Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

連戦を完勝で締めくくり(13節鳥取戦)

2012-05-06 23:56:35 | マッチレポート12’
ほぼ非の打ちどころのない勝利で本当にしんどかったであろう連戦を締めくくった。鳥取のコンディション不良によるところが大きかったと思われるけど、色々と試せたこともあり収穫の多い試合だったと思う。

まずは村井のシャドー起用。考えたことはなかったけど、メンバー表を見た時に「なるほど!」と思わず膝を打ちたくなる起用だった。トリニータの中盤の選手の中でも群を抜いてシュート力とシュート技術のある村井があそこに入れば、間違いなく得点力が上がるよね。ただこれが今まで思いつかなかったのって村井をボランチから外す選択肢がなかったからだと思うけど、タメの急成長のお陰でまた一つ起用の幅が広がった。今日も抜群の運動量と存在感だったタメ。後半ゴール前で高松に譲ったシーンは自分でシュートを打ってほしかった。この連戦をやり切ったことは若いタメにとって本当に大きな自信になったと思う。次節湘南戦はミッドフィールドでのせめぎ合いが試合のポイントになると思うので、タメにかかる期待は大きい。注目される試合だと思うし、バーンと光り輝いてほしい。村井の話に戻すけど、結局村井が先制点を取ったわけでこの起用は成功だったと思うし、継続起用の可能性が高いね。次節は伝説のキッカーが出られないので、プレースキッカーとしても期待のかかる村井には獅子奮迅の活躍をしてもらわなくちゃならない。連続ゴール&アシストを頼む。

それと今季まだ出場機会のなかった藤川を出場させたられたこと。次節さんぺーの場所に起用されるのは藤川の可能性が高い。今季初出場が大事な上位との決戦でさらにアウェイとなれば、固くなるなという方が無理があるので、今日出場出来たことは大きいと思う。短い時間ながらもシュートも打ったし、決定的なシーンにも絡めた。得点力としてはどうしてもさんぺーには見劣りしてしまうもののサイドプレーヤーが本職の藤川には精度の高いクロスがある。ターゲットマンが充実してる今の状況なら藤川のクロスは間違いなく活きる。こういうところで出てきた選手が活躍出来るかどうかでチームの底力が分かると思う。湘南戦は藤川に期待。左についてはスーパードンミョンがいるので何の心配もしていない。

そして何と言っても西。正直こんなに早くスタメンに復帰するとは思ってなかったけど、いきなりフルコンディションっぽいキレで安心した。まあ、状況判断については最悪の部類だったと思うけど、試合勘みたいなところもあると思うし、そこは徐々に改善されていくでしょ。バイタルのちょい手前で前を向いた時の推進力はやっぱり魅力的。コテ、キジ、後藤あたりを強烈に刺激してくれたと思うので、ここ数戦元気のない彼らの発奮材料にもなってほしい。

高松とモリシについては特に語ることもなし。彼らにとってゴールになるかどうかの最後の部分はちょっとした運みたいなもんだから、今日は高松の日で、モリシの日ではなかったというそれだけのことだと思う。モリシの貢献度については今さら言うまでもないことだから早く彼にゴールというご褒美が舞い降りてくることを願うだけ。オレはこの4連戦で360分間途中交代することなく走り切ったモリシに秘かにかつ猛烈に感動してる。神様、早くモリシにゴールを。それも20コくらいね。


1位 山形  10

1位 千葉  10

3位 水戸   9

3位 東京V  9

5位 大分   8

6位 京都   7

6位 岡山   7

6位 愛媛   7

この4連戦に限っての順位表。得失点までは面倒なので数えてません。無敗で乗り切ったことは素晴らしいんだけど、昇格目線でいけばギリギリのライン。やはりホーム熊本戦の取りこぼし感は拭えない。今季はミッドウィークに試合がある週があと3回ある。今回の結果をどう活かすか。夏以降の連戦はもっときついし、もっとしびれる。

とにかく超ハードスケジュールを大きなケガ人なく乗り切ったことは本当に良かった。選手たち、それからサポーターもおつかめさまでした。次は2位湘南。勝てばあれだけ独走してた感のある湘南と順位が入れ替わる。派手にぶっ倒して首位戦線に堂々と名乗りをあげるとしますか!
コメント
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