Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

予感を確信へ

2011-07-31 15:44:59 | トリニータ
いま多くのトリニータサポーターがある予感を大分トリニータに感じてると思う。

総力戦で勝ちとった勝ち点1、アウェイでも力強さを見せたニッパツ、そしてサポーターの期待を常に上回り続けた湘南戦。

いま大分トリニータが描き続けているのは間違いなく上昇曲線だ。

信じたサッカーに徹する忍耐力、相手の運動量を凌駕する走力、仲間を信じる団結力。

サポーターだけじゃなく選手やスタッフも同じようにある予感を感じてるかもしれない。

その予感を確信に変えるきっかけは結果という事実しかないと思う。

雌伏の時は過ぎた。いざ、躍進の夏へ!

味スタに向かいます。
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Jに最も近いクラブは?

2011-07-31 13:48:42 | トリニータ
先々週に引き続いて野津田に町田-松本を観に行ってきました。それぞれが今年のJ昇格最有力候補で、だいぶ前からこの試合を楽しみにしてました。ただ現在JFLは上位が大混戦で両クラブともその渦に巻き込まれ、試合前までそれぞれ7位と8位。僅差とはいえ、このままではJFL残留。お互いに負けられない試合だったと思います。


町田側のゴール裏の向こう側にとてつもなく黒い雲があったため試合中はスコールが気になってちょっと試合に集中出来ない時間帯もあった。



まず特筆すべきは松本サポ。ゴール裏だけを比較しても3倍以上。バックスタンドもほぼ青と緑が二分と完全に野津田ジャック。この動員力は見事だと思います。この点はもう既にJ2でも上位クラスだと思うし、下手すりゃJ1でもやってけそうな雰囲気すら漂わせてる。


この数字が発表された瞬間にスタジアムはちょっとどよめいていましたが、この数字の大半は松本サポが作り出しているということを町田はしっかりと受け止めなければならないと思う。

ただそんなスタンドとは裏腹にピッチ上で繰り広げられる肝心のサッカーは全く逆。先々週の金沢戦で観た町田はいいサッカーを展開出来てたのは数十分で、涼しくなる頃まではちょっと厳しいかなとも思ってたし、実際に前節秋田に負けたりとまだまだという印象だった。

しかし蓋を開けてみると町田のサッカーの面白いこと!

ポゼッションで完全にピッチ上を制圧し、面白いようにサイドチェンジが決まり、痛快なサッカーを展開してた。前半は決定機につぐ決定機でいつ試合が終わってもおかしくなかったけど、結局ゴールは割れず。サイドの迫力はもの凄いものの、センターはそうでもないというのが印象かな。


やっぱりポポさんのサッカーは面白い。津田と藤田の両SBは上がりっぱなし。走力も十分で、松本は打つ手がないというのが実情。特に前半の藤田はやりたい放題。早くもポポさんのサッカーが町田に浸透しているのをまざまざと実感する試合だった。

一方で松本はちょっとバラバラ。松田が出場停止でいなかったのが要因なのかは分からないけど、方向性が全く見えない試合だった。唯一あるとすれば、「戦術飯田」のセットプレー。あれだとJFLの中位以下には通用してもそれ以上には厳しいんじゃないかな。去年の夏頃にも同じような印象を持ったけど、秋にはバランスのいいチームに変貌をとげてたんだけどな。また逆戻りをしてしまったのだろうか。


そして触れなければいけないのが木島兄弟。正直今年までは弟の存在は知らなかったんだけど、兄弟してカードのコレクトっぷりが素晴らしいという噂を耳にしてた。そしたらこの試合の1枚目が弟、2枚目が兄と噂は本当だった。さらに弟はとても1枚カレー券を保有している選手のプレーとは思えないデヨンクばりの、いやジャンボ鶴田ばりのジャンピングニーでキムチを贈呈されてました。


さすがに危なすぎて退場していく弟にポポさんも怒り心頭。

結局試合は3-1で町田の完勝。ポゼッションから逆サイドで崩すという明確なイメージが共有されている町田に対して、相手陣内から猛烈にフォアチェックをかけてくる町田にタジタジでビルドアップ出来ない松本は、前線に放り込んでも待っているのは兄で高さもない。両チームの間にある差は決定的なものだと感じた。

