Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

イベントなの?(11節熊本戦)

2012-04-30 22:44:35 | マッチレポート12’
この試合をどう評価するか悩む。

「ダービーって何」って思ってしまう。選手や監督やクラブは本当に九州の他クラブに勝たなきゃいけないって思ってるの?近隣のクラブ同士で盛り上げていくためだけのイベントなんだったらハッキリとそう言ってほしい。それならそれで楽しもうという接し方をするし。2010年8戦勝ちなし、2011年6戦勝ちなし、2012年の初戦も勝てず。負けられない戦いなどと銘打っておいて15戦も勝てないってちょっとした異常事態でしょ。それでもって、試合後に相手の方がアグレッシブだったとか簡単に認めちゃうのって何なの。

別に厳しいことだけを言いたいわけじゃないんだけどね。熊本は下位に沈んでるけど、今節の結果を見ただけでも、今年のJ2がどれくらい厳しくて、勝ち点の計算出来る試合なんてないってことは十分に分かってる。だからヘロヘロになりながらも勝ち点1を取ってきた結果はそんなに悪いもんだとは思ってない。実際に順位も下がらなかったわけだし。

でもさ、でもだよ。

そもそもオレは大分出身じゃないから、福岡県や熊本県に対する特別な思い入れなんてものはないんだよ。だけど、失礼を承知で言うけど、トリニータが好きである以上、アルエットとかニューウェーブとかの後発クラブには絶対に負けたくないっていう強い気持ちはあるんだよ。そういうエネルギーの源みたいなもんがないんだったら、自然発生的なダービー待ちで十分で、クラブ側が煽る必要なんてないと思うよ。

こんなことマジになって書くことじゃないかもしれないけど、何か今日はテレビの前でちょっと白けた。

3日後のレベスタもダービーになってしまうのかな?オレは2010年のレベスタで負けた試合が本当に悔しかった。試合終了間際に目の前でPKぶち込まれて、ガッツポーズされて。福岡云々じゃなくて、相手がどこだろうと、はらわた煮えくりかえるくらい悔しい負け方だった。

もうダービーとかバトQとかどうでもいい。その悔しさだけで十分なモチベーションになるから。試合後、「相手の方がアグレッシブだった」とか、「球際で負けた」とか、例え思ったとしても口にしてくれるな。理屈を超えたところで勝負してくれ。そういうメンタリティになった時に初めて「ダービー」って何なのかを考えようよ。
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岡山戦の再現を

2012-04-28 23:03:00 | トリニータ
熊本戦プレビューです。

10節のマッチレポートと11節のプレビューを同じ日に更新するというね。それだけ試合が続くということで、選手たちは本当にお疲れさまです。

まずは熊本の分析。直近の3試合の松本戦、愛媛戦、岡山戦をチェックした。8節の松本戦はホームにも関わらず、やる気がないんじゃないかと思うような気持ちのない試合をして今年の熊本は終わったかなとも思ったけど、その後の2試合はスコアレスドローで何とか踏ん張っているという印象。ただ直近4試合でゴールがなく2分2敗とチーム状態は最悪と言っていいと思う。正直に思うのは、1週間の休み明け後の対戦だったなら今の熊本にはまず負けないだろうということ。ただ今節のポイントはやはり中2日で試合がやってくるということに尽きると思う。

熊本戦を予測していく中で非常に参考になる試合がある。それは第4節の岡山戦だ。終盤までスコアレスで進んで、キジの右からの(適当な)クロスをさんぺーが決めたあの試合。シチュエーションが驚くくらい似ている。前節から中2日、ホーム、相手が直近未勝利、3バック同士等々。ということは岡山戦の再現をすればいいということだ。あの試合は戦前の予想通り両チームの体が重く、動きのない試合で最後の決定力で強引に勝ち点3をもぎ取ったという印象。ただでさえ3バック同士のミラーゲームだと試合が硬直するけど、お互いの運動量が乏しくなってくるとスペースを埋めるだけのディフェンスになりがちで、さらに試合は動かなくなると思う。だからセットプレーや数少ない決定機を決めきることが求められてくる。

やられた経験からかもしれないけど、熊本で一番怖いアタッカーは片山選手だと思う。しかし今、片山選手は左のWBをやっている。WBの宿命でもあるけど、守備に忙殺されていてスピードに乗った飛び出しやパンチ力のあるシュートはほぼなく、大半の時間でクロッサーに徹している。もったいないなと思う反面、ありがたい。3バックシステムの肝はとにかくWBだと個人的には思っている。片山選手とマッチアップするのはさんぺーになるわけだけど、同じコンバート組でも経験ではさんぺーに一日の長がある。ここで主導権を握って、片山選手を抑え込みたい。さらに熊本は序盤に前のめり気味に試合に入ってくる傾向がある。ただそれも20分程度しかもたないので、序盤にしっかりと試合をコントロールして、相手の勢いのままに先制点を取られることだけは避けたい。

