Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

OPAMに行ってきました(10節栃木戦)

2015-04-30 00:13:07 | マッチレポート15’
今日は日帰りで大分に旅行に行ってきました。

朝イチの飛行機で大分に到着。まずは別府の温泉へ。今回は亀川にある亀陽泉をチョイスしました。温泉は臭えば臭うほどいいと思っている人間からすると、若干物足りない無色無臭のお湯でしたが、広くて趣のあるとてもいい温泉でした。ちなみ別府市営である亀陽泉は今年の夏で建て替えになってしまうそうです。不老泉が建て替えられた時にも思ったけど、新しくなってキレイになるのはいいことですが、歴史があって趣のあるものがなくなってしまうのは寂しいですね。



そして大分市内まで電車で移動。先週オープンしたばかりのOPAM(大分県立美術館)に行ってきました。







正直、芸術には疎くまた飛行機の時間もあり、あまりじっくりと観られなかったので、展示品については何とも言えませんが、とにかく空間は素晴らしかったですね。分からないなりにもいいなと思ったのは横山大観の水墨画ですかね。入場料を払って中に入らなくても、お茶するだけでも十分に使えそう。大分に住んでた時は、ここから徒歩圏内だったので、当時これが完成してれば、ちょくちょく寄れたのにななどと考えていました。


駅ビルも新しくなったようですし、また大分に遊びに行きたいですね。









それにしても、今日は確か別府温泉に行ったはずなんだけど、何度思い返してみても道後温泉に行った感覚しかないのは、なぜなんだろうか?不思議で仕方ない。
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ジョンヒョン砲、遂に炸裂!(9節長崎戦)

2015-04-27 00:32:27 | マッチレポート15’
あの位置は去年のホーム水戸戦で既に惜しいFKを披露してたから、実績のある位置だもんね。美しい弾道でした。


まあ、とにかく今は結果だから。とりあえずほっと一息。ただまだ9試合で勝ち点7という絶望的な状況から脱せたわけじゃないしね。


今日の勝ち点3は一にも二にも完封出来たことだろうね。最終ラインでは若狭が、その前では昌也が特に奮闘してた。若狭はプロキャリアの中でも上から数えた方がいいくらいにいい出来だったんじゃないだろうか。相手のFWに許した突破は後半の1本のみ。もしかしてキャプテンマークを巻いたことでこのパフォーマンスが引き出されたんだとしたら、毎試合若狭にキャプテンやってもらおう。昌也も良かったと思う。ダニエルと同じことをしようとしてもそれは無理があるけど、広範囲に顔を出して昌也なりのアンカー像をきっちりと表現出来てたと思う。そして何よりも戦ってた。何度も言ってるけど、今季は昌也に一番期待してる。ボロクソに言われてた武田と鈴木もほっとしたろうね。武田は今日は22分のスローイングとか、61分のエヴァにピタッと合ったパントとか、クイックに出すプレーが良かった。前半のビッグセーブはもちろんね。

そして何と言ってもタメの復帰。本来なら5月頃に第2エンジン点火みたいな復帰の仕方が理想だったけど、チーム状態がこんなんだからやむを得ずいきなり先発で復帰というスクランブル発進。ヒザはぐるぐる巻きだし、まだ全快ではないんだろうけど、随所にタメらしさ、特に推進力のあるドリブルを見せてくれた。復帰戦でいきなり80分も引っ張って大丈夫かよと思ったけど、次節は絶対に先発を回避で。無理するのだけは絶対に禁物。もうコテみたいな悲劇は二度と見たくないから。



枠内シュート1本というスタッツが示すように内容は良くない。でも今のチーム状態と、ここから4試合も連戦が続くことを考えたら、とりあえずは置いといていいと思う。とにかく結果を掴みにいくことが最優先。岐阜に勝った後も連戦だった。そしてその愛媛戦の敗戦の大きな理由が一つあると思っている。西田にハイボールで勝てなかったとかそんなことじゃない。個人的に栃木戦は内容よりも結果、さらにはどう臨むかに重点を置いて見ようと思う。

ひとまず今日はほっとした。
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また一つ素晴らしいスタジアムの誕生

