Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

いいゲームだった(24節広島戦)

2019-08-31 02:12:20 | マッチレポート19'
今年の夏休みは1週間ヨーロッパに行っており水曜日の夜に帰国したばかり。時差ぼけでそのまま一睡もしないで出社。2日経った今も何だか常に眠い感じ。しかし順番が変わってしまうことだけは避けたかったので眠い目をこすりつつ(実際に前半は何度かウトウトした)先ほど広島戦を観た。


好調の広島を相手に球際の攻防激しい好ゲームだったと言っていいんじゃないだろうか。結果として2試合連続のゴールレスとなってしまったけども説得力のあるチャンスもたくさん作れていた。特にワンタッチのフィーリングが良く狭い局面をうまくすり抜けられていた。勝ち切れてはいないけど、決してチームの調子が下降気味だとは思わない。


智輝の好調さが光る。いや、もしかするともうこれが水準で好調なんてものじゃないかもしれないけど、対面した同い年の森島司とのマッチアップの際にはより一層力が入ってる感があった。開幕戦でがっつりやりあった安部裕葵がスペインへ移籍していったように「オレも」の気持ちは必ずあるはず。そして今日コパアメリカに続く代表招集が発表となった。コパ以降も好調さを継続していることから当然の選出と思っているけど、代表行ってさらにレベルアップしてきてほしい。代表なんて最後は運。だけどオレは智輝が本番に招集されるだけの力は十分に持っていると思ってるからあとは思い切っていこう。


常に1対1の局面が続く展開になることが予想された試合で、その部分については片野坂さんからしっかりと落とし込まれてた印象を受けた。ミラーゲーム風味の試合でこの点で最も痛い敗戦を喫したのは第2節の松本戦。その松本とのリターンマッチを前に強度を強く出せていたことは良かったと思う。明日も是非その部分で負けないように。


ということで今日までに広島戦を観て、この記事を書いた自分をほめてあげたい。さあ、松本行くぞ。
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ハマった負けパターン(23節鹿島戦)

2019-08-17 21:55:35 | マッチレポート19'
100%鹿島アントラーズの試合。ただそんなに悪い試合だったとも思わないんだけど、せっかく28千人も入った試合でご披露する内容の試合ではなかったなと。そこだけが唯一残念だった。


開幕戦の反省からしっかりと大分対策を立ててきた鹿島。ライン裏のスペースとSBが空けたスペースを広範囲にカバー出来るスピードのあるブエノが今季2試合目の先発。我々の最終ラインでのボール回しには一切食い付かないため単発で阿道が動き出してもブエノのスピードでほぼパーフェクトに止められた。もうこれだけで我々には攻め手がなくなってしまった。


今週加入が発表されたばかりの小林裕紀がいきなりボランチで先発。新戦力はとりあえず使っておくという考え方にはおおむね賛成なんだけど、小林の起用が固い試合展開を呼び込む要因の一つになってしまったなという印象。基礎技術の高さは分かったものの、「The無難」とも言うべき選択ばかりで「その先」の期待感はなかった。まあただそこはチーム合流数日だし、仕方がないとは思ってたんだけど、途中投入の長谷川があのレオ・シルバからボール奪取したシーンを見た瞬間にこの起用(小林の先発)が今日の敗戦の大きな要因の一つだったなと考え直した。長谷川は使って育てたい。長谷川にはそれだけの魅力がある。片野坂さんには次節からは冷静な選手選考を求めます。


一方で同じ新戦力の嶋田慎太郎は仕掛ける魅力を見せてくれた。この試合の大分の最初のシュートに繋がる前の斜めに侵入していくドリブルは期待感がかなりあったし、それ以外でも右サイドで存在感を発揮した。ただ時間の経過とともに球離れの悪さを露呈していたことも事実。「周りが嶋田を理解すること」と「嶋田が周りを理解すること」でそこは改善していってほしい。


