Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

藤本憲明見つけた

2018-02-28 23:23:22 | トリニータ


開幕戦の後に藤本のキャリアを見てて、鹿児島の前に佐川印刷に所属してたってなってたので、もしかするとと思って昔の写真を漁ってたら1枚だけあった。

2014年5月に当時佐川印刷に所属してたイケタツの試合を観にムサリクに行った時の写真。一番左に写ってる赤いヘアバンドの選手が藤本と思われる。

長いこと色んな試合を観てるとどこかで繋がるもんだ。
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上々の滑り出し(1節栃木戦)

2018-02-26 00:41:17 | マッチレポート18’


選手、スタッフ全員での円陣で2018シーズンが開幕。毎年毎年のことながらこのワクワク感は何物にもかえがたい。今年も期待感とともに開幕を迎えさせてくれてクラブとチームには感謝。


4ゴールも決めて、かつ全員が課題を認識してホーム開幕戦を迎える。考えようによってはこんなにもいい開幕戦はないんじゃないかな。


正直に言ってそんなに景気のいい話が漏れ伝わってきたわけではないプレシーズン。そんな状況からすると望外の前半だった。それも何となく取れちゃった3点じゃなく、しっかりと意図を持って崩した形。特に1点目と2点目はワンタッチパスがスムーズに繋がり、惚れ惚れするような展開からのゴール。新加入のFWである藤本にまで移籍後初ゴールが飛び出してこのまま試合が終わってたらすっかり勘違いするところだったよ。前半は後手後手を踏んでた栃木のプレッシングも後半からは早いタイミングで寄せてくるようになり、案の定と言っては失礼かもしれないけど、ちゃんと手詰まって押し込まれた。ピッチの状況もデコボコしてパスを繋ぐには適していなかったにもかかわらず、果敢に食いつかせては剥がすことにチャレンジし続けた。ミスも多かったけど、勇気を持ってチャレンジ出来てることを評価したい。去年の開幕戦でおっかなびっくりに何とか繋いでいたことを思うと、今年はこのレベルから始められるというだけで、楽しみで仕方ない。


前記事で書いたごっちゃんへの期待に一発回答のような電光石火のドッピエッタ。特に2点目のシュートは凄まじく、わずかにアウト回転がかかった鋭いシュートはGKにはノーチャンスだった。これぞまさにエースの仕事。チームが余裕を持って試合を進められる展開にしてくれた。結果的に決勝点とはならなかったけども、ごっちゃんに求めたいのはこういう仕事だと思ってる。


それとチームとして獲ったゴールとして4点目に非常に意義があると思ってる。3点差は出来過ぎにしてもリードして後半に入って相手チームが前への圧力を強めてくる試合展開なんてこれからの41試合(+α)でいくらでもあるはず。その時に裏の広大なスペースをカウンターで狙うことはトドメを刺すということと、相手の圧力を弱めさせるという2つの意味からとても大事だと思ってる。伊佐の投入から狙い通りにそれを決めることが出来たのはチームとして大きかった。先制点とトドメの一刺しをいずれも素晴らしいアシストでお膳立てしたさんぺーがこの試合の影のMVPだ。





新加入選手がことごとく良かった。皆が皆その色をよく出せていて開幕スタメンを奪取しただけあるなと思った。

藤本は前線からよくチェイシングしてチームにリズムを与えてくれることと、開幕戦にして既にごっちゃんやさんぺーとのリズムが合ってることに驚かされた。1点目にも2点目にもワンタッチパスで絡んでいて適応力の高さはお見事。それと意外と強さの部分もあるなと感じた。相手CBを背負って受けた時もつぶされずに押し返すし、身長差のあるDFとの競り合いもけっこう勝ってた。相手CK時にはストーンに入ってきっちりと弾き返したりと、やれることの引き出しが意外と多いなという印象。そして何よりも開幕戦で初ゴールが生まれたことでこの後気負うことなくシーズンに入っていけそうだね。

星はクロスを上げる時の蹴り方が好き。生粋のサイドプレーヤーって感じの足首の角度で方向を調節する感じの蹴り方が好き。開始早々のシュート前のフェイントとかかなり技術面が高そうだ。若干線が細い感じで相手選手にガチャガチャっと距離を詰められるとつぶされてしまうことが多かったけど、もう少し2列目やボランチの選手との連携が成熟してくればそうなる前に外せそうだし、もっと良くなりそうだ。この位置は翔平も那須川も山口も狙ってるだろうし、激戦区だから切磋琢磨して大分のストロングサイドは怜さん側だけじゃないぞとアピールしてほしい。