2015-04-26 23:36:25 | トリニータ
善光寺御開帳と南長野の新スタジアムのセットで長野に遠征してきた。


個人的には仏像が観られればいいので、それ以外にはあまり興味がないから、何で善光寺の開帳だけこんなに人が集まるのか理解出来ない。内陣で並ぶこと約20分。単眼鏡をフルに活用してギリギリ見えるくらいのお前立。ご朱印もらうのにまた20分。


もはやテーマパークの様相。ちなみにこの列に並ぶ人たちが触りたい柱は、この写真の一番奥に写ってる山門のさらに奥にあって、午前10時頃で100分待ちと言ってました。

ま、7年後も14年後ももういいかな。



そして行ってきました新・南長野。もうこのアプローチの時点でテンションがはね上がった。長野県には既にアルウィンという素晴らしいスタジアムがあるにも関わらず、またこんな素晴らしいスタジアムが完成。長野県民がホントに羨ましい。




印象からすると、ユアスタ、フクアリ、ベアスタのいいとこ取りみたいなスタジアム。確かにコンパクトで国際Aマッチは出来ないかもしれない。でも普段の使用だけを考えれば、このサイズで十分。むしろ臨場感が損なわれないから、これくらいの方が好きだ。こういうスタジアムが日本全国にどんどん出来てほしいと心の底から願う。


ちなみにサイドラインからスタンドまで少し距離をとってるのは、スタンドと屋根をピッチ側に寄せ過ぎると芝に日ざしが当たらずに、ピッチ状態が悪くなってしまうかららしい。これも素晴らしい配慮。


このテラス席はサッカー観戦が初めての人にいいんじゃないかな。真っ正面で試合の迫力、真横でサポーターの迫力が感じられていいと思う。何よりピクニック気分で楽しめそう。


試合も純粋に楽しみだった。J2では金沢旋風が吹き荒れてるけど、J3でも参入初年度のレノファ山口が開幕5連勝。昇格候補の長野との直接対決が盛り上がらないはずがない。


レノファの試合を観るのは、2010年の地域決勝の相模原戦以来。前半しか観られなかったけど、あの試合の衝撃は未だに忘れられない。チームのスタイルは徹底したポゼッションスタイル。全部のチームを見たわけじゃないけど、J3であの徹底ぶりは少し異質なんじゃないだろうか。相手選手の間で受けたりパスを一人飛ばしたり、面白い攻撃もたくさんあった。先制された後にすぐに取り返したあたりはさすが連勝してるチームだなと感じた。


ただ今日の試合に関しては長野の試合の進め方が一枚上手だった。ここで負けるとちょっと差がつき過ぎる長野はかなり気合いも入ってた。サポーターの盛り上がりも含めて長野の試合だった。屋根に反響して迫力出るし、バックスタンドのお客さんもかなり応援に参加してた。


勝又さんには感動すら覚える。キックオフ直後のハイボールの競り合いで土井が勝つと、2回目には早速土井を信じて裏に走って狙い通りに先制点を奪う。山口はパスを繋いで何度もリズム作りを試みるけど、その度に勝又の右サイドへの単騎突破でズルズル引かされて流れを断ち切られてしまう。決して抜群にうまい選手ではないけど、数値化出来ないチームへの貢献度合いではJ3でも屈指の選手じゃないだろうか。


長野は左右両側に高性能の長距離スローイン砲を備えていて、ちょっと緑色のお隣さんっぽい試合運びだったけど、かなり脅威になってた。特に左の松原のロングスローは距離、スピードともに一見の価値がある。


現在J3得点王の岸田和人も今日は長野DF陣に何もさせてもらえなかった。


都並jrがなかなか良かった。セットプレーからの得点もそうだけど、後半開始すぐのカットインからバーを叩いたシュートは決まっていればゴラッソだった。


ホントにいいスタジアムだった。次は大阪だな。計画段階だけど、広島も山形もがんばってほしい。
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降格するわけにはいかない(8節大宮戦)

