Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

劇薬投入待ったなし(16節北九州戦)

2015-05-31 23:38:04 | マッチレポート15’
結局6試合もあった5月は1度も勝てずに終わってしまった。いよいよまずい。


毎度思うことや、今日の試合で感じたことをかなりの文字数で書いたけど、「投稿する」ボタンを押す前にもう一度折り返しまでのスケジュールを確認して、全文消した。連勝で復調した京都、昇格争い中の金沢、千葉、札幌、セレッソ。マジでどこに勝つのよ?残留に安泰な勝ち点を40と見積もって、半分まででラップを刻むとして、残り5試合で3勝が必要。アカン、絶対に無理や。


クラブが意思表示してくれたらそれを信じるとか、残留がターゲットなら監督は今のままでもいいとか悠長なこと言ってたけど、もうアカン。「劇薬投入待ったなしや」。


と、これを書いてる途中にトリニータアイから社長と柳田さんのコメントが流れてきたけど、社長のコメントの冒頭部分だけだと、「ダメだこりゃ、思考停止しとる」と思ったけど、特に柳田さんのを最後まで読むと、若干ニュアンスが変わってきたかなともとれる。ただ柳田さん、次の試合がすぐに来るって言うけど、基本この間隔でシーズンは進んでいくんだから、そんなことを理由に先延ばしにしてたら、症状は悪化するだけですよ。


うちが降格すれば、史上初めてJ1、J2、J3の全てのディヴィジョンに在籍経験のあるクラブとなる。減少し続ける観客動員のこと、一度財政的に死んだこと、そして年々上がり続けるJ3のレベルを考えたら、絶対に降格してはならないと考える。弱いクラブは一度下から出直せという意見は精神論的には大いに頷けるところがあるけど、現実的には今度こそクラブ消滅の危機に繋がりかねないと思っている。J2経験クラブの現在のJ3での順位を見てみた。町田が首位レノファ山口との勝ち点差8の3位、鳥取が11差の5位、昨季までJ2だった富山に至っては16差の7位だ。ほんの数ヶ月前にうちと引き分けてたクラブが今ではJ3のボトム6が現実なんだ。


青野さん、お金以外にもう待つ理由はないはずだ。十分に待ったでしょう。功労者に対しての配慮も十分過ぎるくらいにした。お金だったら、夏の補強をセーブすればいい。補強よりもずっと効果があるはずだ。もう時間がないよ。
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1つ勝てば本当に流れは変わるのか?

2015-05-30 01:47:08 | トリニータ
なかなかしんどい月末の週だった。最後に送別会まで入ったから余計にしんどい1週間だった。もうへとへとで週末に突入したはずなのに、寝る前に千葉-北九州を観ちゃうオレって根っからのトリニータ好きね。


3連敗してた北九州が絶好調の千葉にアウェイで3点獲って完勝という結果を聞いた時はけっこう衝撃だったけど、試合を観てみるとなるほど納得。千葉の失点の仕方や時間帯、それからパウリーニョやキム・ヒョヌンの愚行を見て、油断した千葉の自滅と断言出来る。完全に試合に臨む気持ちになってなかった。こういう試合をしてたら千葉はまた上がれないね。にしても北九州はうまく戦った。今季、既に河原や末吉にやられてることを考えると、この試合でルイルイが2G1A、コテが1G1Aっていうのだけでもう恐いね。

北九州は組織としてはヴェルディと似てる印象を受けた。センターに2枚きっちりとボールを散らせるボランチがいて攻撃を構築する一方、前線には明確なターゲットがいるので、割り切った速い攻撃も効果的。特にルイルイへの対応は千葉のCBもかなり苦労してた。宏矢の兄ちゃんと加藤弘堅で構成するダブルボランチはかなり要注意。周りがよく見えてるし、縦パスもいい。前節の中後&三竿コンビよりも上かもしれない。ミッドフィールドで昌也&ダニが主導権を握れないと押し込まれる展開が長くなりそうだ。

