あっ、神社じゃなくてスタジアム詣でです。
今年もスタジアム観戦にこだわっていこうと年初に決意した次第であります。あっ、明けましておめでとうございます。
今年初スタジアムは西が丘に高校サッカーを観に行きました。 組合せが発表になった瞬間に青森山田-広島皆実にしようと決めてました。運が良ければ第1試合も滝二-鶴高になるかもしれなかったので、一応前売りでチケットを買っておきました。本当に何気なく。
いや~、完全に高校サッカーを侮ってました。恐るべし、柴崎岳。
箱根駅伝になかなか区切りが付けられずに、第1試合の直前くらいに行っとくかと軽い気持ちで出発したら駐車場が全くない。スタジアム入りしたのはキックオフ10分後ごろ。入ったら入ったで超満員。明らかにキャパ以上のチケット売ってるだろってくらいに立ち見が続出。南北多摩合戦でも、ヴェルディの公式戦でもこんなに入んないよ。一人で行ったので、うまくおじさんの間に席を見つけてようやく落ち着く。
第1試合の滝二-鹿島は座った時点で既に1-1。スコアは同点だけど、どう見ても滝二のワンサイドゲーム。予想通り、後半は滝二のゴールラッシュで結果4-1。滝二の完勝でした。
10番の樋口くんはテベスっぽいゴリゴリ系でいいね。
で、第2試合。各校の応援団以外はほとんど席を立たないのを見て、みんな柴崎岳を見にきてるんだなと分かりました。個人的には皆実のモリゲ弟にも注目してました。
注目の二人はお互いにキャプテン。
どっちもいいチームでここで対戦しちゃうのはもったいないかなと思った。
兄よりも細くて高いといった感じだけど、ちょっとした仕草がそっくりで笑えた。小走りの時の腕の振りとか、周りを鼓舞する時の手の叩き方とか。
セットプレーの時はほとんどモリゲ弟がターゲットになるんだけど、「スーパーモリシゲ、フライアウェーイ!」ってチャントがツボだった。
試合は前半に柴崎岳の2アシストでリードした青森山田が逃げ切っちゃうんだけど、何か釈然としない試合だった。
かなり期待して見てたってのはあるけど、イメージと全然違って、個人的にはちょっと物足りない。簡単に言うと、「ジャイキリでいうジーノ」もしくは「晩年のラモス」みたいなプレースタイル。運動量は極めて少なく、ほとんどの時間をボールとは逆サイドの中盤の底を漂ってるだけ。
これからの連戦を考えて消耗を避けたとも考えられるし、それでいて数少ないボールタッチでアシストしちゃうとことかはスゴいんだろうけど、何と言うかこれが本気なのか、それとも流してるのなら本気が見たかったと言うか、実力を測り損ねてしまった印象。まぁ、鹿島のスカウトが評価してんだから間違いないんだろうけど。次は滝二だから本気出さざるを得ないだろうし、注目だ。
高校サッカーは多分20年ぶりくらいに行った。小学生や中学生の頃は、西が丘や大宮公園にそれこそ数えきれないくらい行った。正直あの頃は本気で日本のトップカテゴリーは高校サッカーだと思ってたくらいだった。甲子園的なスポ根のノリで観ても面白いし、プロ内定組の品評会的に観てもこれまた面白い。オフシーズンのフットボール欲を満たすコンテンツとしてこれ以上のものはないと再認識した次第であります。試合が終わって帰ろうとしても足がガチガチに冷えて動かなくなるくらいの寒さを除けば。