2015-04-20 01:20:54 | マッチレポート15’
試合前日になって大宮戦は4バックで臨むという情報がチラホラと出始める中、TLに今季は阪田と若狭の負傷で4バックはやりたくても出来なかったっていう意見があったけど、それは違うと思った。少なくとも山口、鈴木、ダニエル(今日の布陣を見ればヤスも)がいたわけで頭数で4バックが出来なかったということはなかったはず。そして今日の試合後の田坂さんのコメントで、守備を安定させたいから3バックを採用したという言葉もあったから、田坂さん自身の意向で昨季の4バックをやめて3バックに変更したわけだ。別に「ほら見ろ」とか言いたいわけじゃなく、もう4バックに戻すしか道はなかったと思う。

13年、史上最低の成績で降格、まさかの続投で臨んだ14年も目標の昇格どころかPOすら逃す結果に終わったにも関わらず、迎えた15年も田坂さんが大分を指揮しているのは、14シーズン末に期待感を抱かせるチームを作り上げたからに他ならない。もちろんDFの枚数なんてさほど関係ないとも思うけど、少なくとも昨シーズン末の期待感に少しでも近づけてくれなければ、田坂さんがなぜ今でも指揮しているのかというそもそもの疑問にたどり着いてしまうわけだ。だから解任論も極めて当たり前のことだと思うし、タイミング的にももう4バックに戻すしか道はなかったと思う。


結果的にダニエルの退場で良かったのかどうかよく分からなかったわけだけど、退場までの時間は優勢に試合を進めてたことだけは確か。ただそれが、システムによるものなのか、尻に火の付いた選手たちの気迫によるものなのかは判断しづらい。ダニエルがダーティーなことをするような選手じゃないことは我々が一番知っているからレッドカードは厳しいとも思うし、スロー映像で見ればスパイクの裏が相手の足に入っているのは間違いないし、何とも言えない。ただ一つ運がない。言えるのはそれだけ。

何でこんなことを思い出すんだろうと自分でも思うわけだけど、初めて降格した09年もシーズン序盤から色々なことが重なり連敗を続けた。おかしいなと思いながらも、去年あれだけ強かったわけだからまだいけるだろ、まだいけるだろと自分に言い聞かせ続けた。そんなちょうど今頃の試合でエジが退場した。 今日と同じく100%納得出来る判定じゃなく。そして今日と同じく負けた。あの年も確か1勝1分あとは全部負けでズルズルと引き離されていった。奇妙なほど似てきた。チームを信じて前を向くことは結構なことだけど、クラブの中の人たちはそれなりの準備をしていてほしい。徒労に終わることを願うけども。



タメが負傷したことは不運かもしれない。
永井のゴールがオフサイド判定されたのは納得いかないかもしれない。
永井のゴールがファール判定されたのは納得いかないかもしれない。
末吉のシュートがディフレクションしたのは不運かもしれない。
高松のスーパーゴールで一矢報いたかもしれない。
数的に不利になったから仕方がないかもしれない。

でも勝ってない。それが全て。言いたいことはいっぱいあるけど、それで勝ち点もらえるなら夜通しでもやる。でも結果として降格してたら何の意味もない。「勝てば官軍」「結果オーライ」何でもいい。勝てるのなら何でもいい。もうそういう段階に入ったと思う。



田坂さん、柳田さん。

「俺、解任まであと何連敗できる?」
(「ジャイアントキリング」第4巻♯28参照)


こういう話を始めてますか?
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連勝する方の大分

2015-04-19 22:26:14 | トリニータ


ユース爆勝でプレミア初勝利!
ヴェルスパ逆転勝ちで連勝!
・・・・・・・・・・・・。



とまあ、キジと姫野の応援にムサリクに行ってきたわけですよ。


順調に試合経験を積む姫野。出場の見込みのないままトップチームに居続けるよりもヴェルスパで試合に出てる方が遥かに本人のためになると思う。ヴェルスパ側の関係者がどう思ってるのかは分からないけど、トリニータ側にとってはいい移籍なんじゃないかな。

プレー面ではなかなかいい面を出せずにもがいてる感じ。ユースの頃は躍動感の塊のようなプレースタイルだったけど、今は中盤の底でバランスを取りながら機を見て前に出るって感じ。ただいい形で前を向ける回数が少なくて窮屈そう。ボールを持ってる時に潰されることも多くて、プロの洗礼を浴びている真っ最中かな。いい経験だよ、ガンガン試合に絡んでいくんだぞ。