我がチームを見て、気になるのはやはり誰を使ってくるかということ。連勝はしてるけども、9日間で3試合目になる状況で全く同じスタメンで来るだろうか。田坂さんはコンバートが好きな反面、選手起用は比較的いじりたがらない。オレはたまに出てくる選手が活躍するというスポ根的なのが好きということもあり、連戦時のローテーション支持派なので、少しはいじってほしいと思っている。特に試合を活性化させるという意味からも前線はいじってほしい。前節から言ってるけど、復帰後いきなり高松に負荷をかけすぎてると思うんだよね。試合に出られてない選手の悔しい気持ちをチームが苦しい時に発揮してくれれば、チーム力は間違いなく上がる。精神的な緊張を取り払うという意味からもローテーションをやるならホームがいいと思うから、いいタイミングだとは思う。あとは監督次第。

熊本は今季アウェイ5試合で手にした勝ち点はわずかに1。それでなくても今季はバトQ全勝でいくわけだから絶対に勝つ。今まで九州の他クラブに預けに預けた勝ち点は、昇格する今年に全て倍返しにして引き出すための2年越しの戦略なんだ。

熊本だけじゃなく福岡も北九州も、お前らまとめて覚悟しとけよ!全部勝つ!全部だ!
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昇格候補撃破!(10節京都戦)

2012-04-28 09:49:32 | マッチレポート12’
昨晩のうちに記事を書き始めましたが、1週間の疲れと祝勝会で飲んだお酒で激烈な睡魔が襲ってきたのと、浮かれまくった文章しか書けないメンタル状態だったので、やむなく翌日更新です。

正直試合前は怖いイメージしか湧かずに、勝ち点1でもOKとか思ってたことを、勇気を持って90分戦った選手たちに全力で土下座だね。

しばらくゴールが停滞気味だったのが、ここ2試合で5ゴール。復調気味ですな。昨日のゴールはいずれもセットプレーからと評されるんだろうけど、1点目については完全に相手DFラインを崩しきってるよね。意図のあるダイレクトプレーが3つ続いてのゴール。プレビュー記事でも書いたけど、高松とモリシは多くの場面でイメージが共有出来てる。あのシーンもモリシがボールにタッチする前に高松はもう走り出してた。モリシは高松というパートナーを得て、柔らかいプレーに徹し始めてから、怖さが増したと感じる。その周りを活かそうという意識は必ず自らのゴールというご褒美で返ってくるはずだから、そのままがんばてほしい。

タメのボランチがいい。前節の起用を最初に見た時に「永芳がいるのに」と思わなくもなかったけど、ここ2試合のタメの出来を見ると、この起用に頷かざるを得ない。運動量も文句ないし、意外と言ったら失礼かもしれないけど、ボール奪取時の体の使い方もうまい。1点目につながったファールをもらったのも中盤を駆け上がろうとしたタメが奪ったもの。もうオレたちにとっちゃ3年目の選手だけど、考えてみれば高卒ルーキーの年。まだまだ伸びていきそうだし、何にしても早くゴールが欲しいと思うし、本人もそう思ってるでしょう。『28番』の後継者はまだまだこんなもんじゃない。

上位クラブに勝ったのに、順位が一つしか上がらないことに本物の昇格争いに足を踏み入れ始めてることを実感。そんな気持ちになることが嬉しくもあり、怖くもあり。

5連戦のアウェイ2連戦を連勝でスタートさせるという絶好の滑り出しとなったGW。この後は『ホーム』3連戦。5連勝やったるで!
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仮想プレーオフ準決勝

2012-04-25 23:59:10 | トリニータ
仮に今日現在の順位のままシーズンが終わったとすると、金曜日の京都戦はプレーオフ準決勝と同じシチュエーションということになる。3位対6位。3位クラブのホームスタジアムでの1発勝負。今の京都のようなレベルのクラブに勝って、さらに翌週も勝つ。それくらいが出来ないとプレーオフは勝ち抜けないということ。分かってはいたけど、冷静に考えるとレベルの高さに少し気持ちが折れそうになる。まあ、でもいいシミュレーションになるので、それくらいの緊張感を持って試合に臨むのもいい訓練になると思う。

京都戦プレビューです。

前節の横浜FC戦をチェックした。京都についてはダントツの昇格候補ということもあり、開幕戦や鳥取戦、町田戦と既にけっこうな数の試合を観ている。一言でいえば「強い」ということになりますな。じっくりとボールを保持しながら相手の穴を探すスタイルのサッカー。元旦の天皇杯準優勝は決してフロックではない。ただ前節それまで今シーズン未勝利だった横浜FCに負けて3敗目を喫っしているようにどうにもならない相手でもないと思う。もちろん今もいいサッカーをしてるとは思うけど、去年の10月に大銀で完敗を喫した時の方がダイナミックなサッカーをしてたように思う。

横浜FC戦を参考に京都対策を考えてみましょう。まず横浜の布陣で効果的だったと思われるのが、大久保、田原のツインタワー。ケガでレギュラークラスのCBを欠いていると思われる京都のDFラインは明らかにこのツインタワーに手を焼いていたし、実際に2失点ともツインタワーの高さと強さに屈する形で取られている。ここについてはわざわざ考えるまでもなく高松、モリシで十分に務まるでしょう。京都にはほとんどの時間で主導権を握られるであろうし、さらにポゼッションすることもほとんど出来ないと思う。その時に少々苦し紛れのロングボールでもマイボールに収めてくれるポストプレーヤーが二人もいてくれることは攻守両面において大きな意味がある。さらに富山戦を観てて感じたのは高松とモリシの相性の良さ。これは得点シーンのようなクロスに合わせるとかではなく、どちらかの落としにもう一方が先に動き出して走りこむといったシーンで特に感じた。ピタッと通るシーンはいくつかしかなかったけど、完全にお互いが描いている絵が一緒だったし、ああいうプレーは期待が持てる。やっぱり色々な側面から考えて高松、モリシの同時起用に期待したいところだ。