相手のストロングポイントをしっかりと抑えて試合を殺した上で、要所で「個」を投入して1点だけ取る。あとは深く自陣に引き込んだ上で相手の攻撃を受け止め切る。もうぐぅの音も出ないほどの鹿島のゲーム。名古新太郎、小池裕太、相馬勇紀といえば今シーズン新卒の特A級ばかりだよ。関東大学サッカーを見続けている者からすれば「これは反則」とこぼしたくなる。左右を問わずあの位置で相馬が受けて中に仕掛けて決めるシーンを何度も何度も見てきた。三竿と相馬が1対1の状況で小池のロングフィードが通った時点でもう失点は覚悟した。新卒で1人、海外から1人、J1クラブからの移籍で1人と様々なルートからこれだけの選手を集められるクラブは強いよ。これでベンチに上田綺世が控えてるんだから。FC東京の失速を既定路線とすると結局優勝するのは鹿島なんじゃないかな。


これで4戦勝利なし。「こりゃダメだ」という内容の試合がないだけに悩ましいところだけど、今のやり方をやり続ける以外に道はない。広島戦が終わればあとは下位クラブとの対戦が続く。そこで勝ち点が稼げるように苦しくても今はブラッシュアップの日々だ。
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勝ちゃいいのよ(天皇杯3回戦鹿屋体育大学戦)

2019-08-16 23:16:10 | マッチレポート19'
水曜日はニッパツに横浜ダービーを観に行っていたので、帰宅後録画で鹿屋体育大学戦を観た。ちなみに横浜ダービーは大きな期待に反して凡戦だった。後半途中に斉藤光毅が出てくるまでは。隣の横Cサポーターは選手交代時には「もったいないから光毅出すなよー」とブーブー文句言ってたにも関わらず、追撃のゴールのアシストを斉藤光毅が決めると「おりゃぁぁ、見たかごらぁぁ!!!」と我を忘れて叫んでましたよ。もう完全に横Cサポーターの期待の星だね。ちなみに斉藤光毅と交代したのはカズ。何をか言わんや。


大学サッカーというカテゴリーを愛する身としては「大学生相手に」なかなか決め切れずなんてことは言いたくないし、大学サッカーのレベルの高さが分かっているだけにこれほど的外れな指摘はないとも思ってる。だからしっかりと試合をコントロールして決めるべきところできっちりと決めて勝ち上がったことに最大級の評価を送りたいと思う。実際に難しい試合だったと思うよ。


刀根の件はまあ忘れていいことじゃないけど、忘れないと前に進めないもんね。帳消しにしてくれたチームメートに感謝してどこかでそれを返してあげればいいんじゃないか。涼太郎のシュートはお見事でした。


島川を1回、刀根を2回完全にドリブルで抜き去った藤本一輝はしばらくマークしておこうよ。それこそが公式戦で大学生チームとやれたことの大きな意味だと思うよ。そして工藤大雅、西城響也は天皇杯デビューおめでとう。単なる経験を積む投入だっただけでなく、2人の存在が間違いなく停滞しかけた試合の流れを活性化させたよ。工藤大雅の縦パス、西城響也の縦への仕掛け。贔屓目抜きで目立ってたぞ。小浜耀人は残念だった。また次のチャンスがあると信じて献身的に走り続けてほしい。


更新が遅いので、既に次の対戦相手も広島に決定。来週アウェイでリーグ戦、そしてそこから1ヶ月も経たないうちにまたアウェイで天皇杯。広島は今季数少ないリーグ戦で負けているチームなのでくじ運が良かったとは言えないけど、元日新国立にたどり着くにはどこが相手だろうと倒し続けないとね。
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エースの移籍(22節神戸戦)

2019-08-12 12:35:00 | マッチレポート19'
この1週間に起きたことは気持ちを整理するのが難しかった。実際に一昨日DAZNで試合を観た後にこの記事を書き始めたけど、何が言いたいのか自分でもさっぱり分からなくなってきたので、途中まで書いたものを全て消した。色々と考えてみて書きたいなと思ったことは2つ。他にも思うことはたくさんあるけど、書いて残したいとまでは思わなかったこと。