まぁそれでも松本も昇格圏まで1ゲーム差もないわけで絶望することもないことは事実。今後もこの両クラブは注目ですね。

で、18時に試合が終わったので、そのまま横浜戦で日産に向かってみました。19時キックオフの横浜-大宮戦の前半15分頃にスタジアムに着くことが出来ました。

横浜はいまJ1の首位ですからね。




元A代表の10番と現五輪代表の10番。


どう考えてもオレの慶悟の交代が早過ぎるだろ。


ということで感想は特になし。横浜は何というか、「どろ~ん」とした強さです。不思議な強さです。近年の首位の中でも稀に見る明確な強さを感じない首位だと思います。そして来週は柏との頂上対決。まだ日立台のチケットは入手出来ていませんが、何とかして観に行きたいと思います。J1の首位攻防が柏-横浜というのは新鮮で面白そうだ。小林ダービーとか言おうと思ったけど、昨日の試合で着席する前にケガをして、既に交代済みだったらしい。

予定通り、数週間の単身赴任生活はフットボール漬けを楽しもうと思います。

そして今日は味スタ!!
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胎動(22節湘南戦)

2011-07-25 22:55:31 | マッチレポート11’
いきなり話が前後しますが、湘南戦の翌日は練習見学に行ってきました。9時まで試合があって、それから日出の嫁さんの実家まで帰って、さらに余韻で眠れずまた10時に大分市内まで行くのは正直きつかったんですが、何せ練習見学が丸2年ぶりでここを逃すと次にいつ来れるか分からなかったので、強行で行きました。



バックアップメンバーに数人の練習生を入れて大学生と練習試合をしてたんだけど、このメンバーがまぁ豪華。前田、さんぺー、為田の前線もさることながら、ヤス、サク、タツの3バックは決して前日の3人にもひけをとっていない気がした。特に安川は後半から左SHもやってて非常に調子が良さそう。大きな声を出して、一生懸命走る姿は見ていて気持ちがいいし、早くチャンスが回って来ることを願ってやまない。

と話が逸れましたが、何が言いたかったのかというとチームの形が出来つつあることを土曜、日曜の2日間で実感したということ。簡単にいえば、選手層が厚くなってきている。別に選手を補強したわけでもないのにそう感じるのは確実に選手個々が成長しているのとチームとしても成長してきているからでしょう。本当だったら安川の起用を声を大にして訴えたいところだけど、土曜日のソンホの活躍ぶりを見ると、とてもそんなことは言えない。つまり田坂さんが悩むような状況が生まれつつある。いい傾向だよね。

だから本来(というか今まで)であれば、前節2ゴールの前田さんが有給でさらにさんぺーも出られなければピンチになりそうなところで3ゴールの圧勝。チームが一つの階段を上がったとみていいんじゃないかな。この兆候は横浜FC戦、もっと言えばFC東京戦の頃からうっすらとは感じられたけど、正直半信半疑だった。でももういいんじゃないかな、堂々と自信を持って。





実を言うと試合から50時間近く経とうとしてますが、まだ両ふくらはぎが痛い。前半は中心からちょっと離れたところにいたんだけど、何かもうあまりにも気分が悪いんで、後半からど真ん中に移動させてもらいました。3ゴールの度に思いっきり跳ねてたもんだからいまだに痛い。これ筋肉痛通り越して肉離れかな。でも久々に行ったタスキの中は気持ち良かった。後半こちら側に3ゴール吸い込まれたのはオレが中心に行って呼び込んだからなんじゃないのかという超絶勘違いをしてしまうくらい気持ち良かった。味スタでも平塚でもがんばっちゃうか、微力だけど。

確実に変化し始めてるチームの流れを確実なものにするためにこれからの数試合は特に重要。何かワクワク感がとまんない。湘南戦はそれくらいにいい試合だったと2日経ったいまでも思える。さぁ、こっから逆襲だ!
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あとちょっと(21節横浜FC戦)

2011-07-18 01:14:24 | マッチレポート11’
90分通して走り勝ったし、ビハインドになってから追いついたし、ゴール裏もスゲぇいい雰囲気だったし、最高の試合になるはずだったんだよな。でも、勝ってねえんだよ。本当にあとそこだけの試合だったと思う。



選手たちは是非自信を持ってほしいと思う。今日の試合で終盤攻めまくったのは確実に走力がついてきていることの証明だと思うし、FC東京から勝ち点が取れたのはここ7試合でうちだけ。今の状態に自信を付けてやれれば、もっといい試合が出来る。