ただ果たしてそれがベストの選択かというと、そうでもないと個人的には考えている。

京都は細かくパスをつなぐ攻撃をしたいので、前線から最終ラインまでを非常にコンパクトにしている。狭い局面でもパスを回せる自信と確かな技術力に裏打ちされたものだけど、これはハマるとボールを失っても失っても無限攻撃状態になりやすいので、相手からすると厄介だし手強い。しかし長所には必ず裏返しがあって、コンパクトにしたいがゆえに攻撃時に非常に高い位置にDFラインを置く。そうすると自然とDFラインの裏には広大なスペースが出来上がる。であれば高松かモリシを真ん中に置いて、両シャドーをコテ、タメ、後藤あたりにして、ボール奪取時にどんどん裏を狙える布陣にしてみるのも面白いと思う。連戦の真っ最中にもなるので、まだベストコンディションでない高松、モリシを同時に使い続けるのもリスクがある。バランスを考えた起用という側面から考えても効果的だと思う。この5試合で5連勝出来るのがベストだけど、そんなにうまくばかりはいかないので、5試合を1セットと考えた時にホームで必ず勝つために、アウェイの試合では勝ち点1で納得することも必要だと思う。

ただね、タイトルの通り、「仮想プレーオフ準決勝」として戦うなら勝ち点1じゃダメなんだよね。プレーオフ準決勝での勝ち点1は、すなわち6位クラブの敗退を意味するから。

ということでやっぱ絶対に勝たなきゃダメだ。2トップ起用でも、2シャドー起用でも、田坂さんがベストと判断したものを信じる。西京極の嫌なイメージを払拭するためにも、絶対勝とう!
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大仏ジンクス(富山遠征記)

2012-04-24 00:58:59 | 遠征記
大仏2連勝です。意味が分かりませんね。

富山遠征記です。久しぶりに前泊で遠征に行きましたが、色々と出来て前泊も楽しいですね。


去年は鉄路入りしたので、今回は空路入りにしました。行きの飛行機は復刻版というのか昔の全日空のデザインでした。羽田から富山空港に向かうルートはいったん富山市の上空を通り越して富山湾上で折り返して、富山空港に降りていきます。この降りていく時の景観の素晴らしいこと!富山湾と富山市街とその向こうに見える雪が残る立山が一枚のフレームに収まる様は本当に美しい。明るい時間のフライトなら空路入りがおすすめですね。


初日は富山市内をブラブラ。桜はちょうど終わりかけ。


城址公園。選手たちはこのすぐ横のホテルに泊まってましたね。富山は意外と大きな街で、歩きがいがありました。


そんな街歩きでジェフサポ垂涎のお宝を発見!商店街の中のさびれた帽子屋さんのショーケースにあったんですが、多分Jリーグ開幕当初の頃のものと思われるけど、なぜ富山市内にそれもジェフのキャップだけあったんでしょうか。いまこれを被ってフクアリに行ったらむしろいけてるかもしれない。


翌日は高岡まで。


本当は氷見まで行く予定にしてたんですが、天気が良くなかったため高岡で断念。左が氷見線。激シブ。


高岡には大仏があります。奈良、鎌倉、高岡が日本三大仏らしいです。奈良にも鎌倉にも行ったことがあるので、これで日本三大仏コンプリートです。去年は日本三景もコンプリートしたので、あと今年は水戸遠征の際に偕楽園に行って、日本三名園をコンプリートしとこうと思ってます。

で、大仏と言えば、今年は岐阜大仏を見てから行った岐阜戦に快勝。そしてこの日も高岡大仏を見てから向かった富山戦で快勝。こりゃ間違いなく大仏ジンクスだな。


まさにこの言葉の通りだな。大仏から見えない力をいただいているような気がしてきたぞ。こうなったら次はどこだ。何回も行ったことあるし、わざわざ行くのは面倒くさいけど、5月13日まで湘南の勢いが止まってないようなら、平塚行く前に鎌倉で大仏パワーを吸収していくのもありだな。あとは水戸の前に牛久の大仏あたりかな。