1つは藤本について。藤本が置かれた状況と下した判断については100%支持する。今季J1に昇格して藤本の年俸が700万(推定)と知った時にこうなることが全く予想出来なかったかと言えば、そんなことはない。むしろ神戸のようなクラブに引き抜かれてゼロが1つ増えるくらいでなければ夢がない。自分はプロの試合よりも育成年代の試合を観ることの方が多いけど、その試合に出ている選手たちの多くはプロになることを夢見て一生懸命やっている。でもその目指す先の1つであるJ1で日本人トップのゴール数を叩き出してももらえるサラリーが公務員の平均年収程度じゃあまりにも夢がなさすぎる。でも大分にいてはその状況が改善出来ないと分かったなら、環境を変える決断をして不思議なことは何一つない。磨いてきた選手としての質が評価されて環境が改善するのに、そのオファーを蹴るなんて相当な変態くらいしかやらないよ、普通。学校が夏休みに入ると育成年代の大会がたくさん行われるので、育成年代の試合を観るのが好きな自分からするといい季節。ただこの炎天下の中、本当に真剣にサッカーに打ち込んでその先を目指している若人たちに待ち受けている環境が夢にあふれていなければこんなに悲しいことはないし、その業界が廃れていくのは時間の問題。そんなことにはなってほしくないので、こういう移籍はもっともっとあってほしいと思っている。


ただ一方でサッカーの観点で考えてみた時にどうかといえば、全く逆の考えになる。現時点での立ち位置だけでの話になるが、上位に付けている大分から残留争いをする神戸への移籍は誰がどう見てもステップアップとは言えない。現状で「引き抜かれる側」である我々がサッカーの部分でアピールすることが出来なければこの先のクラブとしての成長は見込めない。だからこそ今回の移籍はステップダウンなんだということは声を大にして言い続けたい。藤本にはこれまでのクラブへの貢献に感謝して、そして何だか異常にウェットだったこの22節の終了を持って関係は終了。札束で寄せ集めたチームよりも信頼すべき監督のもと積み上げてきたサッカーの方が優れていることを証明するためにも、そしてそれを拠りどころとして生き残り続けていくためにも「神戸も藤本も降格してしまえ」としか思わない。費用対効果なんてクソ食らえの札束攻撃で残留争いをしている神戸に対しての皮肉としての「残留しろよ」は大いにアリだけど、そんなこと本気で思うわけない。ありとあらゆるタイプの策士がうごめく魑魅魍魎な魔境J2で札束片手にズブズブと沼に沈んでいけばいい。リーグ全体に刺激をもたらす神戸のような存在はわりと歓迎しているけれども、その幸せまでを願うほどおめでたくないし、お人好しでもない。藤本の環境が整ったことは喜ばしいことだけど、サッカーの面では大いに苦労してほしい。そして願わくば「大分は良かった」と思ってほしいし、そう本気で発信してくれることが我々の未来に繋がる。


では自分のクラブに目を向けてみた時に、今後も同じような状況を下唇が引きちぎれるほどに噛みしめて耐え続けなければいけないのか。10年前ならそうだとしか思わなかったかもしれないけど、いまはハッキリと違うと言える。前にも書いたけど、いま大分トリニータはクラブとしての明確なアイデンティティを構築出来る大きなチャンスの時期を迎えている。この先必ず来るであろう片野坂さんがチームを離れる時、そしてそれより先か後かは分からないけどJ2降格危機も必ず来る。その時に「またいい監督と巡りあえますように!」と全力で神頼みをするのではなく、今の攻撃的なサッカーをどれだけチームのアイデンティティ、もっと簡単に言ってしまえばチームのイメージとして根付かせられているかが重要だと思ってる。その基本的な考え方を軸に監督の選考も選手の選考も進めいけばクラブが大崩れを起こすことはないと思ってる。この先長い歴史の中で弱くなる時期も必ず来る。でもそんな時でも「これが我々のサッカーだから」とそれを貫き通すことが大事だ。でなければ毎度毎度同じことを繰り返して「あの時は良かった」と昔話が酒の肴になるのが関の山だ。Jリーグでこれが出来ているのは鹿島だけだろうけど、神戸と湘南にもいまその大きなチャンスが来ていると思う。神戸には「サッカーに一番大事なの資金力」のスタンスで進み続けてほしいし、湘南はこのパワハラ問題の処理にクラブとしての未来がかかっていると思う。「湘南スタイル」って結局「曺貴裁スタイル」なわけであってここで及び腰な対応見せたらここまで築き上げたもの全てが崩れていくと思うよ。他人のことだから深くは突っ込めないけど、「曺貴裁スタイル」がリーグに彩りを加えているのは間違いないので好転することを期待している。おい外務大臣、くだらねえことばっか言ってねーでこういう時こそ何とかせーよ!


