Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

試合はまだ観てません(18節鳥栖戦)

2013-07-31 23:59:35 | マッチレポート13’
このブログを始めて7年目。生やテレビに関わらず、試合を全く観てない状態でマッチレポートを書くのは初めてです。月末の殺人的な忙しさに加えて、飲み会を終えて帰ってきた今、負けた試合を録画で観返すほどの余裕は心にも体にもない。

今日の試合はプレビューでも書いた通り、最低限が「結果」だった。さらに残留を現実的なものにするには「チームが変わったところ」までを見せる必要があると思ってた。試合を観てないから、「チームが変わった」のかどうかは分からないけど、最低限の結果のところがついてきてないので、あえてもうそこについて検証する必要もないのかなと。

TLを遡った限りでは、「く・た・ば・れ、アホの審判!」的なところがあったようだけど、今日の試合に限ってはそんなことまでを含めて結果を出す必要があったと思うから、そんなことを今さら言っても仕方ないかなと思う。ジャッジに結果を左右される試合を「運が悪かった」で片付けられないところまで負け続けてしまったわけだから。

まあでも、チームが存続してくれるなら、大分サポーターを辞めるわけじゃないから。昨シーズンだけでなく、田坂さん就任以降の2シーズンを必死に戦って、そのご褒美としてもらえたのが、今シーズンの34試合だと思ってるから、1試合も無駄にせず、全力で楽しみたい。10年ぶりにユアスタで戦うトリニータを楽しみにしてみたり、熊谷送りにした大宮をdisってみたり、優勝目前のクラブに勝ってみたりと全力でJ1を楽しみたい。

もう多くは望まない。思い切って目の前のサッカーだけを楽しもうよ、選手もサポーターも。
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高橋大輔に教えられたこと

2013-07-29 23:52:47 | トリニータ
先日、高橋大輔の現役引退が発表された。無所属のまま復帰を目指すという覚悟を決めてのリハビリだったと思われるけど、その思いは叶わなかった。大分の在籍期間は4年間だったけど、何度も素晴らしいプレーや熱くなるシーンを見せてくれた。歴代の所属選手の中でもトップクラスに好きな選手だっただけに、引退の報は本当に残念だった。

でも今日書きたいのは、大輔の引退のことではなくて、鳥栖戦プレビュー。後半戦初戦の試合だけど、実質ラストチャンスだと捉えてる。鳥栖が現在の残留ライン上にいるクラブで、勝ち点差は6。残留争いは他のチームの結果あってのことだから、何とも言えないところがあるけど、負ければ残り16試合で勝ち点差9。さらにもう2チーム追い抜かなきゃならないことを考えると、もうちょっと厳しいでしょう。

個人的にこの2週間でどう変わってほしいかは、名古屋戦の記事で書いたのでここでは割愛。7月31日から8月31日までのジャスト1ヶ月で7試合をこなす、またもやハードスケジュールのJ1。初っ端の鳥栖戦で「チームが変わったところ」+「結果」で見せていかないと、大分を取り巻く雰囲気自体も変わらないだろうし、今まで通り、立て直せずにズルズルいってしまうのが容易に想像がつく。ここからは残り試合数との戦いでもあるし、「チームが変わったところ」+「結果」がなく、鳥栖戦後も田坂さんから「我々のやるべきことをやり続けるだけ」的な発言があれば、それはすなわち「終戦」だと個人的には捉える。

このプチ中断前最後の名古屋戦。1点差で試合終盤を迎えて、あの09年の伝説の逆転劇を期待したサポーターも多かったと思う。1点差なんて1分あれば、逆転出来るってことを実体験として知ってる身としては自然と期待しちゃってた。でも奇跡は起こらなかった。何で奇跡は起こらなかったんだろう、あの時と何が違うんだろうと思って、当時の自分の記事を読み返してみた。もちろんゴールを決めた高松や東慶悟は素晴らしいんだけど、それだけじゃなく、そこには大輔のことが書いてあった。この逆転ゴールに絡む一連の大輔の動きがもう一度観たくて、この映像をチェックした。1:20あたりから画面の奥側をすぅーと上がってく大輔の姿を観ながら、とあるシーンを思い出した。それは今季唯一勝利したアウェイ新潟戦の土岐田の決勝ゴールのシーン。あの時もピッチ上で動いてるのが唯一土岐田だけのよう見えるくらいに、土岐田は猛然と最前線まで走り込んだ。大輔も土岐田もどっちも90分を過ぎてからで、明らかに周囲よりも走ってる。