高岡市内を走る路面電車・万葉線。富山市内を走るポートラムやセントラムはスタイリッシュでかっこいいのが多いんだけど、こりゃかわいいね。

そして遠征の最後にちょっとおもろいハプニングが。

帰りも飛行機で帰ってきたわけですが、マッチレポートにもちょこっと書いた通り、機内ではちょっと前に日高主審が座ってました。まあ、そこはマナーですから納得いかない判定があったとはいえ、話しかけるようなことはしませんでした。さらに羽田の手荷物受取場でもふと気付くと隣に日高主審が立っていたので、何となくそちらに気を取られていました。で、自分のカバンとベビーカーが流れてきたので、拾い上げて帰ろうとしたら、後ろから「それ、私のカバンじゃないですかね?」と男の人から話かけられました。振り返るとそこには自分と全く同じカバンを持ってる「くまだまさし」が立ってました。確かに中を確認すると自分のものじゃないものが入っていて、謝って交換しました。握手してくださいなんて言おうかなとも思ったけど、迷惑かけといてそれもないかと思い、そのままやり過ごしました。いやしかし芸人さんのカバンを間違えて持って行きそうになるなんてことが本当にあるんだなとその後意味もなくニヤついてしまいました。

その日、大分トリニータの試合を裁いた主審とくまだまさしと同じ飛行機で帰ってきたのかと思うと、面白くもあり、不思議でもあり。それにしてもくまだまさしは富山で何してたんだろ。お付きの人もいたし、営業でもあったのかな。
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ホスピタリティ王国・富山(9節富山戦)

2012-04-23 02:01:18 | マッチレポート12’
いやー、勝った。遂に勝った。初めて飛行機でアウェイ遠征に行ったのは06年のビッグスワン。あれから約6年。遂に飛行機で行くアウェイ遠征で勝つことが出来ました。

今日はアウェイでの試合に加えて雨、風、不良ピッチと悪条件が重なった。試合前の練習を見てて、ケガ人が出なきゃいいなと思ってた。さらにその上に審判という敵まで付いてきちゃって、正直よく勝ったなと思う。

1失点目のシーン。録画で観返すしてみると微妙なシーンとも言えなくもないけど、現場では線審はしっかりとフラッグを上げたわけだから、主審との協議もなくうやむやのままにゴール認定したのは絶対におかしい。鹿島-浦和戦での怪しいジャッジ連発を松崎審判委員長は全て誤審と認めた上で、主審と線審が連携して正当なジャッジをするべきだったとコメントしていた。そんなことは当然J2の審判にもお達しが来てるはずで、それにもかかわらず、大分の選手たちには何の納得のいく説明もないままに、カードまで出しやがった日高は日高のままだったなと。帰りの飛行機で5列くらい前に座っていたので、搭乗中ずっと後頭部に「ちゃんとやれよ」視線をぶつけ続けときました。

内容は富山が前半から飛ばし気味に試合に入ってきたけど、上記の訳の分かんないゴールがなく、前半スコアレスくらいで終われてたら結構楽勝だったんじゃないかなと思ってる。あれがまだホームで勝てていない富山に勇気を与えてしまったし、苦労する時間が長くなってしまった要因になったと思う。ただそこは決定力ではさすがのところを見せつけてくれた。3点ともいずれも右クロスからで、特に高松とモリシのゴールは見事だった。今後のこの2人の決定力に頼らざるを得ない局面は必ず来ると思うから早々に結果を残してくれたのはいい兆候。他のFW陣が充実しつつあるだけに高松はうまくローテーションを使いながらケガなくいってほしい。

で、タイトルの何が「ホスピタリティ」かと言うと、今回は前泊で1泊2日での遠征でしたが、富山はいい人が多く、今回は特に男性(ほとんどがおっちゃん)が親切で色々なところで声をかけてくれて、感じのいい人が本当に多かった。スタジアムの運営の方々も「雨の中、さらに遠路わざわざありがとうございます」とか入場時に言ってくれたりと心の底からのホスピタリティを感じるわけですよ。さらに今日は試合前にビジョンにスタンドの様子を映して一番盛り上がってる人に賞品あげるよというイベントをやってた。大銀ドームでも長いことやってると思うけど、富山のバージョンは何とアウェイスタンドからも選んでくれるという本当にアウェイ側に優しい土地柄である。ちなみにこのイベント、うちの奥さまと子どもが選ばれてしまい、音波振動歯ブラシもらってました。カターレ富山の皆さん、ありがとうございました。イベントにアウェイ側からも参加してもらおうという配慮は大銀ドームでも真似してみたらどうだろうと思う。

こんな心づくしの富山だけに、あのオウンゴールはわざわざ富山まで来てくれたのに、しょーもない審判のせいで気分を害しちゃ悪いからっていうカターレ富山の心遣いだとしか思えないんだよね。さらに2点目のゴールは、我らが高松とモリシの復帰ゴールの価値をより高めてくれるための演出に過ぎなかったようにしか思えないんだよね。たださ、このおもてなしは有り難く受け取って、骨抜きにされとくのは今日一日だけにしときましょ。富山の足が止まる70分くらいまでは局面で負け続けて、押されっぱなしだったもんね。このままでいいはずはなく、京都戦での修正に期待したい。


6位ですよ、6位。前回3位にまで上がった時はあっさりと1節で振り落とされちゃったけど、今度はしぶとくしがみついときたいね。
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分水嶺

2012-04-20 23:20:28 | トリニータ
「やられたらやり返す」は勝負事の基本だと思う。富山には昨シーズン、これ以上ないというくらい悔しい形で負けた。それもホームもアウェイも。あれから半年が過ぎたけど、こういった類の悔しさは絶対に忘れずに試合にぶつけてほしい。日曜日はアウェイだけど、快勝を期待する。やっとこさ勝つんじゃ満足出来ない。快勝を期待する。