試合後は打撲をアイシング中。




キジはもうシルエットで出てきても誰かって分かるくらいに独特なあのフォームで今日も駆け回ってた。自らのゴールはなかったものの2得点に絡む活躍でチームの勝利に貢献してた。トリニータにいた頃と同じように吸い寄せられるように左に流れてボールを引き出すプレースタイルは変わらず。強引に突っかけることはまだあまりしないで、今のところは周りに合わせる意識が強そう。







しかし、ヴェルスパなかなかいいね。個で押しまくるサッカーだけど、今の完成度で武蔵野とどっこいの試合が出来るわけだから、もうちょい組織を成熟させていったら面白いチームになりそう。キジや大迫希はもちろんのこと、9番や11番の選手もいい選手だった。ここから順位を上げていってJFLを荒らしまくってほしいね。

別れがあるのは寂しいことだけど、違うユニフォームでも活躍してるのを見るのは嬉しい。キジも先週の土岐田も。
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トキ&マグ

2015-04-12 20:45:10 | トリニータ

2年半ぶりに野津田に行ってきた。メインスタンドが完成してからは初めて。





カードはJ3の町田-鳥取。お目当てはもちろん土岐田。





土岐田は過去に在籍した選手の中でも特に好きな選手だった。退団後、町田への加入が発表されて今季は必ず町田の試合を観にいこうと思ってた。


肘の位置が高いランニングフォームも健在。


60分くらいにプレーと関係のないところで倒れてそのまま退場。足をつるにしてはちょっと時間が早いし、もしかしてハムったかなと思った。




足を引きずりながらだったけど、試合後の挨拶にも出てきたから、最悪の状況ではなさそう。ただ表情も冴えない。プレーもオレの知ってるいい土岐田には遠く及ばないし、まだコンディションが万全ではなさそう。まあでも、こんなもんじゃないし。土岐田はこんなもんじゃない。町田サポの皆さん、まだまだですよ。土岐田はこんなもんじゃないから。チームが苦しい時に死ぬほど走ってくれるから。



一方でハツラツとしたプレーを見せてたのがマグ。大分で見る機会がなかったから生で試合に出てるマグを見るのはこれが初めて。


特に圧巻だったのが、空中戦での無双ぶり。十数回あったヘディングでのプレー機会で一度も負けなかった。ホントに全勝。それもこの写真みたいに完勝だから跳ね返す距離が20m以上はあって、あれはチームとして助かったと思うよ。まだ若いけどもう既に在籍したクラブが4つ目となり、けっこう苦労してるけど、CBは年とってからが勝負だから。とにかく試合に出続けて経験積めば、いい選手になれるよ。



鳥取の松波監督。個人的にサッカーで初めて憧れとして見た選手は帝京時代の松波さん。だからJ発足当時もガンバが好きだったし、今でも気になる人。0-2で負けたけど、内容的にはドローが相応しかったと思うし、よく健闘した。正直に言って、長野や町田と選手の知名度で単純に比較したら、極めて低い。そこそこサッカー見てるけど、今日も半分が知らない名前だった。それでも最低限の結果は出してると思うし、鳥取はクラブ自体が苦しそうだけど、何とか頑張ってほしい。バードスタジアムもまた行きたい素晴らしいスタジアムだしね。


退団した選手たちもみんな頑張ってる。在籍してる選手たちも負けずに頑張って。来週はキジの応援にムサリクに行く。
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何がなんでも結果(7節福岡戦)

2015-04-11 21:27:53 | マッチレポート15’
「とにかく勝たなくてはならない。内容は関係ない。勝つことが最大の条件。そのためには失点してはならないし、どんな点でもいいので得点しなくてはならない。いまはそういうチーム状況。」


この条件が何を意味するのかは分からないけど、指揮官自らもそれなりの覚悟で臨んでるわけでしょ。サッカーだから不確定な要素も多くて、「絶対に◯◯をする」っていうのが難しいのはよく分かる。実際に今日もよく分かんない判定あったし、ディフレクションでゴールになっちゃうこともあるし。ただそれでも今は「何がなんでも結果」を出さなきゃならない状況に陥って、自らが発したわけなんだから、それなりのことを試合後に言うんでしょうね。