話を戻して大分。上記のクラブとしてのアイデンティティが長期的な展望だとすれば、2つ目に言いたいことは短期的な展望。具体的に言うと今季の残りをどうするのかということ。正直に言って嶋田慎太郎の獲得が発表になった時も、小林裕紀の噂が出た時も思ったのは、「要る?」ってこと。それぞれの選手の能力云々ではなく、今いる選手を引き上げていくことの方が大事なんじゃないかと思うってこと。新戦力の獲得は本来であれば喜ばしいことだけど、そのことにモヤモヤとするのは目指すべき方向性にブレが出始めてきてるように思うからだ。18位鳥栖、15位神戸との連続ドローは順位表上から評価すれば取りこぼしなんだけど、残留が目標なら残り試合数を考慮しても何ら問題ない結果。試合内容を見ても取りこぼし感は強く、逆に言えば残留はもう大丈夫ということ。それでもあくまでも「目標は残留」という看板を下ろさないのなら嶋田も小林も本当に必要なのと思ってしまう。それよりは伊藤涼太郎やマルちゃんにチャンスを与えてほしいと思う。「目標は残留」という看板をなかなか下ろさずに最後フニャッと終わってしまった2017シーズンの教訓を活かすためにも上を目指すという意思表示をしっかりとしてほしい。神奈川県勢の失速によりこれだけ取りこぼしてもACL圏内との勝ち点差はわずか5。絶対に無理な差ではない。上を目指すのであれば2人の戦力補強もしっくりとくる。ただ個人的には現有戦力の来季の査定アップに資金は使ってほしいと思っているので、どちらにしてもこの時期の過度な戦力補強には否定的なスタンス。


神戸戦の試合自体について全く触れていなかったので、少しだけ感想を。古橋ゴラッソ。アレはすごい。あのターンと振り抜きはちょっと抑えられない。早々にオランダ行きの報道が出てたけど、AZあたりなら本当に行く意味あるんだろうかというのは思ってしまうね。もう一つ前節も書いたけど、ボランチは前田を軸にして回していけばいいと思うくらいに成長していると思う。


ということで試合の感想あっさり。夏はトリニータ以外の観戦が忙しくなるのと、そもそも片野坂さんになってからチームが夏に調子を落としがちになることも重なってここ数年夏にトリニータに対するテンションが落ち気味になる傾向。

2016年 3勝1分2敗
2017年 4勝4分2敗
2018年 3勝2分4敗
2019年 1勝2分2敗

片野坂さん就任以降の7〜8月の成績。悪いとまでは言い切れないけど、このうち2度昇格しているシーズンがあることを考えるとやはり夏に勝ち点獲得のペースが落ちることは間違いない。この後鹿島、広島と続いてこれで上位勢との対戦はほぼほぼ終わってしまう。8月が終わった時点で上位との差が今と変わらないようなら本気で上を目指してほしいね。それでも今月一番大事なのは天皇杯・鹿屋体育大戦だということに変わりはないけどね。
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取るべきではなかったリスク(21節鳥栖戦)

2019-08-05 00:10:07 | マッチレポート19'
高木は「調子に乗っていた」という批判を真っ正面から受け止めるべき。試合の流れを考えたらあそこでリスクを取ることに何のメリットもないことくらい高木ほど経験を積んだ選手なら分かっていたはず。繋ぎの過程でミスが出ることには最大限の許容をしているし、リスクとチャンスは表裏一体だということも十分に分かっている。でも今回のミスはそうではない。勝ち越した後に攻め込んできた鳥栖の攻撃にはさほどの勢いも、ギリギリではね返している危機感もなかったはずだ。セーフティに時計を進めてさえおけば勝ち点3を取ることはそんなに難しい話ではなかったはずだ。その余裕が調子ノリに繋がったんだろうけど、この責任は極めて重いよ。高木のことは本当に信頼しているからこそ、今日は高木1人の責任で勝ち点2を落としたということをハッキリと言っておきたい。