山形戦をチェックした。リーグ戦も既に8節を消化して、戦術を変更したクラブもあれば、監督交代をしたクラブもあるし、直近の試合をチェックしたくらいじゃ、研究にもならないんだけどね。率直な感想は、富山は19位に沈んでいるとはいえ決して弱くないということ。山形戦はセットプレーの一撃に沈んだものの、内容は悪くない。いや、ただ今回は絶対に勝つわけだから、あれやこれや言ってもあんまり意味がないからこれくらいにしとく。

15日間で5試合を戦うGWの連戦。

「分水嶺」とは簡単に言えば、そこを境に降った雨水の注ぐ海が変わる地点。この5連戦は間違いなく今シーズンの分水嶺になると思う。ここで結果を残したクラブだけがJ1という島の浮かぶ海に流れ込み、そして泳ぎ着く権利を得ることが出来る。逆にここでつまずいたクラブは来季もJ2、もしくはそれ以下という海に流れ込むだけ。幸いにも我が大分トリニータはクラブの総力が問われるこの連戦に合わせたかのように選手が戻りつつある。ただ勝つだけでなく、勝ち方や選手起用の幅も見てみたい。

今回の富山遠征は前泊で行きます。前回どこに前泊で行ったかとかちょっと思い出せないくらいに前泊遠征は珍しい。当日のお天気は怪しいみたいだけど、試合だけはスカッと勝とうぜ!
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もったいなかったのは百も承知だぜ!(8節徳島戦)

2012-04-15 22:33:25 | マッチレポート12’
決めるべき時に決めておかないとこういうことになる、昇格を狙うなら勝ち点3を取らなきゃダメな試合だった、決定力云々・・。そりゃ全部その通り。オレも100%そう思ってる。

でもよ、こんな試合だったからこそ、あえて今日はいいとこ探しに徹する。いいとこ探して、探して、探し倒す。だから次は必ず勝ってくれ。

前節の後藤くんに続いて、今日も高松、タメ、ドンミョンの3人が今季初スタメン。全員が良さを出して、全員が大事な戦力であることを見せつけた。まずは高松。プレー内容についてはもはや言うに及ばず。シュートが1本しかなかったのは寂しいが、驚くべきは80分も出場出来たこと。徐々に上げていってくれればいい程度にしか思ってなかったから、試合が進むにつれてもなかなか交代が告げられないことに少し不安にもなってしまった。ただ何もないようだし、高松がこれくらいの時間を計算出来るようになると攻撃の幅は今後さらに広がることが期待出来る。高松の良さはパートナーを選ばないこと。その安定したポストプレーを軸に同タイプのモリシでも、ドリブラータイプの西でも、裏に抜けだすタイプのキジ、タメ、後藤、コテ、どんなタイプとでも合わせてくれるところだと思う。まぁ、まずは今季初ゴールに期待だね。

そしてタメ。高校生の頃から随所に可能性を感じるプレーを見せてきたタメだけど、その反面で少しあっさりとしてたとこもあって物足りなさは拭えなかった。でも今日はキックオフからアグレッシブな姿勢を貫き通したところに好感が持てた。間違いなく前節の後藤くんの奮闘が影響してると思うけど、チームの底上げってそういうことだから大歓迎だよ。タメも早く初ゴールほしいね。

で、最後にドンミョン。多くの大分サポーターが今節のスタメンを望み、そして見事にその期待に応えた形になった。もちろん試合に勝ってないわけで、100%OKではないが、これまで7試合ベンチだった選手があの水準のプレーを90分続けることがスゴいと思うんですよ。開幕して1ヶ月以上、自分の中でやれるという思いがありながらスタメンで使われず。そんな中で、精神的にも身体的にもベストに保っておくのって本当に大変なことだと思うんだよね。仕事がちょっとでもうまくいかないとすぐ腐るオレが言うんだから間違いない。最も運動量を求められるWBを85分近くやりきって、さらに最前線に投入されてからも献身的にチェイシングしてる姿見て、ちょっと涙線緩んだもん。もう少しスムーズにシンプルに左足でクロスを上げられるようになると無敵なんだけどな。多くの人が言ってたけど、ガミさんWBでドンミョンストッパーの方が安心して見てられると戦前はオレも思ってた。ただ前半の二人がよく絡んでチャンスを作り出してるのを見て田坂さんの狙いはここだったのかと納得した。より攻撃的に行くならガミさんを後ろに置いておいた方が効果的だってことにね。

それから、ここ5試合で1失点しかしていないDF陣もよくがんばってると思う。今日はあんまり出番がなかったけど、1試合で最低1つはスーパーセーブを見せてくれる圭介。放り込まれるロングボールに対して無類の高さと強さを誇る阪田。開幕2戦こそスタメンを外れたものの、的確な守備と田坂さんの指示に忠実に従いオーバーラップする姿に好感が持てるサク。守備がきっちりと整備されててこそ試合が作れるというもの。ここ2試合は沈黙したけど、後ろの奮闘にそろそろ前の選手も応えてくれるでしょ。

ということでいいとこ探し終了。どうだ、こんだけ書いたぜ。書いるうちに、何だか今日は試合に勝ったような気分になってきたぜ。今週はこの状態のまま過ごしたら気分良く過ごせそうだ(勘違いだけど)。嫌な仕事でもバリバリ出来そうだぜ(勘違いだけど)。週末は意気揚々と富山に乗り込んでやるぜ(勘違いだけど)!




