4月30日にフクアリでの勝利以降、結局1回も現地で勝利を見ることなかったな。
プレーオフ初戦で敗退。今シーズン終了となった。
ゲームプランは自分が考えていたものとほとんど同じだったように思う。自分が予想していたよりも思いっきりそっち方面に振り切ったのとあとはちょっと暑かったのも影響があったかなと思う。
ロングボール中心にするのにあたって長沢かサムエルの先発は必須と書いた。しかしふたを開けてみたら先発は何と伊佐。確かによく考えてみれば高さでも勝負出来るし裏抜けも狙えることを考えればこの戦い方において適任である。さらにもう一つのポイントに挙げた守備時のハイプレスも考えれば今となっては伊佐しかいなかったと思えるけど、それでも伊佐が最後にリーグ戦で先発したのはもう半年以上前の第16節。さすがにこのサプライズを予想することは出来なかった。でも伊佐は奮闘した。伊佐らしいゴールは言わずもがな、60分とキッチリと時間は決められていたと思うけど、大相撲のようなポストプレー、ハイボールの競り合い、隙あらば裏抜けと期待された役割を全うし続けた。大一番での雰囲気作りまで含めて下平監督のこの起用は見事だったと思う。
試合前のアップが終ってロッカールームに戻る際に伊佐のチャントとメインスタンドから大きな拍手が送られると伊佐は泣いているように見えた。太陽がまぶしかっただけかもしれないけど、自分には昂る気持ちを抑えきれずに泣いているように見えた。苦しんだ一年だったけど、最後に伊佐らしいプレーが見られて嬉しかった。
その伊佐を押しのけて個人的にこの試合のMOMに推薦したいのは中川。とにかく走った、とにかく引っかけまくった。前半の終盤に立て続けに2回引っかけたところで決めきれていればきっと勝っていただろうなと思う。寄せるだけでない奪うプレッシングには本当に迫力があった。チーム戦術を理解して、熱い気持ちで限界までやり切る本当に良いプレーヤーだということにシーズン終盤になってやっと気付いたような気がする。下平監督が今シーズンした仕事の中で一番良かったのって中川を連れてきたことじゃないかなと本気で思うよ。
勝負を分けたのは小出のミスで間違いないわけだけど、片野坂さんも言っていた通りミスやセットプレーが勝負を分けるのなんてサッカーにおいては常だから仕方ないとは思う。ただそのミスが出た時間帯とそのミスを致命的なものとしてしまった試合運びの部分には後悔が残るなという感想。こういう戦い方に振り切った以上はエネルギーダウンはチーム戦術にとって致命的になることは容易に分かる。中川も朝陽ももう少し早く交代して良かったし、ノムに至っては10分遅いと思う。後半も半ばを過ぎると前からのプレッシャーがかからずに防戦一方になった。単純なエネルギー注入を目的とした交代でいいわけだからもっと早くに動くべきだった。
それともう一つ誤算だったのがハイボールの競り合いでペレイラが高橋利樹に全然勝てなかったこと。前半は熊本から見て右奥(三竿の横や裏)に落とすボールを多用してきたけど、後半になるとビルドアップでの優位性を確保するために14竹本が少し下り気味になってその代わりに手薄になった前線の高橋にダイレクトに狙うボールが増えた。これをキッチリとはね返せてたらここまで押し込まれることはなかったと思うけど、高橋が予想以上に競り合いが強くて基点を作られてしまい苦しくなった。とは言え出るべくして出たミスでもないので小出には何とかしてほしかったのが素直な気持ちだけど、まあなくはないよなとは思う。その後の出入りの激しさは終盤に現象として起きたことなので見たまんまかなと。この試合だけでなくシーズン終盤に坂が負傷して以降は小出が奮闘してくれたからこそのプレーオフ進出みたいなところもあるからハッキリと言うのは酷だけど、あのミスがなければ勝ち抜けていた試合だった。
この試合の勝敗を分けたと思うもう一つのポイントは金崎夢生。長沢のベンチ入りは相手へプレッシャーをかける意味もあったと思うけど多分10分くらいが限界ということだったんだと思う。だから明らかに機能しないことが分かっていて伊佐との交代でワントップに夢生を入れざるを得なかったんだと思う。シンプルに言って夢生じゃなくてサムエルがベンチに入っていれば勝てたんじゃないかと思っている。伊佐とやり合う熊本の3バックの強度を見ていて多分サムエルだったら全部収めたと思う。そしたらもっと押し返せた。大事な時間帯での子供じみた振る舞いには心の底からガッカリしたけど、それよりも前に戦力として今日は夢生よりも使ってほしい選手がいた。これで加入後全試合出場なわけだけど、あんまり勘ぐりたくないけど出場契約みたいなの結んでないよね?
