Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

今季初J1

2012-05-27 00:21:36 | トリニータ
味スタに東京-浦和を観に行ってきました。願掛けです。去年の8月に国立に甲府-浦和を観に行った足でそのまま大分に行って、岡山戦に勝ったので、明日勝つための願掛けです。

今年は大分以外の試合に行く回数が激減していて、開幕から2ヶ月経ってようやく今季初のJ1観戦です。今回初めて味スタのホーム自由席のチケットを買ったんだけど、バックスタンドの縦位置も横位置もド真ん中のめちゃめちゃいい席で観させてくれてちょっと感激した。代表の試合で言えば、カテ1の席がたったの2,100円。角の一番観にくい席で2,500円も取る湘南はマジで見習え。


スタジアムの雰囲気はとても良かった。33千人も入るとさすがに盛り上がるし、やっぱり何と言っても浦和サポはスゴい。声の太さというか厚さというか、もうやっぱり別格ね。第三者からするとあの声がスタジアムの雰囲気を良くしてるのは間違いないと感じる。浦和サポが声を出し始めた瞬間にバックスタンドの東京サポが一斉に写真を撮り始めた時点でスタジアムのイニシャチブは浦和サポが握ってた。

試合が終わってからツイッターのTLを遡ってるといい試合だったとか、今季最高の試合とかいう評価が並んでたんだけど、個人的には凡戦だっと思う。最後は帳尻合わせのように盛り上がったけど、それまではミスミスの展開で、ただ一人権田だけが存在感を放ってた。





どっちのやりたいことが伝わってきたかというとやっぱり浦和だったと思う。象徴的なのが鈴木啓太。去年までは凡庸なアンカーの典型のような選手だったのに、今年は前を向いて縦パスをバンバン入れてる。監督交代でいい方向に変わった選手だと思う。浦和の方に未来を感じたのはラストプレー。正直J2に見慣れてしまうとアディショナルタイムも大詰めを迎えるとすぐに「放り込めー!」って思ってしまう。そこを焦らず大事にパスを繋いで右サイドを崩したシーンは素晴らしかったと思う。シュートは惜しくもポストを叩いたけど、あそこで全員が共通認識のもとに崩しに行ける浦和はスタイルが完成に近付きつつあると感じる。夏の移籍でいい1トップの選手が獲れたらひょっとするとひょっとするかもね。


一方東京はこの写真の通り、ルーカスと石川の両サイドハーフが浦和のWBの対応に追われて最終ラインに吸収されることも多く、攻守の切り替えがスムーズじゃなかった。けっこう走らされてた石川は少なくとも75分あたりで替えるべきだったと思う。まあ、それにしてもモリゲはまた一つ成長した感があるね。誰か高橋や槙野が何でモリゲを抑えて代表に選ばれるのか簡潔に説明していただけないでしょうかね。


司とモリゲ。二人とも今日はとても良かった。笑顔で軽く言葉を交わす二人の姿がちょっと嬉しかった。
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