そして最も特筆すべきはGKの鈴木彩貴。昨季までプロでの出場経験がないとはとても思えないセービングを度々見せる。解説の下村東美が思わず「ブラボー!」と言ってしまうそのプレーぶりは一見の価値あり。2012年に湘南が昇格した時に守護神だった阿部伸行を抑えて正GKの座を勝ち取っているのも納得。ただ千葉戦の後半に腰を強打して交代。今日のエルゴラでも一応スタメンに名前は載っているものの、(阿部)ともなっていたので、出場はないかもしれない。見たいのか、出てきてほしくないのか、少々複雑。ちなみに立命館出身の28歳なので、修行が4年の時に1年だったと思われる。



さて、ここ最近、社長やホームゲームのベンチで一番左に座ってる人やその他諸々から「結果は出ていないが、一つ勝てば流れは変わる」といった類いの発言をよく耳にするけど、個人的にはその考えは甘すぎやしませんかと思っている。今季のチームの弱さは、歯車が噛み合っていないだけとかそんなレベルじゃないと思っている。開幕してからもう3ヶ月。岐阜と長崎に勝って「流れが変わるチャンス」は今までもあったはず。岐阜戦の後の愛媛戦、長崎戦の後の栃木戦でこのチームがどんな試合をしたのかもう忘れたのだろうか。申し訳ないが、流れでシーズンを考えるような余裕は今季の大分トリニータにはないと思っている。愚直なまでに目の前の試合と向き合って、1つでもいいから勝ち点を上積みして、今の22位という状況から少しずつでも脱するしかない。「負のスパイラルから脱する」なんていうスマートなことじゃない、「勝ち点0を勝ち点1に、勝ち点1を勝ち点3に」という泥臭い執念こそが今の大分トリニータには必要だ。

キレイ事ばっかり言ってたらまた負ける。
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目標は残留(15節東京V戦)

2015-05-24 23:26:05 | マッチレポート15’
オセロは全てひっくり返りました。全て黒に。

結局のところ6戦勝ちなし。負けなくなって良い兆しが見え始めたってどこの部分よ。永井の奇跡みたいなゴールとか、武田のスーパーセーブで誤摩化してきただけじゃん。ちょっと上の順位のクラブと対戦すればこの結果。もう今季のチームの力がどの位置かこれで満天下に知らしめられたわけだから、恥も外聞もなく残留を勝ち取りにいくぞ。全く勝てない監督というハンデを背負いながらだけど、それでも意地でも残留を勝ち取りにいくぞ。フロントも監督替えられないのは同情するけど、「昇格」とか寝言ぶっこいてねーで残留を勝ち取りにいくぞ。

正直に言って、もうこの何試合かは負けるのが全く恐くなかった。試合終盤に押し込まれても「危ねー」とか、「やめてー」とかも全くなく微動だにせず試合を観てた。今日のゴールシーンでもシュートが突き刺さった瞬間も鼻で笑うくらいに余裕だった。それはもうフロントに本当の危機感を感じてほしくて、負けた方がいいくらいに思っちゃってたから。でもこの感情がサポーターとして末期症状だとも一方では分かっていて、一刻も早くこの状況を脱したいとは思っていた。ただそれには監督に出ていってもらうしか方法はなくて、それが不可能だと薄々感じ始めたからには、もういないものとしてこのチームをサポートしていくしかないと今日の敗戦で決意を固めた。

この6戦勝ちなしが始まったホーム栃木戦。本当に信じられないような不甲斐ない試合を晒した後に出た監督の「温度差」発言。それも今季2度目の「温度差」発言。正直に言って1度目でも監督がこんなこと言うなんて信じられなかったのに、1ヶ月も経たないうちにまた同じことを言うとは本当に耳を疑った。万が一本当にその温度が低い選手がいたとして、その選手をトリニータのユニフォームを着させてピッチに送り出す決断をすることが出来るのは、この地球上に監督ただ一人なんだよ。J1時代のインタビュー拒否とか、愛媛戦の後の態度とか、勝てない時に監督の本質が出るような気がするね。大分トリニータ史上最長の監督在任、お疲れさまでした。