敗退後の悔しい気持ちをさらに後味の悪いものにさせたゴール裏とのやり取り。これって昔から思うけど選手たちにとって立ち止まって聞かなきゃいけないもんなの?今日も挨拶終った後に夢生、新太、三竿あたりはもうメインスタンドに向かって歩き始めてたし、あの局面で何か前向きだったり生産性のあることが生じるとはとても思えないんだけど。この日キャプテンマークを巻いた高木が前に出てサポーターに寄り添うような素振りを見せるからこんなことが起こるんじゃないの?やりたきゃ高木一人でやってくれよ。そもそも高い位置から拡声器で怒鳴りつけてる時点でまともなコミュニケーションじゃないだろ。うちだけじゃないとは思うけど、日本サッカー界の悪しき習慣を大分から変えられないもんかね。
大木さん、あと2試合厳しいとは思うけど頑張ってね。うちとの差はベストメンバーが揃えられたかどうかの差しかなかったと思うから本当に薄幸そうなあなたにも運が向いてきているからこのチャンスしかないと思いますよ。もう一つの山では今回も木山さんが敗退。これで4度目のプレーオフ敗退、唯一のJ1挑戦となった20年シーズンの仙台も実質降格とさすがにもう縁起が悪すぎて木山さんとやりたいと思うクラブなくなるんじゃない?
サウルコス福井がかつて男女で分けるチャントをやってたのを地域決勝で見たことあるけど、男女でパートを分ける意味って何?デカいスタジアムで成立するの?
もし昇格出来たのならホームゲーム運用はもう少し頑張らないとJ1の大挙して訪れるサポーターをさばき切れないと思うぞ。スタジアムから最寄り駅までの臨時バスが全然臨時バスの働きをしてなかったよ。
シーズン総括については昇格出来ないことを前提にもう3割くらい書き始めているので今週中には早々に仕上げたい。昨シーズンよりも50日以上長いオフが始まる。
プレーオフ初戦で敗退。今シーズン終了となった。
ゲームプランは自分が考えていたものとほとんど同じだったように思う。自分が予想していたよりも思いっきりそっち方面に振り切ったのとあとはちょっと暑かったのも影響があったかなと思う。
ロングボール中心にするのにあたって長沢かサムエルの先発は必須と書いた。しかしふたを開けてみたら先発は何と伊佐。確かによく考えてみれば高さでも勝負出来るし裏抜けも狙えることを考えればこの戦い方において適任である。さらにもう一つのポイントに挙げた守備時のハイプレスも考えれば今となっては伊佐しかいなかったと思えるけど、それでも伊佐が最後にリーグ戦で先発したのはもう半年以上前の第16節。さすがにこのサプライズを予想することは出来なかった。でも伊佐は奮闘した。伊佐らしいゴールは言わずもがな、60分とキッチリと時間は決められていたと思うけど、大相撲のようなポストプレー、ハイボールの競り合い、隙あらば裏抜けと期待された役割を全うし続けた。大一番での雰囲気作りまで含めて下平監督のこの起用は見事だったと思う。
試合前のアップが終ってロッカールームに戻る際に伊佐のチャントとメインスタンドから大きな拍手が送られると伊佐は泣いているように見えた。太陽がまぶしかっただけかもしれないけど、自分には昂る気持ちを抑えきれずに泣いているように見えた。苦しんだ一年だったけど、最後に伊佐らしいプレーが見られて嬉しかった。
その伊佐を押しのけて個人的にこの試合のMOMに推薦したいのは中川。とにかく走った、とにかく引っかけまくった。前半の終盤に立て続けに2回引っかけたところで決めきれていればきっと勝っていただろうなと思う。寄せるだけでない奪うプレッシングには本当に迫力があった。チーム戦術を理解して、熱い気持ちで限界までやり切る本当に良いプレーヤーだということにシーズン終盤になってやっと気付いたような気がする。下平監督が今シーズンした仕事の中で一番良かったのって中川を連れてきたことじゃないかなと本気で思うよ。