でもさ、上位陣がポロポロと勝ち点落としてるとこ見ちゃうとなおさらもったいなかったって思っちゃうのが本音だよ、やっぱり。勝ちたかった・・。
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絶不調のチームと対峙して

2012-04-14 22:52:27 | トリニータ
徳島戦プレビューです。

3連敗、5試合勝ちなし、約500分間も流れの中からのゴールなし。現在の徳島はこれでもかというくらいの絶不調だ。個人的にはシーズン前に昇格候補の筆頭に挙げてただけにちょっと信じられないという思いだ。今年のトリニータは岡山や岐阜といったそれまで今シーズン未勝利だったチームにもきっちりと勝利してるので、そんなに心配はしてないけど、やっぱり徳島は死に物狂いで勝ち点を取りにくるだろうし、やりにくいことは事実だね。

直近の岡山戦とヴェルディ戦を録画でチェックした。どちらの試合も60分くらいまでは被シュートをわずか1本に抑えて主導権を握り続けて試合を進めるも、終盤に失点を重ね敗戦という展開。これは大久保、フク、那須川、花井という総取替え(西嶋選手は岡山戦から復帰)されたDFラインの成熟度に問題があるのかなと感じる。徳島攻略で特に参考にしたいのは岡山が後半から見せたサイドチェンジを軸にしたサイド攻撃。岡山はほぼ右から攻め続けたけど、サイドで複数人が絡む攻撃に徳島はタジタジになっていた。さらに徳島はクロスに対して中の選手がボールウォッチャーになってるシーンが多く、飛び込んでくる選手を捕まえ切れずにシュートを浴びることが多い。コバちゃんのことだから時間が経てばきっちりと修正してくるだろうからDFラインが整備されてくる前に叩いておきたいところ。

一方得点が取れていないとはいえ、タレントの揃う攻撃陣はやはり警戒が必要。札幌から移籍してきたジオゴ選手は完全にコンディション不良だが、エース津田選手に2列目の衛藤選手と鈴木達也選手が絡む攻撃は怖い。2列目は徳重選手の選択肢もあるようだが、個人的にはこの組み合わせが嫌だなと思う。あとは飛び道具。徳島には那須川選手のロングレンジからくる無回転のFKと大久保選手のロングスローという、いずれも栃木から移籍してきた選手による飛び道具がある。大久保選手のロングスローはほとんどが山なりで来るので、うちのDFラインにとっては脅威にならないだろうけど、那須川選手のFKはパンチ力があっていいシュートが来る上に、かなり遠い位置からでも狙ってこれるので、自陣に入ったら不用意なファールは厳禁。

さて、それでは我が大分トリニータがどうやって徳島を攻略するか。スタメンが少し変更になりそうだという情報がありますが、誰が出ようがポイントは上記の通りサイド攻撃。WBが軸になるのはもちろんだが、岡山はサイドの選手に複数人が絡むようにしていい攻撃を繰り返していた。それを倣うとして、例えば右サイドならサンペーにコテあたりが落ちて絡むのか、はたまたサクがサンペーを追い越して上がっていくのか、いずれにせよ思い切ったプレーをしてほしいと思う。

前節で連勝は止まったけども、ホームに戻って仕切り直し。もう一度連勝スタートのきっかけとなる試合にしたい。観客動員も気になるところ。J2では上位をキープしているものの、早く1万人試合を達成したい。今のJ2はホームで3千人集めるのがやっとのクラブがほとんど。成績はもちろん必要だが、観客動員でもJ1に昇格する価値のあるクラブだということを見せつけて、あとは財布だけという状態にしたい。

よし、勝つ!(川口ではない)
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だからマスコットにGKやらせるのはやめなさいって(甲府遠征記)

2012-04-09 23:03:17 | 遠征記
今回は本当に遠征なんてもんじゃなく、行って試合観て帰ってきた。本当ただそれだけですが、ちょっとだけ記録に残しておこうと思います。

まずはグルメ編。


出ました、B1グランプリチャンピオン!「鳥もつ煮」選手の入場です!これがね、けっこう美味いのよ。甘辛そうな見た目だけど、そんなにくどくなく、車で行ってなきゃ間違いなくビール頼んでましたわ。


続きましては、大ベテラン・「ほうとう」選手の入場です!まぁ、間違いないよね。もちもちの麺に野菜たっぷりの具を味噌でまとめてるんだもん。間違いが起こるわけがないよね。美味いよ。このほうとうがけっこうボリュームがあったので、お腹いっぱいでスタグルは自重しました。

お祭りやってんのかなーと甲府駅前にふらふらと寄ってみたら社長が一人でたたずんでるのを発見してみたり、スタジアムに向かって歩いていて、横を歩く人がやけに威圧的だなと思ってふと顔を見てみるとTJだったりと、そんな道中を経てスタジアムへ。