よし、ここでリセット。


最後の失点シーンの一つ前。西が相手のカウンターを食い止めた後の処理で、シンプルに武田に戻せば良かったものを色気出してターンしてロスト。その相手スローインの流れから失点した。何であそこで色気出したかな。そもそも西はそういうタイプの選手でもないと思ってたけどな。要らないミスだったわけで、時間帯も考えれば、CKで上がってた選手たちはネガティブな精神状態で帰陣してきたと思う。それが影響して少しずつ寄せが甘くなって失点に繋がったんじゃないかな。もちろん永井のトラップと素早いパス出しとかも良かったけど。まあ、結果が出ないことで、そういうプレーの選択の部分でも少しずつ余裕がなくなってるんだろうなとは思う。

折り返しまであと6試合。ほとんどが上位陣との対戦と書こうと思ったけど、よく考えたら最下位だから全部が上位クラブだった。という自虐は置いといて、それでも千葉、金沢、札幌、セレッソが残っていて、さらにその千葉に完勝した北九州もあって、下手すりゃ全敗もあり得そうなスケジュール。本当に覚悟して臨まないと。

最後に、吉平翼デビューおめでとう。インパクトを残すまでには至らなかったけど、まずはここがスタート。どんどん成長してほしい。今日はヴェルディ戦と同時刻キックオフでユースがクラ選の予選を戦っていて、長崎を1-0で下して見事に全国の切符を勝ち獲った。大黒柱の岩田くんをケガで欠き、そして不甲斐ないトップチームのためにエースまで不在で戦わなければならなかったにも関わらず。プレミア昇格初年度でも上位争いに絡んできて、言うなれば彼らはJ1で優勝争いをしてると言っても過言ではない。その子たちが卒業して受け皿となるクラブがJ3だったらどう思うのかって話だ。あんまり日本じゃ聞かないけど、下部組織出身の選手が卒業時にビッグクラブに引き抜かれるなんて悲劇にも繋がりかねない状況だよ、今のトップチームの体たらくは。少しでも格差解消を。そしてユースの子たちが夢を持てるトップチームに。そのためにも絶対に残留を勝ち取るぞ。
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オセロ

2015-05-22 00:14:19 | トリニータ
まずは柳田さんの現場兼任。これは何を意味するのだろうか。以前から思ってることだけど、このクラブは監督人事についての決定権がどこにあるのかがよく分からない。一番それっぽそうだと思っていた柳田さんが現場に立つとなると、いよいよ誰が決断を下すことになるのだろうかという思いが一層強くなる。ましてや今はその決断を下すかどうかが非常に重要な時期。どうなるんでしょうか。まぁ、でもその柳田さんがあれだけヴェルディ戦ヴェルディ戦と言うわけだから今週末は静かに見とこうと思う。

それにしても今回の柳田さんの件で一番思ったのは、こんなにも結果の残せない監督に対してはもどかしいくらいに突っ込まない(突っ込めない)メディアの皆さんも強化部長にはビックリするくらい突っ込むんだなってこと。監督が恐いのかな?



続いて吉平翼出場濃厚のニュース。これは出場してくれたら嬉しいし、出場してほしいと思う。ただねどうしても穿った見方をしてしまうけど、2010年にタメが高校2年生で2種登録された時と同じニオイを感じてしまう。あのシーズンは序盤こそボギョンの勢いで勝ち点を積み上げたものの、徐々に勝てなくなり何試合か連続で勝ちなしが続いた頃にタメが追加で登録された。タメも翼もこういうタイミングでとなると、戦力云々じゃなく、不満が溜まりまくっているサポーターの気持ちを少しでも鎮めるために、下部組織のカワイイ子を使うことでその場をしのごうとしてるとか思えないんだよね。もちろん本人は何も悪くない。いや違った、完全に戦力としての起用だったと思わせてくれるくらいの活躍してくれて全然構わないからね。不甲斐ない社会人たちの横っ面を高校生が引っぱたいちゃうくらいの気持ちでやっちゃっていいからね。