勝負を分けたのは小出のミスで間違いないわけだけど、片野坂さんも言っていた通りミスやセットプレーが勝負を分けるのなんてサッカーにおいては常だから仕方ないとは思う。ただそのミスが出た時間帯とそのミスを致命的なものとしてしまった試合運びの部分には後悔が残るなという感想。こういう戦い方に振り切った以上はエネルギーダウンはチーム戦術にとって致命的になることは容易に分かる。中川も朝陽ももう少し早く交代して良かったし、ノムに至っては10分遅いと思う。後半も半ばを過ぎると前からのプレッシャーがかからずに防戦一方になった。単純なエネルギー注入を目的とした交代でいいわけだからもっと早くに動くべきだった。
それともう一つ誤算だったのがハイボールの競り合いでペレイラが高橋利樹に全然勝てなかったこと。前半は熊本から見て右奥(三竿の横や裏)に落とすボールを多用してきたけど、後半になるとビルドアップでの優位性を確保するために14竹本が少し下り気味になってその代わりに手薄になった前線の高橋にダイレクトに狙うボールが増えた。これをキッチリとはね返せてたらここまで押し込まれることはなかったと思うけど、高橋が予想以上に競り合いが強くて基点を作られてしまい苦しくなった。とは言え出るべくして出たミスでもないので小出には何とかしてほしかったのが素直な気持ちだけど、まあなくはないよなとは思う。その後の出入りの激しさは終盤に現象として起きたことなので見たまんまかなと。この試合だけでなくシーズン終盤に坂が負傷して以降は小出が奮闘してくれたからこそのプレーオフ進出みたいなところもあるからハッキリと言うのは酷だけど、あのミスがなければ勝ち抜けていた試合だった。
この試合の勝敗を分けたと思うもう一つのポイントは金崎夢生。長沢のベンチ入りは相手へプレッシャーをかける意味もあったと思うけど多分10分くらいが限界ということだったんだと思う。だから明らかに機能しないことが分かっていて伊佐との交代でワントップに夢生を入れざるを得なかったんだと思う。シンプルに言って夢生じゃなくてサムエルがベンチに入っていれば勝てたんじゃないかと思っている。伊佐とやり合う熊本の3バックの強度を見ていて多分サムエルだったら全部収めたと思う。そしたらもっと押し返せた。大事な時間帯での子供じみた振る舞いには心の底からガッカリしたけど、それよりも前に戦力として今日は夢生よりも使ってほしい選手がいた。これで加入後全試合出場なわけだけど、あんまり勘ぐりたくないけど出場契約みたいなの結んでないよね?
敗退後の悔しい気持ちをさらに後味の悪いものにさせたゴール裏とのやり取り。これって昔から思うけど選手たちにとって立ち止まって聞かなきゃいけないもんなの?今日も挨拶終った後に夢生、新太、三竿あたりはもうメインスタンドに向かって歩き始めてたし、あの局面で何か前向きだったり生産性のあることが生じるとはとても思えないんだけど。この日キャプテンマークを巻いた高木が前に出てサポーターに寄り添うような素振りを見せるからこんなことが起こるんじゃないの?やりたきゃ高木一人でやってくれよ。そもそも高い位置から拡声器で怒鳴りつけてる時点でまともなコミュニケーションじゃないだろ。うちだけじゃないとは思うけど、日本サッカー界の悪しき習慣を大分から変えられないもんかね。
大木さん、あと2試合厳しいとは思うけど頑張ってね。うちとの差はベストメンバーが揃えられたかどうかの差しかなかったと思うから本当に薄幸そうなあなたにも運が向いてきているからこのチャンスしかないと思いますよ。もう一つの山では今回も木山さんが敗退。これで4度目のプレーオフ敗退、唯一のJ1挑戦となった20年シーズンの仙台も実質降格とさすがにもう縁起が悪すぎて木山さんとやりたいと思うクラブなくなるんじゃない?
サウルコス福井がかつて男女で分けるチャントをやってたのを地域決勝で見たことあるけど、男女でパートを分ける意味って何?デカいスタジアムで成立するの?
もし昇格出来たのならホームゲーム運用はもう少し頑張らないとJ1の大挙して訪れるサポーターをさばき切れないと思うぞ。スタジアムから最寄り駅までの臨時バスが全然臨時バスの働きをしてなかったよ。
シーズン総括については昇格出来ないことを前提にもう3割くらい書き始めているので今週中には早々に仕上げたい。昨シーズンよりも50日以上長いオフが始まる。