そして前田さん2ゴール。

1点目の美しい抜けだしは多分左足しか使ってないはず。パス、トラップ、シュート全て左足だけのはず。素晴らしい!PKシーンはエンマサが何かほざいてたけど、あんなもん誰が見たってPKやろ。ユニ引っ張って、腕引っ張って、最後に二人してなだれ込んで、どっから見てもPKだよ。それにしても前田さんの関東アウェイでの輝きぶりは何なんだろ。言わずもがなのNACK5に始まり、味スタ、フクアリ、三ツ沢。今日でカレー券累積させたのも再来週の味スタに向けて休養モードに入ったとしか思えない。速攻の起点になってるドリブルもいいね。


この距離で前田さんのゴールを拝める専スタはやっぱいいね。

今日はネットワンシステムズさんと広友さんの両スポンサーの動員もあり、ゴール裏の人数が多かった。コアサポの方々が初めてと思われる人たちをうまくリードしてくれて、とてもいい雰囲気だった。声もよく出てたと思う。特にPKのシーンでの「圭介コール」は本当にこれでボールを弾き出せるんじゃないかと思うくらい気持ちが入ってた。7.9の継続という意味ではこの企画も成功だったんじゃないかな。だから次のホームが大事だね。湘南戦行ったるぜ。何せホーム3連勤だからね。




圭介越しの社長。

さて、異常な眠気が襲ってきて、さっきから誤字を連発しては直すのを繰り返しています。W杯ファイナルまで2時間ちょっとというのは信じたくない事実です。寝ます。
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今季初JFL観戦

2011-07-16 23:27:53 | トリニータ
今季初のJFL観戦に野津田へ。改修後の野津田も初。カードは町田-金沢。ポポさんのサッカーが観たかったのはもちろん、久々のネモやドラゴンなんかも観てみたかった。ついでに金沢が調子が良さそうだったので、かなり期待をして行きましたが・・。

内容はちょっとお粗末というか、いい試合ではなかった。16時開始とはいえ、試合終了時点でも陽がさしてる状態じゃそれも仕方がないのかなとも思ったけど。町田に出場停止3名、金沢は主力が誰なのかとか分かんないんだけど、ネモもドラゴンもいなかったのが要因だったのかな。

町田がポポさんのサッカーの片りんを見せたのは前半の20~30分間程度。収穫は勝ったことくらいかな。金沢に至ってはここ数試合の好調は見てない人間からすると疑うくらいチャンスも作れず。繰り返しになるけど、真夏の昼間のサッカーはこんなもんなのかな。


ちょっと動員が伸び悩んでる様子。ホームゲームで3千人切っちゃってるし、再来週の松本戦で稼いで、早いとこ昇格圏に入らないと終盤厳しいぞ。



ポポさんは試合中終始このポーズで、大きなアクションもなし。まぁ余裕といったとこでしょうか。前半の半分くらいで見せた流れのあるサッカーは涼しくなる頃には走りやすくて、さらに成熟してJFLでは手が付けられなくなるような雰囲気を醸し出してた。来年にはこの人と対戦す日がやってくるかもしれませんな。



試合はハッキリ言ってつまらなかったんだけど、いい選手を見つけちゃいました。金沢の17番、菅野哲也選手。ベルマーレから移籍してきた選手らしいんだけど、ドリブルがいい。ガンガン仕掛けて、1~2人は必ず抜く。たださらに突っかけて引っかかるパターンが多いのは周りとの連携の問題だとは思うけど。この選手は面白いと思う。もろに柿谷っぽい。どこが保有してるのかは分からないけど、来年はJ2あたりにいそうですな。

ということで今年のJFLは史上空前の大混戦。試合が始まるまで10位だった町田が暫定とはいえ一気に4位にジャンプアップしてるのがその証拠。準加盟組は承認の有無を問わず上位争いをしてるし、恒例の門番組は今年も頼もしい。12月頃にどんな状況になってるかちょっと想像出来ない。再来週はまた野津田で町田-松本。中盤戦の大一番で、盛り上がり必至なのでまた行きます。JFLはやっぱ面白い。
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総力戦(20節FC東京戦)

2011-07-10 17:32:06 | マッチレポート11’
勝てば最高だったんだろうけど、選手のがんばりやスタジアムの雰囲気を考えればこのプロジェクトは成功だったと言っていいなじゃないでしょうかね。実際目標の数字には達してないし、色々な評価があるんだろうけど、個人的には試合が終わった瞬間に「今日来て良かった。」と素直に思えたので、成功だったんじゃないかなと思う。