さて、現在4試合連続引き分け中の我がチーム。この状態を「4戦負けなし」と表現するか、「5戦勝ちなし」と表現するかで全く意味合いが違ってくる。個人的には水戸戦での記事にも書いたけど、この間の対戦相手の順位を考えると全く評価出来ないと思っているので、「5戦勝ちなし」派だ。ちなみに今節対戦するヴェルディも現在3戦連続引き分け中。さらにそのヴェルディが対戦した徳島は6試合連続引き分け中。そのヴェルディ-徳島を観たけど、スコアレスドローながらもかなり面白い試合だった。特に徳島はスランプを近いうちに脱せそうな雰囲気。アンカーに入った木村がよくボールに絡んで、ケガしてた佐藤晃大も復帰、ガンバから借りてる内田裕斗はもう爆発寸前といった感じ。ヴェルディも決して悪くなく、中後と三竿の中盤のパス出しがとても良く、そこをしっかりと止められないと杉本、平本も決定力のあるFWだけにあっさりやられるイメージが容易にわく。

ちょっと話が逸れたけど、何が言いたかったかというと、引き分けが続くとそのドロー沼に終止符を打つ試合の結果次第で前に遡って評価が下されてしまう、言うなればオセロのような状態だなと思うということ。つまりヴェルディ戦に負ければ「6戦勝ちなし」となるわけで、何とも言えなかった4連続引き分けもひっくるめて「全然勝てないチーム」という評価になってしまうということ。当然勝てば、その逆となるわけで、ドロー沼を抜け出した時の結果というのはとても重要だ。それが今週末なのか、来週末なのか、もっと先なのかは分からないけど、そこで今季の諸々が判断されるんじゃないでしょうか。果たして結果やいかに。
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具体性に欠ける(14節水戸戦)

2015-05-17 22:44:03 | マッチレポート15’
・4月28日 株主総会後の記者会見での青野社長コメント
「今は正直言うと目の前の試合に勝つために全力を注ぎ結果を出すことで、これまでの状況は自ずと変わると思っている。監督、選手も必死で戦うし、浮上のきっかけとなると期待している。我々フロントは監督、選手を全力でサポートしたいと思っている。」


・5月14日 公式HP上での青野社長コメント
「浮上のきっかけを掴み取るためにも、目の前の試合を全力で戦い、勝ちきることが何よりも重要であり、そして、その勝利によってこの状況は必ず変わると信じています。そのためにも、先ずは水戸戦を全身全霊をかけて戦います。」


ゴーストライターでも雇ってるのでしょうか。申し訳ないけど、こんなにも具体性のないコメントなら出すだけ無駄。「結果を出すことで自ずと状況は変わる」と最初に言ってから次の「結果を出すことで状況は必ず変わる」と言うまでの間に4試合消化して勝ち点3。そして「全身全霊をかけて戦うと誓った水戸戦でも勝ち点1。結果が出れば状況が変わるのは誰でも分かる。そうじゃなくて、結果を出すために具体的にどうするのかを知りたい。これでは説明義務は果たしたことにはならないよ。









試合は正直よく分からなかった。前半はいい攻撃もあったけど、後半はもう予想するのも無駄なくらいいつも通りの試合。スタンドが低くて見にくい上に、太陽光がゴール裏の広告看板に反射して、後半はピッチの左半分がほとんど見えない状態。そんな環境も手伝って何か本当にただ流し見をしてたような感覚。