「J2優勝」
「5節で勝ち点10」
「何がなんでも結果」

自らの言葉を反故にする度に、その言葉が安っぽくなっていくばかり。

指揮官自らが言ってるわけだから、勝ち点3を取るまでは内容を語ることに意味を感じない。指揮官の言葉を信じて、クラブが待てるリミットがいつなのかということだけ。

一番恐れているのは、本人が辞めると言い出すまで、このクラブには決断を下せる人も機能もないんじゃないかということ。この文章書いてる途中に試合後のコメント流れてきたけど、冒頭のコメントなんてなかったかのように雄弁に語ってらっしゃるじゃないですか。この期に及んで人のせいですか。。「私の責任です」というオブラートに包んで人のせいですか。。


言葉が軽い。
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くされ縁との決別(6節愛媛戦)

2015-04-06 01:27:09 | マッチレポート15’
今日でオレの田坂さんに対する気持ちは完全に切れた。試合後の一連の態度を見て、もう完全に切れた。試合終了から少し時間が経って冷静になって考え直しても、やっぱりオレはああいう態度は受け入れられないし、もう信頼する気もない。これから36連勝してもその気持ちは変わらないし、田坂さんがトリニータを離れるまでスタンスを変えようと思う。

思い返せば、やっぱり史上最低の成績で終わった2013シーズンのオフに双方円満に別れるのがベストだったんだよ。去年の終盤に「あ、やっぱりコイツのこういうところ好きかも」みたいに気持ちが揺らいじゃったわけだけど、もうそれって単純に長く連れ添ってしまったが故の感情でしかないし、もはや「くれさ縁」みたいなもん。

田坂さんがサポーターに対してどういう思いでいるのかはあの行動に如実に表れたと思うよ。試合直後で気持ちが昂ってたのかもしれないけど、そんな時こそ本音なんじゃないのかね。



まあ、今日の敗因も田坂さんに尽きるわけで。中2日、中3日でゲームが続いてきたにも関わらずいつも通りの固定メンバー。特段誰か悪い選手いたかね?オレにはいなかったように見えた。一人一人の精度やキレが少しずつ足りなくて全体的に精彩を欠く。にも関わらずフレッシュな選手を誰一人として使わず、連敗でガソリン注入された愛媛の選手の出足に遅れをとる。ここまでの記述に試合前に予想出来なかったことってある?何もないよね。もうこれって監督の采配が悪い以外の何物でもない。オレはずっと言ってきてるけど、こんな時こそ出場機会に恵まれない選手を起用してほしい。それで負けた方がまだ納得いく。ちなみに昨シーズンの前節から中5日未満の試合の成績は2勝3分2敗。2勝はアウェイ福岡とホーム栃木。アウェイ福岡は伊藤を下げたり田坂さんにしては珍しくローテーションを使った試合。ホーム栃木は前半にジョンヒョン退場で早々にスクランブル体制となった試合。まあ、こんなもんだよ。

前節はセットプレーから得点を重ね、試合を楽に進めることが出来た。あんなにうまくいってたアウトスイングのキッカーをなぜに変えちゃったの?セットプレーからの失点が止まらなかった愛媛はゾーンからマンマークに変更してきた。そして結果として、9本もあったCKでゴールの香りが漂うことはなかった。もう監督が悪いじゃん。それしかないじゃん。

今年は相手に合わせたオプションだとしきりに言ってる田坂さん。讃岐戦しかり、愛媛戦しかり、そのオプションとやらは世間一般では「蛇足」と表現するんじゃないですかね。



河原さんには本当に脱帽。シーズンオフに発行されるエルゴラのシーズン総集編。各クラブの番記者がいいと思った他クラブの選手をピックアップするコーナーがあるんだけど、山形が瀬川(元群馬)だったり、京都がダニロビ(元群馬)だったり、と番記者がいいと思った選手を翌シーズンにクラブが獲得してくるという素晴らしい一体感がある一方、大分では河原を挙げていて、去年はホームでもアウェイでも素晴らしいゴールを決められてて納得のピックアックなわけだけど、その選手にまた今季も決められるというね。別に獲って来いとは言わんけどさ、もう何も言えんね。