宮阪は前半だけなら惇を超えてた。ズバズバと決めるサイドチェンジにはシビれた。左足で30〜40mくらいのサイドチェンジ決めた時には思わず選手名鑑で利き足を確認し直しちゃったよ。丸谷との呼吸も合ってたし、スタメン発表時に昨年からそっくり入れ替わったボランチコンビのところが一番不安だなと思ってた心配をあっさりとかき消してくれた。強烈だと噂の直接FKも1本は見てみたかった。ただチームが押し込まれた後半はほとんど存在感がなかったところが改善点でしょうか。しかしイサスタグラムでの話し方まで惇にそっくりな感じがした。

丸谷は前回在籍時の基礎技術の高さやポジショニングの良さはそのままに力強さも備えて帰ってきた印象。丸谷には以前から縦パスの付け方がうまいという印象があるんだけど、今の大分のボランチにはかつてよりも遥かに求められるスキルだから持ち味をバンバン出してほしい。最終ラインにも入れるというユーティリティー性はメンバー入りする優先順位が間違いなく上がる要素だから出場機会は増えそうだ。ただこれは宮阪にも言えることだけど、交代で入ってきた川西がなぜベンチスタートだったのか疑問に感じるレベルで素晴らしかったので、ボランチのポジション争いも激化必至。ヒメや前田にもこのままじゃないぞってとこを見せてほしい。






やばい、川西の顔が面白過ぎる。


去年からいる人が少し冷ややかに見てるのと、イサダンスを初めて見る人が笑ってるのが対照的。






怜さん、お誕生日おめでとう!三十路を迎えてもエネルギッシュに走りまくってくれ!


前半が終わった時点では首位もらったかもと思ったけど、結局第1節を終えて3位。水戸の3−0快勝は、いばらきサッカーフェスティバルを観た人なら驚きはない。山口はハイライトしか観てないけど、山口がいいというよりも熊本やばいという感想しか持てなかった。まあどうせこのままうまく進み続けるはずないから。どこかできっと悩むから。勝負はそこから。


しかし片野坂さん、監督キャリアで開幕戦全勝か。仕上げが早いな。あと新ユニの18番が激増してた。もちろん昨シーズン伊佐が頑張ったことの裏返しでもあるけど、思ってることは発信しなきゃ伝わらないんだなとスタンドの光景を見て実感した。
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2018シーズン J2開幕

2018-02-24 11:55:31 | トリニータ
年々オフシーズンが長いと感じなくなってきたのは老化現象でしょうか。それはさておき2018シーズン開幕です。リーグ全体の予想と大分について書こうと思います。


まずは2018シーズンのJ2。湘南、長崎、名古屋が離脱して、甲府、新潟、大宮が参入。さらに北関東入替戦に勝利した栃木が群馬に替わって参入。参入組全てがJ2経験クラブと新鮮味という点では面白みのないメンバーとなりました。


選手のin&outだけを見回すと一番いいオフシーズンを過ごしたのは、甲府と松本という印象。ただそれも飛び抜けてというほどではなく、今季は圧倒的な力のチームのない混戦(J2は毎年そんな気がするけど)リーグを予想。どうせ当たりはしないと思うけど、昇格と降格を予想してみましょう。


昇格戦線で一番気になるのは松本。W前田、守田、中美、岩上、永井とJ2での実績は文句なしの補強に成功して普通だったら昇格候補の筆頭に挙げたいところだけど、気がかりなのは反町監督。昨シーズンの最終節、昇格出来たどうかは別にして、勝てば他所の結果は関係なくPOに進出出来るシチュエーションで負けてしまうというかつての反町監督からすると信じ難い結果だった。反町監督が一番秀でている部分ってとにかく「チームを勝たせる」ことにあると思ってて、「チームを勝たせる」ための最も近道を選択し続ける監督というイメージで、悪く言っちゃうとその後チームがどうなろうと関係ない、いまチームが勝つために何が必要かを常に考えている監督という印象。にも関わらず反町監督が一番得意としてそうなシチュエーションで昨シーズンはパッとしなかった京都に負けるという結果。松本での指揮も丸6年になり、そろそろいわゆるマンネリなのかなと思ってたところにまさかの契約更新。もちろんクラブ側からすればクラブを一つも二つも上の段階に引き上げてくれたクラブ史上最大の功労者。オファーは分かるけど、反町監督が受けるとは思ってなかった。その辺りを考えると位置付けを迷うクラブ。

スペイン銘柄は今季は意外と落ち着くんじゃないかと予想してる。徳島とヴェルディはちょっと抜かれ過ぎた印象だし、千葉もタメのキープは良かったのかもしれないけど、上積みという面ではそれほどではない。どのクラブも去年以上にうまくいくのかは微妙。