噂通りに素晴らしく良化してたケーズデンキスタジアムの芝。「ピッチの芝が長い状況の中、選手たちはよくやってくれた」とかいうコメントは謎すぎるけど、ピッチコンディションが改良された方がいいに決まってる。そして他にも置かれた状況として、水戸がエースの吉田眞紀人を筆頭にケガ人が続出していたということは忘れちゃいけないと思う。

GWの連戦が終わった段階で「3戦負けなし」とか「徐々に形が出来てきた」みたいなのを見かけたけど、やっぱり対戦相手がどのレベルだったのかをしっかりと認識する必要がある。(5連戦というけど、長崎戦は前節からの間隔が空いてるから厳密には連戦から除外)

栃木   19位(×)
徳島   17位(△)
熊本   21位(△)
横C   12位(△)

そして今日はケガ人続出の19位水戸(△)。もう昇格目指すクラブどころか、残留目指すクラブとしても絶望的な成績ですよ。これで監督コメントからは「狙い通り」とか、公式のプレビューがこの惨憺たる結果を「大いに意義あるもの」とか、楽観的にもほどがあると思う。

J2からの降格が始まった12年シーズンからの下位2クラブの成績を調べてみた。

12年  21位 岐阜 勝ち点35     22位 町田 勝ち点32
13年  21位 岐阜 勝ち点37     22位 鳥取 勝ち点31
14年  21位 讃岐 勝ち点33     22位 富山 勝ち点23

今日でちょうどシーズンの3分の1を終えて勝ち点11だから、このままいけば最終着地点は勝ち点33。自動降格は免れても入替戦は避けられない数字だ。そして何よりも今季が今までのシーズンと決定的に異なっているのは、「一人負け」してるクラブがないこと。昇格クラブの金沢はもう完全に雲の上の存在だし、去年入替戦に回ってる讃岐も開幕戦で完敗を喫し、勝ち点差は既に5もつけられている。これだけの数字面での裏付けがあって、降格はしないと誰が言い切れるのだろうか。「去年あれだけいいサッカーが出来たのだから」でズルズルいって手遅れになったクラブはどこだったのだろうか。


もうそろそろ明確に残留を目指しますと明言してもいいんじゃないだろうか。個人的には無用な混乱を避ける意味合いからも、残留が目標なら監督はそのままでもいいと思ってる。結果が出ずにモヤモヤすることは相手があって勝敗がある以上、やむを得ない部分もあると思うけど、シーズン前に自ら口にしたことをうやむやにしたまま、利害関係者に更なるモヤモヤの上乗せを強いるのは経営者としてどうなんでしょう、青野さん。具体的な話をしてください。具体的な話を待ってます。具体的な話以外にこの状況を動かせる術はないと思います。
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連戦終了(13節横浜FC戦)

2015-05-09 19:23:55 | マッチレポート15’
永井には本当に良かったね、おめでとうと言いたい。終盤のあの時間帯に裏に出るボールにスピード感ある飛び出しで向かって行く姿勢は痛快だった。不運が続いた後、何となくチームの不調に引きずられるような形でゴールの匂いからも遠ざかってたけど、やっと決まったね。全力で喜べるような状況じゃなくて本当ごめん。でもいいゴールだった。おめでとう、これからも頼む。



ただね、終盤のドタバタで結果勝ち点1だったことで、今日の試合内容が芳しいものではなかったことを忘れちゃいけないと思う。横浜FCが突っ込んで試合に入ってきたが故の終盤のドタバタだと思うから、勝ち点1は妥当だと思うけど、勝ち点1でいい状況じゃないよね。明日の岐阜の結果次第で最下位転落だからね。監督は替えてほしいとは思ってる。ただそれよりはクラブからちゃんと説明をしてほしい。もう監督を替えられない特別な事情があるんじゃないかとすら思っているから、今さら声高に「監督交代」を叫ぶのは空しいだけとも思ってる。だからクラブには現状をどう評価して、目標を現実的にどこまで下方修正するのかを明確に説明してほしい。「優勝」についは正直自分も話半分で受け止めてたから、それが出来ねえじゃねえかって言うつもりはないけど、せめて「石にかじりついてでもPOから昇格を勝ち獲る」くらいの意思表示をちゃんとしてよ。今のまま何となくズルズルいくのが一番ズルい。


