Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

よくある話で終わってしまった(14節湘南戦)

2012-05-14 00:23:34 | マッチレポート12’
やっぱりどう考えても勝てた試合だったと思うよ。それが2点目を奪えないうちに同点に追いつかれちゃうというサッカーではよくある話で終わってしまったのはなぜなのか。そこはしっかりとチームで共有しておいてほしいと思う。

今日が初先発だった夛田。彼について2つ書きたい。

まず一つ目はなぜ田坂さんは夛田を先発で使ったのか。夛田個人としては初先発という重圧に負けずに十分によくやってたとは思う。プレビューにも書いたけど、今日の試合は甲府戦の時と非常にシチュエーションが似てたと思う。甲府戦の時もそれまでベンチ入りもままならなかった後藤をいきなりスタメンで使った。後藤自身も今日の夛田同様、悪くはなかったけど、チームとしての結果には繋がらなかった。少し疑問に思うのはその後も後藤がスタメンはおろか、途中交代でも使われないこと。うがった見方をしてしまうと奇をてらった起用だったんじゃないのと思ってしまう。それで今日の夛田の起用。繰り返すけど、夛田自身の出来は初先発としては良かったと思う。ただ70分を過ぎて完全に走れなくなった夛田。本来であれば、90分走れる走力を持っていたとしても気負いやら何やらでこうなることくらいは想定の範囲内だったはず。ここでカードを1枚切らざるを得なくなったために、最後の最後で攻勢に出たい場面で高松という極上のカードを眠らせたまま戦わざるを得なかった。得点王とアシスト王を欠くスクランブル状態での試合。トレーニングは全く見てないけども、藤川でさえ今季初先発だったわけで、そこまでギャンブルをする必要があったのか少し疑問。もっと言ってしまえば、今日の田坂さんの采配には不満。

もう一つは後半最初のプレー。もう自分でも分かってるとは思うけど、モリシは要反省、超反省、猛反省。もちろんあそこを詰めてれば、楽に勝てた展開になったかもしれない。それも大きな問題だと思うけど、それよりも問題だと思うのは、夛田を信頼していないこと。多分あのシーンは夛田がこの試合で初めて仕掛けたシーン。もうモリシくらいの年齢や立場なんだったら、例えそのチャレンジがミスに終わったとしても夛田をフォローするくらいの姿勢を見せてほしいとこ。それをあんなジェスチャーされたら、どう思うよ。もうこれを取り返すのはゴールしかないよ。分かってるとは思うけど。

まあ、若干否定的なことを書いたけど、試合全体としては結果がついてこなかっただけで悪くはなかったと思う。ただやっぱり昇格目線でいくならこういう試合で勝ち点2を落としてたら厳しいと思う。サイドを中心に崩すシーンもいくつか作れてたし、上位クラブと対戦してるという怖さを試合中終始感じることはなかった。セットプレーも含めて狙った形でゴールを奪えてる感がある。

「下位に沈んでるクラブから勝ち点稼ぐ」→「上位クラブに挑戦」→「失敗」→「やり直し」。これでこのサイクルは2度目だと思うんだよね。そろそろこの壁を越えたいとこ。幸いにも次節は今日6失点でDFが崩壊した町田。でその次がまたホームでその町田を殴り倒した千葉。まずはきっちりと町田を叩いて、堂々と千葉に挑戦したいね。

で、そん時に福田の見解が正しいのか、オレたちの認識が正しいのか、ハッキリさせてやろうぜ。

コメント (2)
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