結局のところ、それくらいのことが出来なきゃ、それもそれを毎試合のように見せていかなきゃ、今のうちに活路は開かれないってことだ。このタイミングで大輔引退の報に触れて、そのことに気付かされたのは運命だとも思うし、深谷が言うように「今こそあの泥くさいガッツが必要」なんだって真剣に思う。

かつて所属した選手とのセンチメンタルな思い出に浸って、いいところばかりを美化してしまう傾向があることは否定しない。だってサポーターなんて楽しいことより辛いことの方がずっと多いし、そうやって永く一つのクラブを愛し続けていく術を身につけていく生き物だと思うし。

でもそれでも、今回の大輔引退の発表は今の大分に何かを気付かせるためのタイミングだったんじゃないかと信じて疑わない。都合がいいと言われようが、こじつけと言われようが、そう信じる。伝説の名古屋戦の大輔のような、新潟戦の土岐田のような、あんな観る者のハートを熱くしてくれるプレーこそが勝ち点を呼び込んでくるはずだ。もう絶対にそこ。魂が揺さぶられるような試合を期待してる。







と、ここまで書いておきながら鳥栖戦は月末最終日だけに、スタジアムはおろか、テレビ観戦はおろか、オンデマンドもまず無理というね。20時半ごろにはのぞけるであろう速報を見るのが、もう今から恐いね。
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二兎は追えない、あえてブレる(17節名古屋戦)

2013-07-17 23:08:49 | マッチレポート13’
結局この4連戦で奪えた勝ち点はたったの1。まあ降格だよ、普通なら。でも、よく分かんないけど周りが諦めさせてくれないから、もがけるだけはもがく。

「走る」。田坂さんの口から何度も発せられたこの言葉。弱くても走れれば何とかなるんじゃないかと本気で思ってたし、わずかな望みをそこに託してた。で、再開初戦のマリノス戦。そんな片鱗を見せてくれる試合だったから残留出来るかもって本気で思った。そこから3連敗。仙台、清水、名古屋、このチームには勝てんってチームあったかな?先制点奪われて、うまく時計回されて、終わりが見えてきたらスッと引かれてスペース消されて、もどかしいままタイムアップ。3試合ともそんな試合だった。つまり「走る」試合にすら出来てないってことだよ。

「走る」ともう一つ田坂さんがよく使う言葉に「ボールを動かす」という言葉がある。言うなれば、シーズンスタートから大分は「走る」と「ボールを動かす」の「二兎」を追ってきた。考え方や目指す方向性はいいと思うし、そんなチームにしてほしいと強く思う。でも始動からもう半年、17試合で勝ち点8という結果を見るまでもなくチーム作りは失敗した。もしかすると田坂さんが今の選手たちの能力を最大限に引き上げた結果が今の姿かもしれない。でもそれって限界を認めることだし、そんなことはしたくない。トレーニングの時間や選手のエネルギーという限りある要素をもっと違う方向、つまりはどちらかに集中させることで結果が今よりは向上してくるんじゃないかなと思ってる。個人的には「走る」方にシフトしてほしいし、それが現実的だと思う。


こういうことって一般的に言って、「ブレる」ってことだと思う。シーズン中にブレたクラブが降格していくのは歴史が物語ってるし、外国籍選手をとっかえひっかえしてる甲府が7連敗してることなんて最たる例だ。

それでもあえて、田坂さんには「ブレて」ほしい。だってもうこのままならずっと勝てないよ。

仙台戦の西→丸谷と木村→宮さん、今日の永芳→辻尾とか田坂さんが自らの選手起用をミスだと認めてるかのような選手交代も最近は多いと感じる。それって田坂さんが自信を持って選手を送り出せてないってことなんじゃないかな。今日の試合後のインタビューの「やり続けるだけ」って言葉の空虚感やここ最近の鋭さのない采配を見てたら、もう思い切って舵を切っていい頃だよ。ていうか、残された試合数を考えたら、やるならもうこのタイミングしかない。