監督を替えてもすぐに結果がついてこないことはポポさんの時に学んだ。でも、シーズンが終わった時にあと5試合早ければどうなってただろうっていうのもポポさんの時に思った(どっちにしてもクラブが死亡してたとかの無粋なツッコミは抜きにしてね)。いずれにしてもクラブがどう考えてるのかが知りたい。その評価と自分が感じてるレベルのすり合わせをしないとずっとモヤモヤしっぱなし。


試合内容については週1ペースに戻る次節からちゃんと書こうと思う。今日は水戸の試合を観たけど、3連敗してるほど内容は悪くない。危機感持ってホームに帰ったクラブがどういう試合をしてくるかは、愛媛戦で学んだばっかりだよね。特に去年は水戸に負けて昇格逃したと言っても過言ではないくらいの悔しい負け方をしたわけだからね。それといい加減東日本未勝利も止めてくれ。群馬遠征は移動が厳しいとか言ってる人いたけど、栃木にあっさり負けてるわけでソレ関係ないから。
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2試合観た気がしない(12節熊本戦)

2015-05-06 23:07:01 | マッチレポート15’
このブログを始めてもうちょっとで10年になるけど、1日に2試合分のマッチレポートを更新するのは多分初めて。


熊本戦を観終わっての正直な感想は、2試合観た気がしない。徳島戦と似たような展開で、似たように勝てそうな雰囲気が皆無だった。次節で連戦が終わり。シーズンも約3分の1が終了する。18位、21位のクラブと似たような試合展開でドロー。今季の大分トリニータの大体の立ち位置がこれで分かったということでしょう。9日以降にクラブがどんな説明をするのかに注目してる。なければないで、そういうこととして捉えるからいいけど。


・試合後の監督コメントを読んで、ツッコミたくてうずうずする。

          ↓

・いや、重箱の隅をつつくようなことを言っても仕方ないからやめよう。

          ↓

・そもそも重箱の隅でもつつきたくなるような状況にしてるのが悪いからやっぱ言っちゃおうかな。


最近の試合後のお決まりの頭の中の流れ。結果が出せないということは、この世界においては罪深いことですなぁ、田坂さん。「練習しかない」ってコメントはもう他の人に試合中に既にツッコまれてたから、自分からは控えさせていただきますよ。


徳島戦の話になっちゃうけど、試合中にその日の入場者数が発表されるのと同時に、比較対象として昨季の平均入場者数を中継チームがぶつけてきたのには、意図を感じずにはいられないよね。「こんなに減ってるけど」的な。まあ、減って当たり前、増える要素を見つける方が難しい状況だけに検証する意味も見出せないけどね。


最後の気持ちくんのハンドのシーン。ああいうのは現地でもテレビでも瞬時には判断出来ないから、個人的には当事者の反応をよく見るようにしてる。今回は高松はほぼ抗議してなかった(試合後に形だけ抗議したのはベンチへの配慮と思われる)から自分の手に当たってたことを自覚してたと思うよ。スローで見ても気持ちくんの手には当たりようのないボールの動きだったし。特に処分の来るレベルじゃなかったと思うし、あんまりやり過ぎちゃわなくて良かったよね。監督が試合後にコメントしちゃってるのは目も当てられないけど。あ、やっぱりツッコんじゃった。


連戦中はメンバーをやむなく変えざるを得ない部分もあると思うから、サッカーの完成度とか内容について語るのはあまり意味がないとずっと思ってる。シュート1本でも勝ち点3なら100点満点と。で、結局今日までのところ3試合で勝ち点2。それも九州内から出なくていいという、日程くんからの多大なるご配慮をいただいたにも関わらず。こりゃ、完全に降格ペースですな。


