Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

そろそろ総力戦モードに(14節千葉戦)

2011-05-30 01:54:40 | マッチレポート11’
こんなもんじゃ折れないよ。このチームを信じるって決めてるからね。

前半のうちに2点目が獲れたことは大きな収穫だ。正直獲れると思ってなかったし、さらにボランチが飛び出してスペースを作り出して、最後にFWが詰めるというめちゃくちゃいいゴール。今までの試合も前半は良かったけど、2点目は獲れなかった。ここを成長と捉えよう。

今日観てて、思ったのは前線のタレントはJ2でも屈指の個だということ。特に前田の仕掛けと西のドリブルは前節、今節で完全に証明されている。もっと点は獲れるはず。どんどん行こう。

ベンチの人材不足をアウェイだと特に痛感する。途中交代で飛び出して行って雰囲気を変えられる選手が欲しい。さんぺーの復帰はいつだろうか。メンバーも固定されてきてしまった印象もあり、ガムシャラにポジションを奪いにくる選手が出てくることはチーム力の底上げとして絶対に必要。

負けてしまったことは仕方ないし、次に活かしてほしいとしか言えない。

ただ選手たちに一つだけ注文をしたい。

失点した後は空元気でいいから声を出して、お互いを鼓舞し合おう。今日も最初の失点後に全員が下を向いてトボトボとセンターサークルに向かう姿を見て、この結末は容易に想像がついてしまった。

声を出すことに若いからとか経験が少ないとかは関係ない。あのアウェイの雰囲気の中で気持ちが萎縮したらラインも下がるし、球際も勝てない。本当に微力だけど、オレも頑張る。全員で勝ち点3を獲りに行こう。
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「ジャイアントキリング」ではない

2011-05-28 11:47:46 | トリニータ
下位のクラブが首位のクラブを叩くことを「ジャイアントキリング」なんて言う風潮がありますが。大分にとって千葉は決してジャイアントではない。

9年間も連れ添った「おともだち」である。

それはどのJクラブよりも長いお付き合いである。

2003年の大分のJ1昇格により始まった関係。

2003年。大分の降格危機。最終節までもつれるも、コバちゃんの神通力やエジ最初の降臨などで何とか残留。

2005年。大分2度目の降格危機。アノ人を監督に据えちゃったもんで夏までは降格まっしぐらも、シャムスカとエジ2度目の降臨で最後にはその年のJ最強クラブに。

2007年。大分、千葉ともに降格危機も、千葉は夏が終わるころくらいには脱出。大分も苦しむが、エジ3度目の降臨をはじめ補強で何とか生き残る。

2008年。千葉降格危機。主力の大量流出でミラー監督就任まで勝てず、苦しむも奇跡の最終節逆転勝利で残留。

2009年。今までの奮闘が何だったのかと思えるくらいに両クラブともあっさり降格。

2010年。お互いに1年でJ1復帰を掲げるも仲良くJ2残留。

こうしてみると、お互いを引き裂く壁がこんなにもたくさんありながらもずっと乗り越えてきた関係。

そう、だから千葉は「ジャイアント」ではなく「おともだち」なんである。来年も「おともだち」でいてもらうには何としてでもJ2に残留してもらわなければならないのである。

だから明日は勝つ!!

この素敵なおともだち関係を今後何十年、何百年と続けていくために明日は勝つ!!

まぁ、でもオーロイは文字通り「giant」。この「giant」だけは「killing」しとかないとね。
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年イチ(13節東京V戦)

2011-05-22 21:12:41 | マッチレポート11’
当たっちゃったね、年イチ。

基本的には審判のことをあーだこーだ言うのは好きじゃないんだけど、どうしてもああいうのに年イチくらいで当たっちゃうよね。ちなみに去年はホーム福岡戦の佐藤隆治。

岡部さんだっけ?色々とマズいとこはあったんだけど、彼が一番マズかったのは前半と後半で判定の基準を変えちゃったこと。前半はちょっとしたコンタクトにことごとくカードを出して、スタジアムが不穏な空気になっちゃったもんだから、後半はほとんどのファールをスルー。でもって前田俊介の突破も笛吹けず(スロー映像で完全にかかってることを確認)。あそこで自信を持ってスルーしたのなら、前田にシミュレーションのイエローを出すべき。それが出来ないから誰からも信用されない。さらにセンスないのが「帳尻カード」の出し方。あの時間帯に数的な差をつけられてもあんま意味ないんだよ。

週末の試合を楽しみに1週間がんばって、選手たちの動き以外でガッカリさせられることほど脱力することもない。しばらく試合外されるだろうからきっちり修行してこい。

今日は主審にリズムを崩されたからか、全体的にチグハグだった。単発ではいいプレーが出るものの、続かない。相手チーム以外が敵になっちゃう試合も残念ながらあるのが現実だから、いい経験したと思って次につなげなきゃもったいない。

圭介のビッグセーブは素晴らしかったけど、PKの原因は本人のコーチングミスだから殊更に褒めたたえる必要はないと思ってたけど、その後のアップ映像での厳しい顔つきを見たら本人も分かってそうだったので、心強く思えた。