幸いにもここで2週間の時間が取れる。全くやってきたことのないサッカーをやるわけじゃないし、実際に勝ててないわけだから弱者のサッカーに徹することを恥じる必要もなし。相手だって中途半端に組み合ってくるより、開き直って挑んでくる方が絶対に嫌なはずだ。今よりももっとゴールが取れなくなるっていう考え方もあると思うけど、そもそも1試合で1ゴールしか取れてないわけで、それよりも失点をコントロールする方が効果的なのは火を見るよりも明らか。だいたい今の戦力と弱ったメンタルを考えたら、先制点を取られた時点でほぼゲームオーバーだよ。

「目標を達成すること」は「志」よりも大切。「目標を達成し続けること」がいつしか「志」になる時が来ると信じてる。田坂さんの英断に期待。


マッチレポートと言いつつ、試合に全く触れてないことに今気付いた。

「個」の差ってよく言うけど、今日はそれ以前の問題のように感じた。

若狭の飛び込みが軽率なのか、ケネディの体の使い方がうまいのか、その判断もつかないくらいにあまりにもキレイに入れ替わられたケネディのターン。うちの奥さまは「何で玉田がフリーなんだ!」とお怒りだったけど、あの位置であそこまで完璧に前を向かれたら、もうカバーする選手はどうしようもないし、非はないよ。

今日の大分の左サイドの出来はもう見るに堪えなかった。特に懲罰交代気味に代えられた永芳はパスを止められない、パスを味方に渡せない、仕掛けられないとまさに「個」の差以前の問題だった。レギュラー選手の出場停止でフレッシュな控え選手に出番が回ってきてガムシャラにアピールしてほしいのに、こういう出来だとチームの底上げにならない。永芳は好きな選手だけど、今日のプレーにはさすがにちょっとガッカリした。

横浜戦のようにゴールをしても主導権を渡してしまう、今日のように主導権を握っててもゴールされると渡してしまう。勝ててないからそういうメンタルになっちゃうのは仕方ない気もするんだけど、もうそうなると繰り返しになるけど、なるべく長い時間スコアレスで試合を進めるような試合運びじゃないと勝ち点は積み重ねられない。セーブしてたとは思うけど、それを差し引いても前半の名古屋はひどかった。前半のうちに2点くらい取って試合を決めとかなきゃいけなかった。でもそれが出来ないんだから、何かを変えてかなきゃ。


大分のことだけを考えれば、もうとっくのとうに覚悟は決めたんだけど、冷静に周りを見渡すと、まだ人の気配がするし、姿は見えなくとも足跡はしっかりと残ってる。磐田が復調気味で抜けると予想すると、鳥栖、甲府、湘南、大分というあまりにも順当過ぎる面子でのサバイバルレースになった。うちは勝ち点6のビハインドがあるけど、次節はいきなり鳥栖との「6ポインター」だからね。ここで変われるようなら、まだまだ分からんよ。

ザック、他の試合はいいから28日の韓国戦だけは豊田を絶対に使ってくれやー!!豊田はタフだから、どんだけ酷使しても大丈夫だと思うぞー!!知らんけど。
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直視させられた現実(16節清水戦)

2013-07-14 02:30:42 | マッチレポート13’
全部個人的な意見なので悪しからず。

・再開からの4連戦をポイントとして位置付けていた。その4試合で勝ち点4(名古屋戦を勝つ前提で)は残留ラインをうろちょろしてるクラブからすれば決して悪い数字ではない。しかし我々のクラブは中断までに13試合で勝ち点が7しか取れなかったわけで、当然ながら中断後には劇的改善を見せなければ、飛躍的に順位を上げることは出来ない。1試合で勝ち点1ペースなら勝ち点30にすら到達しない。

セットプレーが中断再開以降の巻き返しのポイントだと位置付けていた。3試合でゴールなしの3失点。1試合で同じ選手に2度もセットプレーからゴールされる。中断前よりむしろ状態は悪くなった。


・タメのパンツが破けるなんてのは、十分に起こり得ることでアクシデントなんて言えるほどのことじゃない。それが替えのパンツが出てくるまでに5分近くも要するチームってどうなのよ?

