「やっとこさ アウェイで勝ち点 取りにぃーた」
元ネタはこちら。ということで個人的に今季初勝利。あと3回寝たらもう6月だというのに。
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さてさて藤枝MYFCとの対戦でした。多分クラブ史上初の公式戦での対戦だったと思われる。今季J3で戦うことになり、既に長野、鹿児島、琉球とクラブ史上初対戦のクラブがいくつかあったが、今日の藤枝に始まり、福島、相模原、盛岡、秋田、YSCCと折り返しまでの6戦全てが初対戦クラブとなる。もう10年以上もトリニータを追いかけて日本中を飛び回っても、まだこれだけのクラブがある日本サッカー界の奥の深さに驚かされる。
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藤枝という街には多分人生で初めて行ったと思われる。街の中は清水や磐田よりもサッカーの街というアピールが強い印象を受けた。確かに藤枝という名前を聞いた時に脳内の引き出しから出てくるワードは「藤枝MYFC」「藤枝東」「藤枝明誠」と全てサッカー絡みだからそれも納得か。ちなみにクラブ公式HPによるとホームタウンは「藤枝・志太榛原地域」らしいが、まずホームタウンが読めないというね。調べたら、「しだはいばら」と読むらしい。ついでに調べると静岡県は地域的には、伊豆、東部、中部、西部の4つに分けるらしい。伊豆にはアスルクラロ沼津、東部には清水エスパルス、西部にはジュビロ磐田、そして中部に当たる志太榛原には藤枝MYFCということになるらしい。ここに社会人の雄、HondaFCもあるわけだから、「王国」を名乗るのも不思議はないのかなと。
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ホームスタジアムの藤枝総合運動公園サッカー場はその名の通り、藤枝総合運動公園内にあるのだが、公園内で最も立派な施設がサッカー場というのがいかにも静岡っぽい。
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サッカー場のすぐ下にあるサブグラウンドの人工芝もきっちりと整備されてる。普通はメインになる陸上競技場は公園の奥の方に追いやられてた。
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このスタジアムはメインスタンド側を除いて山に囲まれているため、3方がすり鉢状になっているという珍しい形状。だからダンマクもこんな感じになって、かなりの迫力があった。
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なぜか試合途中から出てきて、試合中に撤収されてしまった謎のビッグフラッグ。
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電光掲示板がないため、選手名もお手製ボード。
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これはハーフタイムの写真だけど、前半終了と試合終了後すぐにスタンドに向けて監督がコメントするというのが藤枝では通例となってるらしい。ハーフタイムの時には「へー」くらいにしか思ってなかったけど、これが試合終了時にちょっとひと悶着を引き起こしたようで。自分も帰り際、藤枝サポの夫婦に「大分サポーターのマナーが何ちゃらかんちゃら」と絡まれたけど、ハッキリ言って「知らんがな」としか返しようがない。もう10年以上もトリニータの試合を観に現地に足を運んでるけど、今日はその中でも3本の指に入るくらいのジャックっぷりだった。大石監督自身が何度も「すごい」と認めるくらいの圧力、声量だったわけだから、アレを黙らせたいんだったら試合に勝つしか方法はないよ。どんなにジャックしようが、負けたらサポーターはお通夜のように引き上げるんだから。止まらない大分サポーターを見てゲラゲラ笑ってる藤枝サポーターもいれば、地声で大石監督に謝ってる大分サポーターもいたりと、人それぞれだけど、他サポがアレくらいで憤慨してるのだけは理解出来ないわ。
さて、前段が長くなりましたが、試合の方に。
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復帰して即アシストの岩田と、今季2ゴール目の翼。早くもユース上がりの2人のホットラインがトップチームでも通じてしまった。もちろん2人だけのゴールじゃないけど、もう大黒柱級の頼もしさが2人にはある。岩田は対面の選手がボールを保持してる時に少しでもコネたり、後ろを向いたりすると、一瞬で間を詰めてボールを奪ってしまう。このゴールも確か岩田のそんなボール奪取から始まってたはずだ。岩田については後ほどもう少し。
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苦しい時間帯に飛び出した清本のスーペルゴラッソ。正直に言って、清本がシュートフォームに入った時も「シュートで終わっとこう」くらいにしか思わなかったし、シュートを撃った後もキレイに軌道が見える位置で見てたにも関わらず、「外れた」と思ったくらいだった。だから少しブレながら決まった瞬間は嬉しいというよりも少し驚いた。FC東京U23戦のゴールも素晴らしかったけど、それを軽く超えちゃうくらいの多分キャリアで1番のゴラッソなんじゃないだろうか。本当に素晴らしいゴールだった。この後、ハイライトで見るのが楽しみ。