まあとにかく次節までは連戦だから勝ち点積むことだけに集中しましょう。ホント降格だけはしたくないんで。
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継続のためだけの更新(11節徳島戦)

2015-05-06 18:58:35 | マッチレポート15’
やっと録画を観た。試合から3日も経過してしまって、本来の時間の流れならもう次節の結果も出てる(まだ観てない)わけであまり自分の心情を正確に表現出来てるとは思わないけど、途切れさせたくないという一心でエネルギー絞り出して、試合を観て、この記事を書いてる。


試合から時間が経ってることもあり、既に色んな意見を目にしてるわけだけど、大半が「内容は良かった」というもの。シュート数やCK数で相手を圧倒したというところが根拠なんだろうけど、果たして「内容は良かった」のだろうか?前節ホームで監督が「情けない」とまでコメントした試合からわずか4日後のホームゲームで下位に沈む相手に1ゴール&勝ち点1で「内容は良かった」と言い切っていいものだろうか。ハッキリ言って相手関係を考えて押し気味に試合を進めてただけで内容がいいとは言えないと思う。今節もそうだったようだけど、田坂さんが試合後によく言う「狙い通り」というコメント。13シーズンもほぼ毎節のように感じてたけど、結果の出ない「狙い」は例え試合でハマったとしても、それは方向性が間違ってるわけで、簡単に言えば「失敗」、もっと言えば「自己満足」に過ぎない。だからそのフレーズを使うのを少しはためらってほしいとさえ思う。この試合の出来と田坂さんの試合後のコメントは同じようなもんだと思う。これでいいはずない。



光明はタメの復調。スピード感のあるドリブルや被ファウルの多さに全盛期のタメが戻りつつあることを実感した。カウンターからのごっちゃんへのパスはスーパーだった。いくつか選択肢がある中であそこを選べるのは視野も広がってきてるからだろうし、本人も復調を実感してるんじゃないだろうか。本当に面白いと感じなくなってしまったトリニータのサッカーに熱を取り戻してくれるのはもうタメしかいない。こんなはずじゃなかったけど、本当によろしく頼む。タメしかいない。


連戦中はアレコレ言っても仕方ないので、9日までは静観しようと思うけど、このタイミングで熊本と対戦するのは色々と考えるいいきっかけになるんじゃないかな。さ、熊本戦観るか。
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鹿島はACL敗退

2015-05-06 00:59:57 | トリニータ
今日はお昼からたつのこで関東大学リーグを2試合観戦してから鹿島に移動。アントラーズのACL予選リーグ最終節を観てきた。ACLは大して興味がなかったというのが今まであまり観てこなかった理由の最大のものなんだけど、その前に試合のほとんどが週中開催で観ようにも観られないというのが現状だった。ただ今季の鹿島は3連敗からの2連勝で最終節に自力勝ち抜けの可能性を残し、さらにそれがGWと重なるという見事な展開だったので、初めてACLの試合を観ることが出来た。






こういうのを見ると国際試合っぽい。


試合前にメンバー表を見て、初めて夢生がいないことを知った。理由は分からないけど、鹿島がこの状況を摑み取るのに多大な貢献をした夢生がいなかったのは大きかったと思うし、ここまで大事な場面で決め続けてきた夢生がいればと思ってしまうようなまさにそんな展開に持ち込まれて、そして鹿島は散った。






鹿島が1点ビハインドの時に鹿島サポーターが「奇跡を起こせ!』というチャントを歌い始めると、途端に柴崎岳の同点ゴールが決まったので、これはもしかすると逆転もあるかと期待したけど、結局最後は返す刀のカウンターを食らってジ・エンド。負けた理由はいくつかあると思うけど、日本人のメンタリティの問題とかはあんまり関係ないと思う。それよりは単純にセットプレーでやられ過ぎの部分を技術的に改善していくことの方がずっと意味があると思う。1本目は仕方ないにしても、2本目はちょっとない。