・やむなく数的不利の状況になってる時にあっさり失点してしまうチームってどうなのよ?これ去年のアウェイ山形の時も言った。

・5節勝ち点5のジンクスにどっぷり。

・何よりも選手たちから「何とかしよう」という気概が見られない。いや、あるのかもしれないけど、少なくともスタジアムで観ていて、そう感じることがほとんどない。象徴的なのは、仙台戦も清水戦も試合終盤にゴールを奪わなければ勝ち点が取れないシチュエーションで、マイボールのスローインやFK時に受け手が見つからずに出し手が迷うシーンが散見されること。びびってるのか、もう足が動かないのか、分からないけど、見ていてあれほどがっかりする瞬間はない。


と、色々と列挙した上で冷静に判断して、これだけネガティブな要素ばっかりが揃えば、どんだけ強がったとしても残留出来るとはとても言えない。今のままなら降格が妥当だと言わざるを得ない。もちろんいい方向に裏切ってほしいと思ってはいるけど。


どうしても残留したいという前提で話をするとして、選手から強い気持ちが感じられない現状を変えて、目標を達成するには田坂監督の解任以外にもう方法はないと思う。緩い雰囲気を一変させる劇薬の投入しかない。もちろん後任を雇うなんて無駄金を使う余裕なんて全くもってないから、柳田さんに任せるとかだろうけど。


ただ、シーズン前から何度か言ってるけど、オレは今の大分トリニータには残留することよりも大切なことがあると思うから、どんだけ負け続けようともまだ田坂さんとやり続けたいと思ってる。解任は絶対反対。


最後に一つだけ。本当に純粋に「応援したい、後押ししたい」と思わせるサッカーをしてほしい。ここ2試合のサッカーはホントにつまらないし、今日は特に観てるのがもう辛かった。





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びっくりしました(>_<)(15節仙台戦)

2013-07-10 23:31:27 | マッチレポート13’
一通り書いたけど、全部消した。自分の感じてることがうまく書けなかった。

勝ち点3が取れれば、変わると信じてる。でも時間はない、急ごう。

強くなろう。
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「手応え」を「確信」へ

2013-07-08 23:38:22 | トリニータ
勝てると思うぞ。


仙台戦プレビューです。土曜日の仙台-湘南を録画で観た。仙台と言えば、今までは堅守をベースに鋭いカウンターで勝負するタイプのチームという認識だったけど、思ったよりもボールを保持するサッカーをしてた。相手が湘南でやや引き気味のディフェンスをしていたということも関係していたとは思うけど、それでもだいぶ印象が違った。ただこの試合を観ての正直な感想は「退屈」の一言。湘南サイドからすれば、耐えて試合終盤に逆襲に転じたから面白かったと思うが、仙台目線で試合を観てた人は退屈だったと思う。それは試合終了の笛と同時のブーイングが象徴してると思う。何が退屈かというと、仙台のサッカーは動きがない。特に象徴的なのは、SBのオーバーラップが皆無だということ。かつて仙台の菅井といえば、SBとしては異常なまでの得点力を誇る選手だったと思うけど、今では完全に鳴りを潜めてる。ウィルソン、赤嶺、リャン、角田と我々からすれば個の能力は圧倒的に高いと思うけど、攻撃のパターンが少なく、攻撃が極めて単調。

冒頭で勝てると言い切ってしまったけど、その根拠の最たるものは仙台が走れてないこと。この試合でも全体的なペースは仙台だったけど、後半は完全にペースダウンして、最後にシュートを打ったのが後半7分。つまりラストの38分間で1本もシュートを打っていない。80分を回ってから湘南に2度決定機も作られており、フィジカル面で難があるのは間違いないと思う。横浜戦の前にナビスコ決勝トーナメント進出組は2週間前から実戦が出来て、試合勘の面で有利だと思ってたし、実際そういう声も多かったと思う。だけど、横浜戦を観てて、果たしてそうだろうかと思い直した。我々や湘南のように徹底してフィジカルトレーニングをしたクラブに比べて、2週間も前に戦術練習に切り替えなくてはならなかったクラブの方が、この悪コンディションで試合が続く夏場では不利なんじゃないかと思う。マルキは試合前から体調不良だったという記事もあったし、横浜も仙台も試合終盤に走り負けてた。この憶測が正しければ、次節は仙台に絶対に勝てる。