ぶっちゃけ結果としての引き分けはそんなに悪いとは思っていない。節を1つ進めて降格圏のクラブと差が縮まらなかったわけだから勝ち点1で十分だと思ってる。ただ個人的には鳥栖を落としたいので、勝ち点2を落としたことよりも鳥栖に勝ち点1を与えて(文字通り我々の意図で与えて)しまったことが残念でならない。選手獲得でも育成組織でも様々な面で九州で優位な立場となるためにはやはり鳥栖の存在が邪魔。だからどうしても鳥栖を落としておきたかった。それをよりによって自らの手で勝ち点1を与えるような試合になったことにたったの数時間では怒りが収まらない。


監督を筆頭にブーブー言ってる鳥栖の人たちに聞きたいのは、我々の1点目が取り消されるのと、30分近く数的不利でやるのとどっちが良かったのかなってこと。藤本がオフサイドかどうかはグレーかもしれないけど、高橋秀人のは完全に黒だからね。試合終了直後に監督が4thに「毎回毎回じゃん!分かっててやってんじゃん!」って詰め寄ってるのにはさすがに失笑を禁じ得ないし、勝てないと色々と辛いよねって感想しかわいてこない。こんなのVARとかGLTとかそんな崇高なテーマ以前の話だよ。


試合自体は大きな変化はなかったかなと思う。前半に1トップの位置にごっちゃんが入ってほとんど何も出来なかったけど、ごっちゃんの問題というよりもやっぱりあの位置での立ち回り方って難しいんだろうなという感想の方が強いかな。片野坂さんがここ数試合藤本をベンチスタートにしている本当の意図の部分は分からないけど、誰がやっても我慢を強いられるポジションであることは間違いないね。


鳥栖の選手みんな揃ってクリアが下手だったと思うんだけど、繋ぐ意図がないのにセーフティエリアまで蹴り返すことが出来てないことが多かったと思う。我々の1点目も相手のクリアミスを拾った田中達也が縦に仕掛けて決まった。等々力の時にはそこまで感じなかったけど、今日の試合を見ていて田中達也に明らかに左足に不得意感があるのを感じた。出来ることなら全部中にカットインして右足でラストパスを送るなり、シュートを撃ちたいんだろうなというのをヒシヒシと感じていたところだったから左足でのプレーにアシストという結果が付いてきたのは今後を考えても良かったと思う。


2点目はもう智輝お見事としか言いようがない。シュートに全く力が入ってないし、コースもそこしかないってところを通してる。左でもあんなシュートが撃てるだなんて知らなかったよ。今日は森保御前試合だったらしいけど、オリンピック代表で右サイドのポジション争いをする原輝綺との差を見せつけるのにこれ以上ないアピールになったし、本当にいよいよ現実味を帯びてきたよね。もう本当におじさんワクワクが止まらなくなってきた。でもまだこれからだよ、岩田智輝の桃戦は続く。とりあえず今日ヒーローになり損ねたことに関しては、高木から1週間うなぎをおごられ続けることで勘弁してあげなよ。


ボランチの人選が定まらない印象。今日は前田をスタメンから外してティティパンが先発。解説の中払さんが言ってたようにワイドに預けた後にボランチが上がりたいという意図がありそうだったから攻撃面での機動力を考えると前田よりティティパンということだったんだと思う。後半には選手の交代に伴って小塚がわずかな時間ボランチに下りてくることもあった。今後もやりたいサッカーによってメンバーを入れ替えてやっていきそうな感じがあるけど、個人的には前田は固定でいいと思ってる。ポジショニングの良さ、セーフティの意識の高さは以前より抜群のものがあったけど、これまで物足りなかったミドルレンジのパスも出すようになったし、後方からのパスを受けてからターンして広い視野を確保するのもうまくなったと思う。長谷川は相変わらずパス出しの局面では期待感あるし、ティティパンも途中投入よりはスタメンの方がいいことは今日の試合で感じたし、人選は難しいところだけど、試合ごとの出来にブレを出さないためには前田は固定していきたいところ。


なかなか勝てない試合が続くタイミングでホーム3連戦。語弊を恐れずに言い切るけど、この3連戦で一番大事なのは「鹿屋体育大戦」だからな!イニエスタが来ようが、フェルマーレンが来ようが、アジアチャンピオンが来ようが、一番大事なのは「鹿屋体育大戦」だからな!そこんとこ分かってんだろうな!


オレは元旦に新国立に行きたいんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ
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