5年ぶりに行ったニンスタ。立派なスタンドが完成していてすっかり様変わりしてた。ちなみゴール裏のスタンドのトイレにはウォシュレットもついてた。キレイになることはいいことだね。






あー、つまんね。早くタメ戻ってこないかなー。
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ようやく噛み合った歯車(5節岐阜戦)

2015-04-02 01:13:15 | マッチレポート15’
兵働の一撃だけでもチケット代を払う価値があった試合。アレを生で目撃出来た人たちホントに羨ましい。


やっと一つ勝てた。まずは泥沼から抜け出した。ここからだよ、ここから。苦しんだ分、突き抜けようぜ。


6ゴールのうち5ゴールがセットプレーからだからうまく行き過ぎた感があるけど、振り返ってそのセットプレーを獲得したプレーを見てみると、いかに今日のトリニータの質が高かった、もしくは戦っていたかが分かる。まず1点目。左サイドで怜の1対1の局面を作り出し、迷いなく勝負に出た。中の人数も十分だったし、結果的にカバーに来た選手にクロスはブロックされたものの、上がりきればビッグチャンスだった。2点目。エヴァの縦パスから永井が抜け出し、もうそもそもこの時点でビッグチャンス。永井のシュートはセーブされるも、宏矢がきっちり詰めててもう一度シュート。前半終了間際の5点目。永井とエヴァがうまく縦関係で絡んで、高木に潰されてFKを獲得。エヴァのポストプレーに対して永井がタイミング良く絡みにいってたから、高木が潰さなければ、前を向いて仕掛けてただけにこれもビッグチャンスになってたはず。そして6点目。もうこれは永井の脱帽ものの落としに西の爆走ドリブル。ヘニキはもう手で止めるしかなかった。てな感じでたまたま取れたセットプレーでなく、いい形で取れたセットプレーがほとんどだったから「流れの中からは1ゴールのみ」と評価を下げる必要はない。そもそもセットプレーから点が獲れることはとてつもなくいいことだ。

そしてその「流れの中からの1ゴール」は文句の付けようのないパーフェクトなゴール。ヤス→怜→エヴァ→兵働→怜で流れるように左サイドを突破、ニアに宏矢が突っ込んで永井にスペースを作ってあげる。シュートは惜しくもキーパーに弾き出されるも逆サイドの西がきっちりと詰めているというドキドキ感、ワクワク感満載のパーフェクトなゴール。本当に美しかった。ちなみに西のゴールが3シーズンぶりとか、どんなエイプリルフールだよと思った。



今日一番予想外だったのは、選手たちの身体が思った以上にキレてたこと。中2日の連戦で、それも磐田ではかなり負荷の高い試合をしてきたばかりだったから試合自体が重たくなって我慢比べになるだろうなと予想してた。だからゴールがたくさん入ったこと以上に選手たちの身体がキレてたことに驚いた。特に試合終盤までの永井のフィジカルの落ちなさは驚異的だと思う。最後までチェイシングを切らさないし、終盤でもプレーが正確だ。永井の獲得が決まった直後に書いた記事で永井を「粗い」と書いた奴はどこのどいつだ。前節は誤審、今節はポストともう少しのところでゴールに嫌われてる感があるけど、何とか早く決めさせてあげたいとは全く思わない。だってどう見てももうすぐにゴールするもん。心配しなくてもすぐにでもゴールするもん。それくらいにプレーに説得力がある。焦る必要は全くない。

開幕戦で唯一の光だったと感じてた鈴木も身体の強さを見せて早速プロ初ゴール。まだ少し不安定なところがあるけど、あのヘディングの強さは魅力だし、とにかく外国人選手にも当たり負けしない強さがいい。チームの調子が上がらずこれだけ選手起用が定まらない中で開幕からフル出場を続けるのはヤスと鈴木だけ。ジョンヒョンも諦めずに使い続けながら良くなってったように鈴木も同じタイプに思える。いいよね、そこはかとないトリニータっぽさを発してるのがいいよね。開幕戦を観て、後援会の新入団選手のサイン特典を鈴木にしたくらいに期待してる。かわいいかわいいユースっ子たちに惹かれるのを強い気持ちで断ち切って鈴木を選んだくらいに期待してる。ナイスゴール&ナイスアシストでした。