ちなみに個人では、武藤という選手が良さそうだ。荒削りな部分を残しつつも、スピード豊かによく仕掛けてた。この試合ではCBの鎌田が出場停止で、ボランチの角田がそこに下がり、さらにリャンがボランチに下がったことで空いた2列目に入ってたけど、次出てくるかは不明。仙台の中盤は佐々木や松下もいて、選手層は厚い。


さて、一方の大分。横浜戦のように粘り強く試合を進めて、終盤でもう一度相手を上回る運動量を出したい。横浜戦ではうまくサイドも使えてたし、意図あるカウンターも繰り出せた。4-2-3-1と4-4-2の違いはあれど、横浜と仙台は似たようなサッカーをしてるし、十分にやれると思う。それと気になるのは選手起用。この連戦時における選手起用については田坂さんとはずっと食い違ってきてるから、もう言うの止めようかなとも思ったんだけど、一応ちょっとだけ。まあ、やっぱり土曜日は夜でも暑かったし、終盤まで走り切る消耗度の高い試合をやっただけに2~3人くらいはローテーションした方がいいといつも思うけど、いつもの田坂さんならやらないだろうね。まあ、そこはもう田坂さんとの付き合いも3年目に突入して分かり始めてきたので、アレコレ言いません。究極のとこは、走れる選手なら誰でもいいですから。

中断明けに3-5-2から3-4-3にマイナーチェンジをしたけど、どっちがいいかの判断はまだちょっとつかない。2列目の選手に課されるタスクのレベルが高くて、それをこなせる選手が同時に2人揃わなかったというところがあるけど、やろうとしてることは3-4-3よりも合理的だと思ってる。選手が手応えを掴んでいて、結果が出るならどっちでもいいんだけど。それと横浜戦のメンバーを見て思ったこと。この1ヶ月半をがんばった選手がスタメンなり、スタベンを勝ち取ったわけだけど、正直に言って、なぜベンチにすらいないと思った選手が何人もいる。競争激化はチームにとって歓迎すべき状況だけど、それでも「このまま負けっぱなしでいるなよ!」っていいたい選手が何人もいる。


今節は鳥栖-甲府があるためライバルクラブに必ず勝ち点が積まれる。いい手応えを掴んだここで出遅れるわけにはいかない。きっちりと勝ち点3を取って、ナメたこと言ってるテグさんに、「これが中断期間に走り込んできたチームと、そうでないチームの差異かい?」と言ってやりたい。




そう言えば、今年は芝は大丈夫なんだろうか?
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救世主現る!(14節横浜戦)

2013-07-07 01:44:22 | マッチレポート13’

アレがゴールラインを割ったかどうかは、主審はもちろんのこと、線審も大分サポも分かってない。本当はどうだったのかを知ってるのは君だけだよ。


個人的には日産よりも圧倒的にニッパツ派なので、今後ずっとニッパツ開催でもいいと思ってる。

今日の試合で一番ポイントとして見ていたのは、中断期間中にどれくらい「走れる」ようになっているかだった。先制点を取ったことも素晴らしかったし、後半の猛攻を凌いだのも良かった。でも今日の試合でオレが一番希望を持てたのは、ラスト10分だ。マリノスの選手の足は完全に止まって、攻撃は無力化した。先制点から試合終盤まで約50分くらい攻められ続けてから、試合の流れを取り戻せたことが良かったと思う。リーグ戦で3位につけ、ナビスコでも圧倒的な強さで鹿島を退け、4強に進出する横浜を相手に走り勝てたことを自信にしていいと思う。その他のライバルクラブの結果を見てしまうと、勝ち点1では喜べないけど、自分たちが進むべき道が見えてきていることに自信を持とう。