何かよく分かんないですけど、もうブレーブスのあたりで既に目がうるんでました。




コレオも素晴らしかった。サポも総力戦。久々にギッシリと埋まったゴール裏から放たれる重低音の声の束は迫力があって、鳥肌が立ちっぱなしだった。最後まで頑張りきった選手たちの奮闘はサポが引き出したものだと言っても過言じゃないと思う。

シュート数は7本対19本。ただそこまで危なかったっていう印象はスタンドで観ててなかった。一番ひやっとしたのは裕大が梶山にちぎられてシュートを打たれたシーン。それ以外に決定的なシーンはなかったと思う。どうしてもさんぺーが決めてればと思わずにはいられないけど、それは話がうますぎるってもんかな。



最後までよく走ったと思います。スコアレスでも面白い試合だったと思えたのは最後まで集中力の高いプレーが続いたから。これが毎試合続けられれば、「走力戦」の観点からも一定の成長を感じることが出来るから次節以降も期待。



モリゲはちょっと控えめでしたかね。CKの数も多かったし、最近の好調ぶりからしてもっと怖いかなとも思ってたけど、考えてくれたかな。いい子だよ。


まぁとりあえず祭りは終わったわけで、大事なのはこれから。この試合はあくまでもきっかけ作りにすぎない。最高の結果ではなかったかもしれないけど、いつもは来ない2万人の人が選手のがんばりやスタジアムの雰囲気をどう感じて、そしてお金を払ってでもまた観に来たいと思ってくれたのかは次節以降のホームゲームに結果として表れてくる。隣に座った50歳くらいのおじさんは地元だけど、今日初めて来たと言ってTシャツまで買ってくれていた。サッカーには詳しくないらしく、試合自体よりゴール裏にしきりに興味を示して、色々と質問をしてきてくれた。それと最後まで何でオレが東京から来てるのにFC東京じゃなくて大分トリニータを応援してるのかが理解出来なかったみたいだ、何度も説明したんだけど。あのおじさんの住む街にはそれだけの魅力を持ったサッカークラブがあるということが昨日の試合で伝わっただろうか。

昨日改めて思ったのはやっぱりホームスタジアムが最高だということ。またいつの日か普通に2万人、3万人の人で埋まるスタジアムを夢見て、応援を続けていこうと決意を新たにしました。

湘南戦も岡山戦も行きます。岡山戦では子供をスタジアムデビューさせる予定です。今年中にはどこかのスタジアム連れていこうくらいにしか考えてなかったけど、昨日の試合でやっぱり人生で一度しかない彼にとっての最初の試合はホームスタジアムじゃなきゃダメだと思い直しました。

「ご新規1名様、ご案内でーす!」
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勝負へのこだわり(19節北九州戦)

2011-07-02 21:00:24 | マッチレポート11’
今回は明らかにコンディションに差があるから仕方がないとは思いつつも、心の隅では期待してしまうのが、サポーターの本音だと思う。

連敗中にも書いたけど、田坂さんは指揮官としては大いに評価しても、勝負師としての物足りなさを感じずにはいられない。コンディションの差やアウェイだということを考えれば、今回は勝ち点1で十分に納得出来たはずだ。運動量が少ない中でソンホや阪田がビルドアップをするのはやっぱりちょっと厳しい。もっとモリシへのロングフィードを割りきって入れた方が良かったと思う。もっと省エネ的なサッカーが出来たはずだ。これは試合前から思ってたけど、同時に田坂さんはやらないだろうなとも思ってた。

個人的な思いだけど、田坂さんをはじめ日本で一般的に志が高そうだと思われてる監督たちは何でこぞって繋ぐサッカーを志向するんだろう。日本で最も成功しているクラブである鹿島のようなサッカーを見習う監督が出てきてもおかしくないと思うんだけどな。

話がそれました。結果的には0-3。

ホーム連戦でいい流れを作ったにもかかわらず、この結果は次節の大一番に向けて最悪の結果で終わったと言っても過言ではないんじゃないかな。全員がキツい中で最も頑張ってほしかった為田くんが何も出来ずに最初に交代したことや、早々に試合を諦めたこと等、色々と大いに不満だ。不満なんだけどもさ・・。

特に用事もなくアウェイに駆けつけなかったのは多分3年ぶりくらいだと思う。やっぱりオレが行かなきゃダメか?アウェイじゃないけど、来週は行くぜ。総力戦だもんね。この惨劇は一晩寝て忘れよう。3万人の力でFC東京に勝つために。
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