ちなみに清本に限らず、このゴールよりも遥かに決定機だったシュートは他にもたくさんあったように思うけど、それはまた次への課題としておきましょう。
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前節でのケガが原因と思われるけど、今日はダニエルが欠場。それだけでも不安材料だったわけだけど、さらに後半には鈴木までもが脱臼で途中交代。特に鈴木については去年からずっとポジションを掴み続けていただけにリードしてたけど、残り時間は嫌な予感しかしなかった。
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鈴木交代後の最終ライン。右からソンス、岩田、福森、山岸というこの上ない急造最終ラインだった。終盤はかなり押し込まれたし、安定感があったとは言えないけど、何とか凌いだ選手たちに拍手をおくりたい。
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最後は山之内も投入して5バック気味で攻勢に耐えた。山之内はデビューおめでとう。デビューがいきなり緊迫感のあるシチュエーションだったけど、何度かハイボールをキッチリとはね返してた。今度は先発デビューを狙おう。
今日の勝因で一番大きかったのは、全員が球際で戦えてたことかなと個人的には思ってる。今までも何人かは戦えてたとは思うけど、今日は戦う気持ちが連動してたと思う。2-0とスコア的には文句のつけようがないけど、危ないシーンも多かったし、まだまだ改善の必要はかなりあると思う。ただ何よりもベースにこれがないと何をやってもうまくいかないと思う。そういう意味で特に良かったと思う選手が今日は2人いた。
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1人は福森。今日はダニエルの代わりとしてCBに入ったわけだけど、これが思いのほか良かった。予備知識なしに前節と今節を見せられたら、迷わず「本職はCB」と言い切れるくらいに今日は良かった。鈴木ばりに縦パスにガンガンとチャレンジして潰したし、特に迫力があったのが空中戦。セットプレーや耐える時間帯での高い打点でのはね返しはかなり助けられたし、こんなにも跳躍力あったのかというくらいの高さだった。前節のプレーぶりも見てるから、まだどこが水準かは測りかねるけど、今日の出来が安定して出せるのなら、最終ラインの序列を荒らしそうな予感は十分にあった。
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もう1人が伊佐。ケガから復帰して今日が初先発。去年の中盤くらいから伊佐には一番注目してたから驚きはない。去年も精力的に前線を駆け回って攻守両面で貢献度が高かったけど、どうしても60~70分くらいで足をつってしまってた。今日も大体同じ時間帯で足をつったけど、伊佐の進化はそこからだった。つる前よりも雑にはなったものの、最後まで走り続けたし、相手DFにとって嫌なFWであり続けた。得点のチャンスも何度もあったし、1点くらいは決めてほしかったのが正直なところだけど、今季初ゴールはチームの窮地を救う場面まで残してると信じておきましょう。プロキャリアの全てのゴールを頭で決めてるくらいだから、もともとハイボールに合わせるセンスは抜群だったけど、今日もその能力は全開だった。守備はサボらないし、裏に抜けるスピードがあって、ハイボールでポイントになれる高さも兼ね備えるかなりハイスペックなFWに成長してる感があるし、本当にあとはシュート決めるだけ。声もよく出てた。
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藤枝の公式HPでも大分下部組織出身として紹介されてた越智。プレースキッカーも務めてチャンスメーカーとして存在感があった。藤枝はテンポ良くパスが回る時の攻撃は恐さがあったし、何度かゴール前で勝負のパスをスルーされて心臓が止まりそうになった。決して簡単に勝てる相手ではなかったと思う。
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途中出場で出てきた三好とCBに入って何度もマッチアップした岩田。18歳の岩田からすれば、10近く歳の離れた下部組織の大先輩。こんなシーンがピッチ上で見られるのは嬉しいことだし、歴史を紡いでいくことの大事さを痛感する。
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順調に勝ち点が積み上がらなくても何となくまだ大丈夫と思えた根拠に消化試合が1試合少ないというのがあった。来週の福島戦でそれはなくなるわけで、ここはどうしても勝ちたい。勝ち点3が取れれば順位もジャンプアップするし、相模原や秋田への挑戦権が獲得出来る。この2クラブとの直接対決の前にもう少し勝ち点を詰めておきたい。
ひとまずアウェイで勝ち点が取れて、少しホッとした。