中断明けのスタメンがどうなるのか楽しみにしてたけど、中断前と比較してもそんなに大きな動きはなく、あえて言えば松田くんとタメのところが意外だっただろうか。先取点はその二人で取ったものだし、田坂さんの起用は当たったと言っていいと思う。試合開始からガッチリと守備はハマってたし、くさびに当ててからサイドに振る展開も何度か出せた。ただ先制点を奪ってから引き気味になって押し込まれてしまう傾向は中断前から改善が見られず、もう少し何とかしてほしかった。まだ映像を観てないので何とも言えないけど、あれだけことごとくCKにしてしまわなきゃならないくらいに押し込まれてたのだろうか。試合中に「凄いのはCKだけ」とかいうネタが浮かんでしまうほどに、マリノスのそれ以外の攻撃には脅威を感じなかったんだけど。先制点後に押し込まれてしまうのは、メンタル面も大きく影響してると思われる


あのシュートはホント惜しかった。特別指定の大学生にポジションを奪われて、他の誰よりも何よりも本人が一番悔しいと思う。それでも途中出場で何とかしてやろうという気持ちが感じられたし、コンディション面でも十分にやれると思った。この4連戦はずっと同じメンバーで出来るわけがないから、早速仙台戦でモリシをスタメンで使ってほしいと願う。


タイトルの救世主は松田力のことだと思ってる方が多いと思いますが、オレの気持ちは実はちょっと違うんです。リーグデビュー戦でいきなりゴールをすれば、残留を争ってるクラブからすればそりゃ救世主扱いだよ。でも今日もっと光を感じたのはタメだった。最後に中村俊輔をぶっこ抜いたシーンなんて今日のハイライトだったし、あの時間帯にあれだけのパワーを持って仕掛けられるタメこそ残留に向けての救世主なんじゃないだろうか。


次節は湘南とスコアレスドローだった仙台。仙台とはあの03年の最終節以来。あそこで明暗の分かれた両クラブが再び相まみえるまでに10年もかかるなんてロマンだよね。中断期間を徹底的に走ることにこだわった田坂監督。今日はオレは走れてたと思う。その思いを確信に変える内容とそして結果を期待したい。中3日だからこそ、そんな試合が出来ると思う。
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「化ける選手」と「セットプレー」

2013-07-04 00:42:08 | トリニータ
『平日の昼間からゴロゴロォゴロゴロ。あ~あ、カバーニ間違ってトリニータと契約しねーかなー。』

なんてくだらないネタをコンフェデを観ながら考えてたら、カバーニはどうやらPSGに行っちゃうみたいですな。



待ちわびたぞ。もう待ちくたびれたぞ。J1がいよいよ再開。例によって田坂さんによる情報統制によってアウェイの地に住む者にとって何の情報も入ってこない期間で、体内のトリニータ成分は完全に枯渇した。いつもは木曜日か金曜日に書いてたプレビューも我慢しきれずに水曜日に書いてしまう始末。もう禁断症状も完全に末期。

さてさて、プレビューと言えどトリニータのことは全く分からないので、おかしな話だがマイクラブ側のことは何も書けない。対戦相手のマリノスのナビスコ準々決勝対鹿島戦の2試合をテレビ観戦したので、そこから感じたことをいくつか書きたい。

まず現在のマリノスはチーム自体の状態はかなり良く見える。ナビスコ2連覇中の鹿島を寄せつけず2連勝した結果だけを見てもそう思うし、内容もとても素晴らしい。今やマリノスの代名詞とも言える30代のベテラン選手たち。マリノスがシーズン前に高い評価を受けない最大の理由はマリノスの高齢化なわけで、夏場に失速するだろうとよく言われている。でもこの2試合を観ていて果たしてそうだろうかと思わざるを得ない。2ndレグの2ゴール目は39歳のドゥトラのスルーパスに37歳のマルキが抜け出して決めたものだけど、このゴールは鹿島DFラインを完璧に突破している。もう文字通り完璧に。あんなゴールを見せられると高齢化だけを理由にマリノスをバッサリとはなかなか切れない。中村俊輔についても言わずもがなだけど。