少数精鋭のFCソウルサポ。日本はGWだけど、韓国は関係ないから多分普通の平日なんだろうね。FCソウルの近況がどんなんか分からなかったけど、万万が一ジョンハンが来た時のために14シーズンの背番号10をカバンに忍ばせておいたけど、不要だったね。



さて、今日も200km以上駆け回って3試合観てきたので、いま猛烈に眠い。まだ徳島戦の録画を観てないので、早く観ておかないとという思いはあるんだけど、いま観始めたらまず間違いなく途中で寝る。ただ明日も大学リーグ観に行きたいし、熊本戦はもう来ちゃうし。。にっちもさっちもいかないけど、とにかく眠い。それだけ。熊本戦ももう録画でいいや。
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初プレミアリーグ観戦

2015-05-02 20:41:31 | トリニータ
ゴールデンウィークの初日にプレミアリーグを観戦してきた。もちろんバークレイズじゃない方。片道11時間半運転してね。





場所はヴィッセル神戸のクラブハウスのあるいぶきの森。いわゆる練習場なんだけど、金網とテントで微妙に見にくかった。

今季はトップチームを観に行けば1分5敗、ユースを観に行ってもそれまで負けなしだったチームが今季リーグ初黒星とハッキリ言って自分が疫病神のように思えてきた。







さらにこの試合では一番楽しみにしてた岩田くんが前半途中で吉平翼と接触して交代してしまった。さらにそのまま救急車で搬送されてしまうというショッキングなことまで。負傷直後は目の前で処置してたので、トレーナーとのやり取りが全て聞こえたけど、多分骨折なんじゃないかな。トップチームでもベンチ入りを果たしたばかりだっただけに本当に本人がかわいそう。とにかく長くならないことだけを心の底から願う。




試合は前半は押されっぱなしでほとんど攻撃の形を作れず、そしてこのチームの柱である岩田くんが交代してしまうという非常に厳しい展開だったけど、後半開始と同時に少し運動量の落ちた神戸から試合の主導権を奪い返し、そしてその流れのまま先制点を奪う。ここまでの3試合の結果だけを見て、今季のチームも強そうだと思ってたけど、柱を失っても流れを呼び込めるのは本当に実力があるんだなと思った。結果的には負けてしまったけど、きっちりと爪痕を残した敗戦で、次につながる。ホントどこかのただ負けただけのチームとは天と地ほどの差がある。


GKの真木くん本当にいい選手ね。彼のビッグセーブ3つがなければ前半で試合は決してた。まだ2年生だし、サイズアップも含めて将来楽しみ。






神戸の1年生右SBの前川くん。彼は4ヶ月前の高円宮杯U15の決勝で観ていて、さらにその時の記事でいい選手だと評価してるんだよね。で、今日は後半途中から出てきてファーストプレーで決勝点のクロスをピッタリと中に合わせた。その後も戸高くんのオーバーラップを完全に封じ切ったり、逆に攻め上がれば1対1で戸高くんを置き去りにしてた。自分の見る目を評価してあげたいと思う一方で、あれからたった4ヶ月でなにも大分相手にやってくれてなくてもいいのにと心底思った。


シーズンが始まる前はプレミアリーグに残れれば御の字くらいに勝手に考えてけど、これで2勝1分1敗とアクシデントがありながらも堂々たる結果。このままいけば夏の大会も冬の大会も楽しみ。誰かの言葉じゃないけど、ユースがそのクラブの希望になってるようじゃいけないと思うけど、現時点ではどう考えたってトップチームの試合よりも格段に面白い。

栃木戦を現地で観て、しばらくホームの試合をいいやとハッキリと思ったけど、ユースの試合なら片道11時間半かけてでも観に行きたいという情熱が湧きあがってくる。お兄さんたちにはオレの精神状態を早く正常に戻してほしいと切に望みます。明日も一日遊んでるので、試合は観ませんが、いい結果が届くことを期待しています。
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