この幕って新調しましたかね?完全にイメージですけど、もっとボロボロだったような気がする。


今年お初のニータン。ニータンって絶対に進化してますよね?昨日は信じられないくらい身軽にサイドステップ踏んでみたり、昔よりも明らかに歩くのが大股で速くなってたりと驚きを禁じ得なかった。ニータンには変わってほしくないというのが素直な気持ち。


ニータンとヴァンくん、フォーレちゃんは09年の等々力で共演済みだもんね。大分サポに向かって愛嬌振りまいてる時に圭介と上福元が出てきちゃった時の何とも言えない混沌ぶりはちょっと面白かった。圭介たちもニータンもヴァンくんもみんな困ってた。


天下取り物語に合わせてカメラマンも忍者姿に。

で、最後に噂のPK合戦。


大分サポを中心に試合前のイベントとしては異様な盛り上がりを見せたわけだけど、通称「フクアリの悲劇」を目の前で目撃した身としてはマスコットにGKをやらせたら絶対にダメなんだということを今日何度も言っておきます。動きのかわいいマスコットたちにやらせたら微笑ましい絵になるっていう気持ちは十分に分かりますよ。でもね、あの悲劇を繰り返したら絶対にいけないんです。なぜって?ジェフィだかユニティだかの頭がもげて天下取りに失敗した上総国のクラブはあれからずっとJ2にいるから。悪しき歴史は繰り返してはならぬ。
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今季初の完封負け(7節甲府戦)

2012-04-09 00:46:11 | マッチレポート12’
連勝中だったからこそ、負けたことを冷静かつ慎重に受け入れる必要がある。

正直まだこの試合結果の位置付けというか、評価付けが自分の中で出来てないんだけど、明日になっちゃうとまた印象が変わってしまうので、今の新鮮な気持ちのままに書いてしまおうと思う。

前半は2本ほど決定的に危ないシーンはあったものの何とか0で抑えたので、ほぼプラン通りに後半を迎えられたと思ったけど、後半になってもなかなか甲府の前に出てくるテンションが下がらなかった。前節もホームで負けてて、ホームで連敗するわけにはいかないという強い気持ちが甲府の選手を突き動かしていたんだろうとは思うけど、ここがちょっと予想外に長かったし、その流れの中で我慢し続けることが出来なかった。

攻撃面を見ても、やりたい攻撃は皆無だったと言わざるを得ないと思う。初先発だった後藤くんを中心に頻繁に裏を狙ってたし、勝負の後半に向けてのジャブだなということは良く分かった。ただいつもより早めにジョーカーを投入したところに田坂さんの焦りを感じたし、悔しいけど、キジも山本英臣には完全に封じ込まれた。

手も足も出ないほどではないけども攻守両面において甲府の方が上手だったことは認めざるを得ないのが現状だと思う。ただ、甲府を強豪クラブとして評価するのであれば、アウェイでそこそこやれたということでいいんだろうけど、その甲府のJ2内での位置付けがまだ不明確なうちにそういう評価も危険だなとも思う。そもそも「負けたけど、相手が甲府だから」っていうのは自分たちのチームの選手に対して失礼だよね。

3連勝は型にはめ込んでもぎ取ったわけだけど、それを引き出しの一つにするのはいいけど、ずっと続けるわけにもいかないわけだから、それがいったん途切れたここからが大切だと思う。次節はお得意様で現在連敗中の徳島とはいえ、昇格を狙っていて、コバちゃんが率いるチーム。そんなに簡単に勝たせてくれるチームではないでしょう。ここからの1週間を田坂さんはどうやって使ってくるんだろうか。難しくもあり、楽しみでもあり。また徳島の試合の録画でも観ながら想像したいと思う。


遂にベールを脱いだ大分ユース史上最高のゴールマシーン。ここまでベンチにも入ってなかったから正直唐突感はあったものの、今日の90分で確実に戦力になることが証明された。もっとシュートシーンが見たかったね。これで西、モリシが戻ってくれば、前線の層の厚さは決して昇格候補クラブにも見劣りするもんじゃなくなるんだけどね。
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JFK'sVFK

2012-04-06 23:28:50 | トリニータ
甲府戦プレビューです。

シーズン前、やや強引とも思える形で大分から仕掛けた「J2天下取り物語」。まさか1発目の対戦が同勝ち点の3位4位対決で迎えるとはどちらも思ってなかったでしょうね。このタイミングで対戦出来ただけで甲府側にもこの仕掛けはご満足いただけたんじゃないでしょうか。ニータンはそろそろ九州を出たあたりでしょうか。