ただ、個人的に最も注意したいと思うのは齊藤学。2ndレグの先制ゴールはゴラッソだった。いわゆる「デルピエロゾーン」から右足で巻かずに、ズドーンと右隅に打ち込んだシュートはJリーグじゃなかなかお見かけしないゴラッソだと思う。とてもいい選手だと思いながらも、ケガがちでなかなか安定して出場していないイメージだったけど、どうやらコンディション良好な時に対戦が回ってきてしまったようだ。彼の左サイドからの仕掛けに3バックの右が釣り出されるようなシーンを作ってしまうとかなり危険だ。右WBやアンカーと連携して1対1の局面は作らせたくない。

大分側からも想像で色々と書いてみたい。中断前の状況を思い返すと、この横浜戦のスタメンを予想するのは難しい。でもだからこそ土曜日が楽しみで仕方ない。この約1ヶ月をみんなモチベーション高くがんばっただろうし、誰がレギュラーポジションを掴みとったのか。それを見るのだけでも楽しみだ。

まあそれでも最下位という現実から目を背けてはいけないし、現実的に「残留」という厳しい戦いに勝ち抜かなきゃならないわけで、今は楽しみでも、いったんシーズンが再開してしまえば、苦しいことの方が圧倒的に多いでしょう。個人的に再開後のテーマだと思うのは、タイトルにもした『化ける選手』の出現と『セットプレー』だと思ってる。

J1でもJ2でも、優勝争いでも残留争いでも、目標を達成出来るチームには必ず『化ける選手』がいると思う。主には若い選手が化けることが多いけど、うちは田坂さんが監督だけに例えばベテラン選手がコンバートで突然化けるなんてのもアリだと思う。13節までの戦いぶりと今の大分の選手層を考え合わせると、残留を成し遂げるためには『化ける選手』の出現は欠かせない。誰に化けてほしいとかいうのはない。がんばった選手に化けてほしいし、チームの窮地を救ってほしい。

セットプレーについては常に課題だと思ってるけど、今後勝ち点を積み上げていくのにここの強化は避けては通れない。チーム力で劣っててもセットプレーは平等にビッグチャンスだし、活かさない手はない。手計算なので、ちょっと自信はないけど、13節までのセットプレーによる得点は開幕戦の1点のみで、逆に失点は5。第6節のホーム鹿島戦で、いいサッカーが出来なくても勝ち点を積み上げるにはセットプレーが最高の近道だということを身を持って教えられた。今季の補強の陣容を見ても、セットプレーで点が取りたいと田坂さんも思ってただろうし、得点1失点5という数字を見てしまうと最下位という現状を受け入れざるを得ない。まずはせめてセットプレーから失点しないという改善だけでも見せてほしい。鹿島以上にセットプレーに自信があるであろう横浜が再開初戦の相手というのは何かのきっかけになると思うし、選手が自信を持つためにも横浜戦で結果を残したい。

6日A横浜戦→(中3日)→10日H仙台戦→(中2日)→13日A清水戦→(中3日)→17日H名古屋戦

再開後12日間で一気に4試合を消化して折り返し点を迎える。九州⇔関東の移動を繰り返しながらでこの日程なので、相当に苦しい戦いを強いられることが予想される。それでもこの4試合の結果で今シーズンの行方はある程度決まってしまうと思ってる。当然のことながら4クラブとも簡単に勝てる相手ではない。それでもここで中断前と同じような勝ち点の積み上げ方しか出来なければ、もう残留という目標を達成するのは厳しくなるんじゃないかな。もちろん相手あってのことだから可能性がゼロではないけれど。

これから気温の上昇とともに、うちが伝統的に苦手とする高い位置からのプレッシングという戦術を採用するチームも減ってくると思われる。だからトレーニングでやってきたことを本番でぶつけやすい状況が生まれてくる。どれだけこの1ヶ月で中身の濃いトレーニングが出来たか、そしてそのトレーニングに裏打ちされた自信を持って試合に臨めるか。リーグ再開までもう待ったなし。「またJ1の高くて厚い壁にはね返され続けるかも」というドキドキ感と、一方で「どんなチームに成長しただろうか」というワクワク感が混在して、何だか不思議な感情の再開3日前の夜。
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