さあ、もう3日後には愛媛戦がやってくる。愛媛戦。そう愛媛戦ですよ、愛媛戦。愛媛戦といえば、さんぺー。愛媛キラーのさんぺーですよ。今日はエヴァも宏矢も本当に良かった。それでも愛媛戦は連戦3試合目。フレッシュかつ愛媛と相性のいいさんぺーを頭から使うの面白いんじゃないかな。
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真の「ミスター裏目」はどっちだ

2015-04-01 00:01:02 | トリニータ
まだ大丈夫だった。一晩寝たら、「よし、岐阜の前節観とこ」って思えたから、まだ大丈夫だ。


明日は岐阜との大一番。負けた方の監督が「ミスター裏目」を襲名だ。田坂さんは言うに及ばず、ラモス監督もなかなかの裏目っぷりだ。前節の金沢との試合では、前半決して良くはなかったけど、バランス良く試合を進めて少なくとも失点をしそうな雰囲気ではなかった。しかし裏目監督は後半開始から2枚替えで勝負に出る。中盤の底で試合を動かしてた宮さんを下げてルーキーを投入。さらに中盤の並びまで変えると、その並びを変えた中盤同士でのパス交換をかっさらわれてわずか3分で失点。それもそれが金沢がJ2で流れの中から奪った初めてのゴールという、裏目っぷり。その後もほとんど金沢ゴールを脅かすことが出来なかったので、いずれにしても勝ち点3を取ることは不可能だったとは思うけど、やりようによっては勝ち点1は前半の出来から考えて十分にあった。

岐阜のサッカーの作り方は大まかには磐田と一緒。攻撃時にはCBの高木と深谷の間に宮さんが下がってきて、両SBを押し上げる。ただし両翼等しく攻撃に絡んでくるかというとそうでもなく、オーバーラップしてくるのは主に右の益山。益山のプレーを久しぶりにちゃんと見たけど、クロスの質がとても良くなってた。オレが知る益山は力任せにドーンと蹴り込むイメージだったから、あんないいクロッサーに成長してるとはね。ただし、駒野と同様、えぐりきらず、抜ききらずで上げさせておく分にはあまり恐くない。真ん中で待ってるのはこれまたモリシと似たタイプの難波。対岐阜用の練習をする時間はなかったかと思うけど、似た感じのチームとの対戦が続くのは連戦という点においてはラッキー。



連戦だけに選手起用もポイントになると思われる。岐阜は元大分組を中心にベテランが多いので、メンバーをいじってくる可能性は非常に高い。一方の大分は磐田戦で大きくメンバーをいじった。ただしそのメンバーは磐田戦専用メンバーとも言えるもので、果たしてあれがレギュラーなのかは判断がつかない。ただフレッシュさを注入するために何枚かは替えてくるんじゃないかな。まあ、いまの結果と順位じゃどんなメンバーを起用しようが、勝てなかったら何も評価されないだろうから、田坂さんにはそのつもりで臨んでほしいわ。

ちなみにその磐田戦専用メンバー。6日前に獲得が発表された永井を除くと全て昨年からいたメンバー。つまり、4節にして早くもシーズン前に獲得した選手が1人も先発していないという状態だったわけだ。特にうちの場合は出入りが激しい中でこの状態なわけだ。これは獲得してきた強化部の責任か、それを使いこなせない田坂さんの責任か、とても難しい問題。磐田戦に関しては特殊な選手起用だったというエクスキューズは通用すると思うので、チームがボロボロになっちゃう前に新加入選手には意地を見せてほしい。



裏目に出ようが、何しようが、勝ちゃいいわけだ。優勝目指してんだから。理想を語ろうが、言い訳をしようが、勝たなきゃいけないわけだ。降格するわけにいかないんだから。

「一つ」勝たなきゃ何も始まらないし、「一つ」勝てなきゃ何かをしないと。

そういう試合だと思いますよ、岐阜戦は。
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