さて、次節はまたもや首位の千葉。3節で2回も首位と当たるなんて巡り合わせが良過ぎる気もするが、まぁいっちょやったるか。基本的には大分の首位叩きはホーム限定だと思ってるので、そんなに強気にもなれないが、守備のバランスはいいし、そんなにビビることもなし。
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課題を一つずつ解決(12節栃木戦)

2011-05-15 20:39:03 | マッチレポート11’
前節鳥栖戦の敗戦を次に活かすという意味では今節のテーマは、相手が首位の栃木であることも考え合わせると、とにかく勝つことだったと思う。それを見事にクリアして、おまけに前半は内容までついてきた。前節の負けを無駄にしないという十分すぎるくらいの意気込みを選手たちから感じた。これでいいと思う。これを1シーズン続けていけば、強くなるし、観ていても面白い。

それにしても前半はいいサッカーだった。田坂監督の目指すサッカーはこれだなと思えた。全員が前へ前へと向く流れのあるサッカーはとても気持ち良かった。今日に限らず、今年は前半の内容がいいことが多い。スタッフのスカウティングがいいのか、選手たちが突っ込んで試合に入っているのか理由は分からないが、次は前半のうちに勝負を決めてしまうような試合を狙ってみてほしい。今日もジョンハンのバー直撃もあったりと、全く調子の上がってこなかった首位チームを前半のうちに沈めておけるチャンスは十分にあったと思う。

田坂監督は今節右SBをいじってきた。これも間違いなく前節の反省を活かしてる。刀根とマツケンが今までレギュラーを張ってきたが、どちらもアップダウンを頻繁に繰り返すのが魅力の反面、どうしても90分もたない。鳥栖戦は刀根に1枚カードを使ってしまったことで最後の最後にしわ寄せを生じさせてしまった。だから池田のようなCBタイプの選手を置くことでまずは守備をしっかりさせるという意図だったと思う。そして見事に的中した。もちろんSBが上がれなければ、サイド攻撃は活性化しない。このまま本職外の池田が居座るようでは進歩はないと思うし、刀根やマツケンの巻き返し、そして藤川の復帰も期待したい。

さてもはや伝統芸能化してきた大分のホームでの首位叩き。去年も柏-徳島とホーム連戦でその後のアウェイ・ヴェルディまで3連勝だった。今年もこの後が同じ流れ。ということで今日は助けてあげた千葉だけど、今度はそこまで一気に叩きに行きますか。

最後に今日一番印象に残った小笠原さんの実況。幸野志有人が初出場しましたが、その際に「J史上最年少移籍」という言葉を使ってた。森本や稲本で最年少出場とか最年少得点とかは聞き飽きてたけど、「最年少移籍」って言葉が新鮮だった。確かに彼と同学年の子たちはこれからプロ選手になるのに、もう既に移籍を経験してるってスゴいなと改めて思った。今日はまだいいとこを見せられなかったと思うから次に期待。
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悔しい(11節鳥栖戦)

2011-05-08 23:59:56 | マッチレポート11’
試合終了後にスタンドで感じた思いと、少し時間が経った今の思いは少しは違ってきてると思うけど、とにかく悔しかった。もうこの一言に尽きる。







走力戦をテーマに掲げて戦う今季。どんなに不細工だろうが、どれだけ点が獲れなかろうが、今日みたいな最後に走り負けて力尽きるような負けだけはしちゃいけなかったと思う。ただ今日の試合は選手たちも戦ってたし、死ぬ気で走ってるのは伝わってきた。だって前田俊介が足をつってるシーンなんて見たことないよ。

だから悔しい。

少し時間が経った思いなので、あまり正当化するつもりや負け惜しみのつもりもないけど、「悔しい思い」が少し嬉しい。また去年と比べちゃってアレだけど、去年は負けても悔しいと思えない試合も多々あった。今年のチームは団結してて、選手たちの思いが伝わって来るから共感出来る。一緒に悔しいという気持ちを共有出来ることが単純に嬉しい。

だから切り替えるんじゃなくて、この試合を受け止めて次に進もう。

次は首位の栃木。いいじゃない、上等だよ。首位がうちのホームに来ることがどれだけ怖いことか見せてやろうよ。そのことを体験して知っている河原も今頃布団かぶって震えてるぜ。





今日は少しメンバーをローテーションさせてくることを期待してました。スタメンが固定化されてきた感もあり、それ以外のメンバーの奮起を促したいとこ。個人的にはこの二人に期待してます。いづれも開幕戦はスタメンだった二人。このままでいいはずはなく、若者らしいガムシャラさを見せてほしい。

いいとこ探しじゃないけど、モリシのゴールだけ録画で確認しました。後ろから観ててもスゴいシュートだと思ったけど、横から観るとなおスゴい。前節、西のミドルがスゴかったけど、それも超えてる。トリニータ史上でも指折りのミドルと言っても過言じゃない。

