっぱりさんぺー。ただガミさん→さんぺーでもう2ゴールも取ってるだけにさすがに福岡もケアしてくるだろうから、そこをおとりにモリシ、高松、ドンミョン、阪田あたりを狙ってみるのも面白いかもしれない。ちなみ福岡はまだ今季セットプレーからの得点がないらしい。流れの中からだけで19得点も取ってることを評価するべきなのか、大事な得点源になり得るセットプレーのトレーニングが甘いのか、判断に迷うところではある。

話かわって、3-5-2なんてどうだろう。田坂さんのことだから明日もメンバーは必要最小限の変更に留めると思う。そんな中でも村井の存在はあの短い時間でも誰もが重要だと感じただろうし、スタメンで使いたいところだ。ただ一方ここ数試合のタメも出色の出来と言っていいくらいにボランチにフィットしている。このまま下げてしまうのはもったいない。京都戦でも熊本戦でもタメが中盤の密集を突破した際にチャンスに繋がってることが多かった印象がある。なので、フォーメーションを3-5-2にして、今まで通り宮沢村井のダブルボランチにトップ下タメというのはどうだろう。今のタメの運動量なら中盤のビルドアップに参加しながらチャンスには前線に飛び出していくということが十分に出来るだろうからフォーメーションを変えてまで起用する価値はあると思う。シャムスカ時代には大分の代名詞でもあった3-5-2。司や夢生、家長といった錚々たるアタッカーが務めてきたこのポジション。タメがその位置で躍動する姿にもう既にワクワク。

明日はこのGW中で唯一の現地参戦。2年前の悔しさを倍返しにして勝ちたい。
コメント
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