毎年迷う外国人次第というクラブは今季は山形と京都かな。京都はウルグアイ人が2人とどこかの代理人にうまくやられてる感もあってどうなんだろうという感じ。

降格組の中で最も上に行きそうだと考えているのは甲府。大幅な入れ替えがなく、小塚や湯澤といった効果的な補強も。さらに去年の最終節の一つ前の大宮−甲府をNACKで観たんだけど、その時に左サイドの高野(マリノスからレンタル)がめちゃくちゃ良かった。名鑑の寸評を読むと、マリノスがACLに進んでたらレンタルバックだったらしく、甲府からするとかなりラッキー。高野は今季J2でぶち抜けると見ていて、その辺りからも甲府は上にくるかな。
(ちなみこの文章は4日前に書いて、投稿前に読み返してるんだけど、昨日のエルゴラの予想スタメンでは高野の名前がない。ケガかな。)

一方で新潟はガッツリと抜かれた。抜かれた分の補充が出来てるかというとそこまででもなく戦力ダウンの感は否めない。ただブラジル人のチョイスには伝統的に定評のある新潟フロントだけにそこだけで帳尻を合わせてしまう可能性は非常に高いと見てる。それと戦力ダウンの割に新潟に好評価が多いのは鈴木政一監督の就任を理由としてるところが多いわけだけど、確かに磐田の黄金期とかすごかったのかもしれないけど、直近を見ると首を傾げざるを得ない。昨シーズンの鈴木監督は関東大学リーグ一部の日体大を率いていたけど、シーズンを通してほとんどいいところなく二部降格となった。もちろんプロと大学では違うかもしれないけど、少なくとも推せるポイントではないように思う。



有力どころを中心に思うところを書いてみたけど、圧倒的な力を持つクラブがないだけに今季のポイントは「勝負強さ」になると考えてる。ここ一番でビッグゲームが出来るかや、勝ち点0を1に、勝ち点1を3にというゲームをいかに多く出来るかといった部分。個人的にはこの点において反町監督の右に出る者はいないと思ってたけど、そこに若干の陰りが見え始めてることも混戦に拍車をかける要因じゃないかな。ということで順位予想は以下のとおり。


1位 甲府
2位 大宮
3位 大分
4位 松本
5位 新潟
6位 横浜FC


降格は四国の2チーム(讃岐、愛媛)を予想。リーグ全体についてはここまで。



ここからは大分について。今季のポイントは「勝負強さ」と書いたけど、この点について一番に期待したいのはやっぱりごっちゃん。去年も書いた気がするけど、ゴールを重ねたにもかかわらずエースとしては物足りなさの残った昨シーズンの象徴はホーム千葉戦。終盤に決めたニアをぶち抜くゴラッソを評価するのではなく、序盤に相手のミスから転がり込んだイージーなループシュートを決めることこそがエースの仕事。印象的な仕事でなくていい、チームを楽にしてくれる仕事をしてほしい。そんなとこをごっちゃんに期待したいし、もう機は熟したと思う。

昨日のエルゴラでスタメン予想をチェックした。新加入で先発が予想されているのは丸谷、星、藤本の3人。もちろんまだ確定じゃないだろうけど、大きく入れ替わりがなかったことは片野坂さんの継続性という観点から前向きに捉えたい。開幕戦のキックオフの笛が鳴った時にどんなサッカーをするんだろうというワクワク感がないことはむしろ安心感でもある。15シーズンの開幕戦のような悪い意味でのサプライズ的なのは本当に要らないから。

そして今季まず何よりも改善してほしいのはホーム激弱体質。きっと十分過ぎるくらいに原因分析はしたと思うけど、ここを改善しないと昇格なんて到底望めない。平均1万人のお客さんが集まるクラブにするためにもホームで強くあってほしい。

昇格出来るかは別にして上から3番目の順位にしてみたんだけど、そんなに突拍子もない予想をしたとは思ってない。昨シーズンの上位から積み重ねた多くの勝利も決してフロック感はなかったし、その一方で取りこぼした感のある勝ち点は相当あった。そう考えれば勝ち点64からの上積みも十分に可能だと思う。良くも悪くも昨シーズンはピークがなかった。連勝も連敗もその長さは短く、一進一退を繰り返すようなシーズンだった。今シーズンはそこにプラスアルファで上昇のピークが作れれば面白いことになるんじゃないかな。開幕前の高揚感だけじゃなく、冷静に見てもけっこう期待出来ると思ってる。