元ネタはこちら。ということで個人的に今季初勝利。あと3回寝たらもう6月だというのに。
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さてさて藤枝MYFCとの対戦でした。多分クラブ史上初の公式戦での対戦だったと思われる。今季J3で戦うことになり、既に長野、鹿児島、琉球とクラブ史上初対戦のクラブがいくつかあったが、今日の藤枝に始まり、福島、相模原、盛岡、秋田、YSCCと折り返しまでの6戦全てが初対戦クラブとなる。もう10年以上もトリニータを追いかけて日本中を飛び回っても、まだこれだけのクラブがある日本サッカー界の奥の深さに驚かされる。
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藤枝という街には多分人生で初めて行ったと思われる。街の中は清水や磐田よりもサッカーの街というアピールが強い印象を受けた。確かに藤枝という名前を聞いた時に脳内の引き出しから出てくるワードは「藤枝MYFC」「藤枝東」「藤枝明誠」と全てサッカー絡みだからそれも納得か。ちなみにクラブ公式HPによるとホームタウンは「藤枝・志太榛原地域」らしいが、まずホームタウンが読めないというね。調べたら、「しだはいばら」と読むらしい。ついでに調べると静岡県は地域的には、伊豆、東部、中部、西部の4つに分けるらしい。伊豆にはアスルクラロ沼津、東部には清水エスパルス、西部にはジュビロ磐田、そして中部に当たる志太榛原には藤枝MYFCということになるらしい。ここに社会人の雄、HondaFCもあるわけだから、「王国」を名乗るのも不思議はないのかなと。
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ホームスタジアムの藤枝総合運動公園サッカー場はその名の通り、藤枝総合運動公園内にあるのだが、公園内で最も立派な施設がサッカー場というのがいかにも静岡っぽい。
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サッカー場のすぐ下にあるサブグラウンドの人工芝もきっちりと整備されてる。普通はメインになる陸上競技場は公園の奥の方に追いやられてた。
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このスタジアムはメインスタンド側を除いて山に囲まれているため、3方がすり鉢状になっているという珍しい形状。だからダンマクもこんな感じになって、かなりの迫力があった。
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なぜか試合途中から出てきて、試合中に撤収されてしまった謎のビッグフラッグ。
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電光掲示板がないため、選手名もお手製ボード。
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これはハーフタイムの写真だけど、前半終了と試合終了後すぐにスタンドに向けて監督がコメントするというのが藤枝では通例となってるらしい。ハーフタイムの時には「へー」くらいにしか思ってなかったけど、これが試合終了時にちょっとひと悶着を引き起こしたようで。自分も帰り際、藤枝サポの夫婦に「大分サポーターのマナーが何ちゃらかんちゃら」と絡まれたけど、ハッキリ言って「知らんがな」としか返しようがない。もう10年以上もトリニータの試合を観に現地に足を運んでるけど、今日はその中でも3本の指に入るくらいのジャックっぷりだった。大石監督自身が何度も「すごい」と認めるくらいの圧力、声量だったわけだから、アレを黙らせたいんだったら試合に勝つしか方法はないよ。どんなにジャックしようが、負けたらサポーターはお通夜のように引き上げるんだから。止まらない大分サポーターを見てゲラゲラ笑ってる藤枝サポーターもいれば、地声で大石監督に謝ってる大分サポーターもいたりと、人それぞれだけど、他サポがアレくらいで憤慨してるのだけは理解出来ないわ。
さて、前段が長くなりましたが、試合の方に。
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復帰して即アシストの岩田と、今季2ゴール目の翼。早くもユース上がりの2人のホットラインがトップチームでも通じてしまった。もちろん2人だけのゴールじゃないけど、もう大黒柱級の頼もしさが2人にはある。岩田は対面の選手がボールを保持してる時に少しでもコネたり、後ろを向いたりすると、一瞬で間を詰めてボールを奪ってしまう。このゴールも確か岩田のそんなボール奪取から始まってたはずだ。岩田については後ほどもう少し。
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苦しい時間帯に飛び出した清本のスーペルゴラッソ。正直に言って、清本がシュートフォームに入った時も「シュートで終わっとこう」くらいにしか思わなかったし、シュートを撃った後もキレイに軌道が見える位置で見てたにも関わらず、「外れた」と思ったくらいだった。だから少しブレながら決まった瞬間は嬉しいというよりも少し驚いた。FC東京U23戦のゴールも素晴らしかったけど、それを軽く超えちゃうくらいの多分キャリアで1番のゴラッソなんじゃないだろうか。本当に素晴らしいゴールだった。この後、ハイライトで見るのが楽しみ。