モリシ、得点王狙おう!1点でダメなら2点獲るまで。


さて、鳥栖遠征を持ってGWも終了。トリニータが負けたから連休明けの仕事がかったるいとか言ってられません。乳飲み子を抱えながらも、連休中2度の遠征を許してくれた奥様のためにもまた仕事がんばります。
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少なくとも去年はこんな試合なかった(10節徳島戦)

2011-05-04 23:43:08 | マッチレポート11’
中3日の試合だから後半があんな感じになっちゃうのは予想通りなんだけど、最後の最後にゴールをこじ開けられたことは本当に評価出来る。比較対象がそこじゃいけないというのは十分承知してはいるものの、あえて言いたい。

少なくとも去年はこんな試合なかった。

徳島が連戦の中で現実的に勝ち点を獲りに来たこと(リトリート気味)もあって後半はほとんどがうちペースで進みながらもゴールのにおいが感じられるプレーは数少なかった。それでも最後の最後にこじ開けられた。これはやっぱり「走り勝ってる」と考えていいんじゃないかと思うんだ。

今は最後の精度がどうだとか、試合の運び方がどうだとか、を評価するよりも相手よりも走れていたかを評価する段階だと思う。だって「走力戦」なんだから。そういう意味では今日の90分を観て、改めて今年のチームを全力でサポートしたいと思わせてもらった。だからもちろん鳥栖戦も期待する。泥臭くていいから走り勝って、ゴールをこじ開けよう。

それにしても西のゴールはゴラッソだね。スピードにのったドリブルも良かったけど、ネットに突き刺さるようなシュートが爽快だった。決定機に絡む数も増えてきて西の良さが徐々に分かりかけてきたぞ。

4試合を終えて1勝1敗2分で勝ち点5の12位(何度も言いますが、FC東京より上)。既に全勝および全敗チームはなく、いきなり大混戦の様相(FC東京を絶望の淵に追いやるには3チームくらいが抜けてくれる方がいいんだが)。今日もすっかり忘れていたけど、昇格候補に上げられ、前節千葉を破った強豪徳島が相手だったわけだし、大分がこれから上位に進出出来ないわけではない。

最後に、試合が終了してから2時間後にレプユニを届けてくれた佐川のお兄さんに改めて感謝。
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走力戦の片りんは見えた(9節岡山戦)

2011-05-01 17:29:22 | マッチレポート11’
いくつかあった決定機を仕留めておけば、確かに勝てた試合だったかもしれない。ただ気持ちが見えて、最後まで戦い抜いていたから帰り道でも「いいもん観た」という気持ちになれた。






試合終了と同時に岡山の選手ばかりがバタバタと倒れていった。ジョンハンやさんぺーに引っ張られて裏へ走り回らされた3番はラスト10分使い物にならないくらい足をつっていた。

ジョンハンや森島もいっぱいいっぱいだったとは思うが、最後まで走りきった。「走力戦」をテーマに掲げた今年。3戦目にして初めて走り勝ったと言える試合だったんじゃないかなと思う。連戦になるし、これからが本番と言える徳島、鳥栖。ここでこの日休んだマツケンや裕大、それからさんぺーあたりと少しでもローテーション出来るようになると大きいと思う。今年はこれから4試合もミッドウィークに試合が組まれてるからね。まさに「総力戦」。

田坂監督の打ち手は明確だと思う。

いまいち機能してなかった4-2-3-1から4-4-2へチェンジ。前の2試合に比べて2列目が格段に活きた。2列目とサイドバックが絡んだ攻撃の形もいくつかあった。前評判の高かった西のするどいドリブルをやっと拝むことが出来た。

前節終了間際にセットプレーから決勝点を許して「選手たちが高さがなく、セットプレーに対してネガティブなイメージを持っている」というようなコメントをしてたけど、先発に森島、刀根を持ってくることで対応。危ないシーンは少なかった。

土岐田のボランチコンバートはまずまず成功。数少ないメンバーでやりくりしなきゃいけない中でこの選択肢が増えたことは大きい。体が強くて、器用で、一生懸命やる。ポリバレントな選手として大事な要素を備えてるからやれそうだとは思ったけど。大分加入から1年経たないうちに土岐田が担当したポジションは右サイドバック、左サイドバック、右サイドハーフ、右ウイング、ボランチ。完全に藤田を超えてる。刀根にも言えることだけど、器用貧乏で終わるなよ。

さて、3日後にはもう徳島戦。去年のGW連戦の千葉戦は目も当てられないような惨状だった。昨日全力で戦った後遺症が少し怖いが、がんばってほしい。

ホームでもいい試合しよう。いや、むしろホームでいい試合をしよう。










試合前は倉敷を散策しました。いいとこですね。柳川もこんな感じだった記憶がある。


昨日は当日中に帰れる飛行機がなかったので、サンライズ瀬戸で帰りました。ノビノビ座席という寝台料金が不要な席にしました。簡単に言えば、仕切りのある雑魚寝。でも体は横に出来るものの意外と眠れなかった。快適だったら鳥取遠征の時も使おうかなと思ってたけど、もうちょっと考えよう。
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