最後に大杉漣さんのこと。今週飛び込んできた突然の訃報には本当にショックを受けた。正直に言って本業である役者さんとしてのお仕事についてはあまりよく知らないんだけど、徳島サポーターとしての漣さんのことが大好きだったので、本当に残念でならない。その行動を見てるだけで心からサッカーやJリーグ、徳島を愛していたことが分かったし、漣さんの目撃エピソード次から次へと出てくるのはそんな漣さんのサッカーへの接し方を物語ってると思う。いつか大分のスタジアムにもお越しいただきたかった。心からご冥福をお祈りします。
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NEXT GENERATION MATCH 2018

2018-02-12 12:08:18 | トリニータ
2日前のお話になりますが、今年もNEXT GENERATON MATCH 2018の観戦に行ってきた。ここ数年は国立から日産に会場が変わっていて心の底から嫌だったんだけど、その願いが通じたか今年から埼スタに変更になった。


毎年両軍ともに好選手ばかりで、楽しみにしてる試合。本当に何の誇張もなくこの試合がメインイベントでスーパーカップは最終の12レースくらいの位置付け。昨秋のU17ワールドカップに出場した選手も多く出場して、さながら大見本市。






まずは生駒仁(鹿児島城西→横浜Fマリノス)と宮代大聖(川崎U18)のマッチアップ。



去年も何試合か宮代大聖の試合は観たけど、これはモノになりそうな感じが強烈に伝わってくる。今のところ何でもやっちゃうオールラウンダーな感じのFWだけど、点で合わせる仕事に集中したらもっと恐いFWなりそうだ。来年新卒で川崎入団→出場機会を求めて大分でお預かりいたしまっせ。



去年スカパーでプレミアリーグの参入戦の放映があり、そこで観た藤原志龍(徳島ユース)を今回けっこう楽しみにしてた。多分彼が小学生の高学年の頃に徳島に在籍してたであろう柿谷曜一朗っぽい雰囲気全開のプレースタイル。ひょいひょいと軽快にボールを扱う小気味良さは気持ちいいものの、同年代の一線級のDFが相手だとまだフィジカルで負けてしまうシーンも多く、最終学年でそこが改善されれば、もっと面白い存在になるね。



ダブルボランチの一角でスタメン出場した奥野耕平(ガンバユース)。インドでも光ってたけど、京都の福岡慎平と組んだこの日の中盤も秀逸だった。「平に耕す」という名前も攻撃を一から作り出すポジションの選手にピッタリだ。



Jリーグ選抜のキャプテンを務めたのは江川慶城(京都U18)。前述の福岡慎平、上月壮一郎と各ポジションに柱となる選手がいる今季の京都U18はプレミアWESTで優勝争いに絡んでくるんじゃないかな。ちなみに競っているのは去年のこの大会で決めたスーパーミドルでマリノス入りを勝ち取った(それだけじゃないとは思うけど)町野修斗。この日はさほど輝けず。



試合序盤は縦への突破で右サイドで輝いた桂陸人(広島ユース)。162cmとサイズは小さいものの、サイドバック、サイドハーフ併用でいける器用さも持ち合わせていて面白そう。



この年代だと毎年圧倒的な戦力を有するFC東京U18からは今回は一人だけの選出となった草住晃之介。翌日の東京都クラブユース新人戦に交代出場してて、今年もFC東京の下部組織の選手たちは大忙しだなと思った。



高校選抜側では唯一高校2年生で選出された井上怜(市立船橋)。先制点を奪う勝負強さも見事ながら、クイックな立ち回りが見ていて楽しい。流経柏も関川らを擁しているし、今年も千葉県の代表争いは熾烈だ。



この日も決めた選手権得点王の飯島陸(前橋育英)と



優勝した前橋育英のキャプテンを務めた田部井涼(前橋育英)はいずれも法政進学。タレントが豊富で確実に力をつけてきてる法政の盤石な地盤固めは続く。



もう一丁前橋育英の選手を。右サイドバックの後藤田亘輝。クロスとか絶品なんだけど、肝心の守りの局面でファール連発したり、若干不安定だった。



選手権の時はあまり印象に残らなかったんだけど、細かいスキルの高いドリブルなどで存在感を見せた佐藤拓海(青森山田)がこの日は良かった。最近はサイズのあるサイドの選手がとても気になる。



選手権準優勝だった流経柏からは菊地泰智。160cmとこの日出場した選手の中でも一番小さいものの、スキルは高く、ガンガンゴール前に入ってくる恐さもあるいい選手。確かそのまま上に上がるはずなので、早く出場機会を得てほしいと思う選手の一人。