ちなみに清本に限らず、このゴールよりも遥かに決定機だったシュートは他にもたくさんあったように思うけど、それはまた次への課題としておきましょう。
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前節でのケガが原因と思われるけど、今日はダニエルが欠場。それだけでも不安材料だったわけだけど、さらに後半には鈴木までもが脱臼で途中交代。特に鈴木については去年からずっとポジションを掴み続けていただけにリードしてたけど、残り時間は嫌な予感しかしなかった。
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鈴木交代後の最終ライン。右からソンス、岩田、福森、山岸というこの上ない急造最終ラインだった。終盤はかなり押し込まれたし、安定感があったとは言えないけど、何とか凌いだ選手たちに拍手をおくりたい。
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最後は山之内も投入して5バック気味で攻勢に耐えた。山之内はデビューおめでとう。デビューがいきなり緊迫感のあるシチュエーションだったけど、何度かハイボールをキッチリとはね返してた。今度は先発デビューを狙おう。
今日の勝因で一番大きかったのは、全員が球際で戦えてたことかなと個人的には思ってる。今までも何人かは戦えてたとは思うけど、今日は戦う気持ちが連動してたと思う。2-0とスコア的には文句のつけようがないけど、危ないシーンも多かったし、まだまだ改善の必要はかなりあると思う。ただ何よりもベースにこれがないと何をやってもうまくいかないと思う。そういう意味で特に良かったと思う選手が今日は2人いた。
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1人は福森。今日はダニエルの代わりとしてCBに入ったわけだけど、これが思いのほか良かった。予備知識なしに前節と今節を見せられたら、迷わず「本職はCB」と言い切れるくらいに今日は良かった。鈴木ばりに縦パスにガンガンとチャレンジして潰したし、特に迫力があったのが空中戦。セットプレーや耐える時間帯での高い打点でのはね返しはかなり助けられたし、こんなにも跳躍力あったのかというくらいの高さだった。前節のプレーぶりも見てるから、まだどこが水準かは測りかねるけど、今日の出来が安定して出せるのなら、最終ラインの序列を荒らしそうな予感は十分にあった。
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もう1人が伊佐。ケガから復帰して今日が初先発。去年の中盤くらいから伊佐には一番注目してたから驚きはない。去年も精力的に前線を駆け回って攻守両面で貢献度が高かったけど、どうしても60~70分くらいで足をつってしまってた。今日も大体同じ時間帯で足をつったけど、伊佐の進化はそこからだった。つる前よりも雑にはなったものの、最後まで走り続けたし、相手DFにとって嫌なFWであり続けた。得点のチャンスも何度もあったし、1点くらいは決めてほしかったのが正直なところだけど、今季初ゴールはチームの窮地を救う場面まで残してると信じておきましょう。プロキャリアの全てのゴールを頭で決めてるくらいだから、もともとハイボールに合わせるセンスは抜群だったけど、今日もその能力は全開だった。守備はサボらないし、裏に抜けるスピードがあって、ハイボールでポイントになれる高さも兼ね備えるかなりハイスペックなFWに成長してる感があるし、本当にあとはシュート決めるだけ。声もよく出てた。
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藤枝の公式HPでも大分下部組織出身として紹介されてた越智。プレースキッカーも務めてチャンスメーカーとして存在感があった。藤枝はテンポ良くパスが回る時の攻撃は恐さがあったし、何度かゴール前で勝負のパスをスルーされて心臓が止まりそうになった。決して簡単に勝てる相手ではなかったと思う。
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途中出場で出てきた三好とCBに入って何度もマッチアップした岩田。18歳の岩田からすれば、10近く歳の離れた下部組織の大先輩。こんなシーンがピッチ上で見られるのは嬉しいことだし、歴史を紡いでいくことの大事さを痛感する。
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順調に勝ち点が積み上がらなくても何となくまだ大丈夫と思えた根拠に消化試合が1試合少ないというのがあった。来週の福島戦でそれはなくなるわけで、ここはどうしても勝ちたい。勝ち点3が取れれば順位もジャンプアップするし、相模原や秋田への挑戦権が獲得出来る。この2クラブとの直接対決の前にもう少し勝ち点を詰めておきたい。
ひとまずアウェイで勝ち点が取れて、少しホッとした。