北九州戦を録画で確認しました。甲府は今年から城福監督が率いてるわけですが、今のところ城福色は皆無といってもいいでしょうね。というよりも城福さんっぽいサッカーも見え隠れするけども、有効に機能していないと言った方がいいかもしれない。しっかりとポゼッションしてはいるけども、ポゼッションしてるだけ。アタッキングサードでは「2トップに預けて後は頼んだサッカー」なので、極論を言ってしまえば、最終ラインからロングボールを入れた方が相手のDFは間違いなく嫌だと思う。ダヴィと高崎にはそれくらいのポテンシャルがあるし、ボール回しをしてるだけ時間とスタミナの無駄だと思う。北九州戦はまさにそんな試合で、圧倒的に主導権を握りながら60分を境に甲府の足がピタッと止まり、防戦一方だった北九州が主導権を奪い返した。一番早かったのは堀米選手で何と後半10分で足をつって交代。1週間で劇的改善を見せるとも思えないので、甲府は走力に難有りと見ましたよ。ちなみに個人的には背番号5・ドウグラス選手に注目してます。身長のあるブラジル人DFで一見良さげな助っ人に見えるんだけど、ただね、何かやらかしてくれそうな空気を持ってんだよね。北九州戦で目の前で竹内選手がシュートを打つのに目で追うことしか出来ずに体は反応しなかったドウグラス選手。最終盤にうちの24番と対峙して、果たして体は動くのだろうか。ちょっと期待して見てる。

ということでやることは一つ、ダヴィ対策。北九州戦ではノーゴールだったわけだけど、決定機は多く作っていて、やはり脅威。今週は仕方がないけど、9月にホームで対戦するまでには、名古屋方面か大阪方面あたりにお引越ししていていただけると助かります。北九州がダヴィ対策として採った戦術は極めてダーティーなもの。この試合の試合後にダヴィが北九州DFに突進していったらしいけど、気持ちは分かる。何せ試合開始90秒くらいでダヴィはもう怒ってたからね。ボールが遠い位置にある時にわざと体をぶつける、やり返されたら大げさに痛がる。結果的にダヴィを完封したわけだから効果はあったのかもしれないけど、我がチームにはあんなことをしてまでダヴィ封じをしてほしいとは思わない。

この試合で求められるのはチームとしての幅。3連勝はいずれも同じ形で勝利したわけだが、ダヴィ擁する甲府を終盤まで0点に抑えるのはなかなか難しいと思う。1点くらいは覚悟しておいた方がいいと思う。そこで大事になってくるのは試合を壊さないこと。簡単に言えば、山形戦のような試合運びをしないこと。1点取られれば小瀬の雰囲気から甲府は押せ押せのサッカーを仕掛けてくると思うけど、そこで耐え忍ぶこと。序盤からコツコツとボディブローを当てながら、最少失点差(もちろん得点差がない状態だったり、もっと言えば勝ってる状態がベストだけど)で終盤を迎える。耐え忍んでれば、前述の通り甲府の足は止まると思う。そこまでいけば、最後に何が起こるかは、わざわざここに書く必要もないでしょう。

何とか勝ちたい、何としてでも勝ちたい。

序盤とはいえ、上昇気流に乗りかかってるのは間違いない。ここで結果を残せれば、選手たちが自信を持って、様々なことが好循環し始めるのは間違いない。ダヴィは怖い。震えるほど怖い。09年の悪夢はコイツから始まったと言っても過言じゃない。豊スタで大海を引きずり倒して、周作のニアを打ち抜いたゴールは今でも脳裏に焼き付いている。しかし今の大分は震えながら頭を抱えて嵐が過ぎ去るのを待っているだけのチームではないと信じている。この震えは相手が信玄だけに「武者震い」であることを信じてる。

「信玄の首、獲ったどー!」
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3連勝、ありゃーっす!!(6節愛媛戦)

2012-04-02 00:17:17 | マッチレポート12’
来たで、3連勝!来たで、3位!来たで、高松大樹復活!

何かいいことずくめでちょっと怖いくらいですな。試合はほぼ狙い通りということでいいんじゃないだろうか。前半のローテンションはもはや内容が低調なのではなく、試合を決めに行く後半に向けての布石だと断言出来る。必要以上に多用するサイドチェンジを見てそう思った。そして後半にセットプレーで先制。最後に木島あたりがダメ押しをしてたら完璧な試合運びだったんじゃないだろうか。

勝ちパターンを持つことの大切さを知る3連勝となった。今日も先制後に少し流れが愛媛に行きかけたところでいつもより早めに木島を投入して強引に流れを呼び戻した。さらに後半35分あたりにきわどいシュートを2本ほど浴びたところで今度は高松を投入。スタジアムが最高潮に盛り上がり、これで愛媛から反撃をする力を完全にそいだ。試合後の選手たちのコメントを読んでも、戦い方に対する自信に満ちていることが良く分かる。

ただ、ただやっぱり甲府と岡山、岐阜、愛媛は違うと思うんですよ。甲府はローテンションで前半をゼロに抑えられるほど甘くはないと思うんですよ。田坂さんがどんな戦略で挑みにいくのかを考えるだけで楽しい。ちょっと強引に仕掛けた感のある「J2天下取り物語」の1発目の対戦がこんな状況で来るとは思わなかったな。

最後にジョンハンについてちょっとだけ。今日はフル出場したジョンハン。今季のこれまではまだ体のキレを感じることがなく、本調子には程遠い感じだったけど、今日はかなり良化されてきているように見えた。詳しくはまた甲府戦のプレビューの時に書きたいと思いますが、ちょっと期待したいと思える動きだった。

ということで今日はリアルタイム観戦をしていないので、簡単にこの辺で。

3位か、ちょっと信じられんな。
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