箕田広大(青森山田)の高い打点のヘディングとそれを許さない梅田透吾(清水ユース)のキャッチ。



一応スーパーカップも観たので簡単に感想を。


コラ健勇、決めたのキヨだから。やっと壁を乗り越えたはずの川崎の相変わらずの勝負弱さはさておき、セレッソの守備組織がしっかりと整備されてることに驚かされた。そういう印象のチームじゃなかっただけになおさらにユン監督の手腕の確かさを物語ってる。


さて、開幕まであと2週間。
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いばらきサッカーフェスティバル2018

2018-02-03 23:40:34 | トリニータ







一度は行ってみたいとずっと思ってたいばらきサッカーフェスティバルに行ってきた。12月にU15の高円宮杯でK'sに行ったので、オフシーズンで二度目のK's参戦となった。


PSMなので結果はあまり関係ないと思うんだけど、それにしても水戸はいいサッカーをしていた。昨シーズンの2トップが抜かれて今シーズンは苦しいみたいなこと言われてたけど、むしろ去年のストライカー頼みのサッカーよりも遥かに希望の持てるサッカーを展開してて、脅威に感じるくらいだった。2列目とボランチにスキルの高い選手を並べて、パスワークで鹿島を翻弄していくシーンが何度もあり、J2サポーターとしてスタンドで観ててちょっと誇らしくさえ思えてきたよ。


今季大卒で水戸に加入した平野(国士舘)とンドカ(日体大)を楽しみにしてたんだけど、Jリーグの新人研修でルーキーの参戦なしと分かった時にはちょっとガッカリした。ただそれを抜いても水戸はいい選手が多かった。



大宮からレンタルで加入した黒川淳史。彼はいい選手だ。前半だけで大宮にこんないい選手いたんだと思ってたけど、早速後半にゴールを決めてその評価を確固たるものとしていた。今季の若手ブレイクの筆頭かもしれない。前田大然が成功して、これで黒川も成功すると有望株の成長の場としての評価が高まって、今後も水戸はいい若手が借り放題になるかもしれないな。



スキルの高い選手が集中する中盤の核は木村祐志。先制点は最後は岸本武流が押し込んだけど、8割方木村の直接FK。徳島のラストと熊本ではパッとしなかったみたいだけど、オレは木村の良さに魅せられた一サポなので、これくらいの出来では驚かない。ちなみに上で書いた平野は大学リーグで見ていた時にプレースタイルも走り方も木村に似てるなと思いながら見てた選手なんだよね。今シーズンまさか同じチームになるとは思ってもみなかったけど、平野にも頑張ってほしい。この中でも十分にレギュラーになれる力はあると思ってる。



新外国籍選手のジェフェルソン・バイアーノ。まだ体は重そうだし、何とも言えないけど、昌子、植田というJリーグトップクラスのCBたちとバチバチやって見劣りすることなかったというだけでハズレではなさそう。真面目そうだし、3週間後のJ2で猛威を振るってもおかしくないくらいのポテンシャルは感じた。



もう一人は田向泰輝。彼は昨シーズンから気になってるんだけど、大卒からコンスタントに出場機会を得て、徐々にレベルアップしてる左SB。今日も鹿島の選手相手に一歩も引かずに前に出るディフェンスが光ってた。左サイドの人材不足に困ってるJ1クラブなんてたくさんある。やっとJ1へステップアップした安西幸輝が今日いきなりゴールを決めたように、10ヶ月後に彼の名前がJ1クラブの獲得リストに書き込まれていても何ら不思議ではない。いい選手だ。



内田さんはコンディションも含めこれからってとこですな。お客さんの呼べる選手のJ復帰はいいことだ。





前座試合は関東大学リーグチャンピオンの筑波大学とインカレチャンピオンの流通経済大学による大学版ゼロックススーパーカップ。ただデンチャレの直前ということもあり、メンバーはいわゆるBチーム戦と思われる選手たち。知ってる名前が数人しかいなかった。



先制のPKを決めた窪田翔。ゴールセレブレーションはハマーズ。



今日一番気になった選手は流経の巌晃誓。無類の大型FW好きとしてはどうしても気になっちゃう。柔らかくてけっこう色んなことがこなせるタイプのFWに見えた。関東大学リーグかJFLで見られると嬉しいね。


ということで新シーズン一発目の観戦は2試合で12ゴールというお腹いっぱいになれる内容で大満足。水戸まで行った甲斐があった。来週はゼロックスとNEXT GENE、そこから2週間もすればリーグ戦開幕。まだまだ寒いですが、蹴春は確実に近付いてきている。今年も楽しみ。
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