Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

神も仏もあったもんじゃねえ!(31節鳥取戦)

2011-10-17 00:22:03 | マッチレポート11’
久々に週末を丸々使いきった遠征で疲れました。


鳥取は一昨年のまだ京都に住んでた頃に地域決勝を観に来たことがあり、その時にとりぎんバードスタジアムの外観だけはチェック済みだったので、実質2回目。


ホームスタンド以外は狭いものの専スタだけに臨場感は抜群。近さだけなら日立台やヤマハに匹敵するね。

試合はまあほぼ互角だったのかな。もう一息なんだよね。悪くはないんだけど、決して満足出来るような試合でもない。もう1ヶ月以上そんな状態が続いてるような気がするんだけど、それの解決方法が前田俊介の復活ならそれはそれでいいと思う。何とかもう一皮むけてほしい。

後半、裕大と永芳にそれぞれミドルのチャンスがあっていづれもクロスバーをわずかに越えていったけど、あれを枠に入れてほしい。攻撃が単発気味なのはそういうとこなんじゃないのかなと思うんだよね。

この日の収穫はマツケンだったと個人的には思う。久々に長い時間の出場だったけど、何度か仕掛けて、球際でも粘り強いところも見せた。右SHで藤川よりも先に使われるところを見ると調子上がってきてるのかもしれない。代表も常連化してきてるし、来季のことを考えるとマツケンの成長はチームにとって不可欠。

さて、ここからはこの遠征でのサッカー以外のことを書いてきます。自分で決めた旅程なんだけど、思いのほかハードでバタバタでした。

行きは陸路を選択。新幹線で京都まで。






夏に「空海と密教美術展」を観に行って、その時から東寺に行きたくてたまらなくなってしまったので、今回のスケジュールに組み込んでみました。数ある京都のお寺の中でもやっぱり東寺のレベルは別格で、心の底から堪能させてもらいました。


京都からは「スーパーはくと」に乗り換えて鳥取まで3時間の旅。JRと智頭急行の共同運転で途中で運転手さんが代わるシステム。車窓からの景色が曇天でかなり暗かったのが残念でした。

鳥取到着後はすぐにスタジアムに向かい、夜はホテルの近くの居酒屋で日本海の幸で一人チビリチビリとやりました。「もさえび」というえびのお刺身が美味しかったです。甘えびよりも味が濃いんだけど、鮮度劣化が早いのでほとんどが鳥取で消費されるそうです。こういうのがまさに地産地消で、旅ならではの楽しみ。

翌日はレンタカーを借りて一路、西へ。




海岸沿いを走る国道9号線の景観は素晴らしく、米子までの約100㎞を飽きることなく走れました。


鳥取は海岸や山の上などに風力発電施設がたくさんある。9号線沿いにも10基ぐらい一気に並んでるところがあり、壮観でした。写真の右下に「わき見注意」って看板があるけど、あれくらい壮観だと初めて走る人はそりゃわき見するよね。




ここから「鬼太郎」一色です。米子駅では妖怪列車の撮影がしたくて、本当に久しぶりに入場券を買いました。入場券買ったのなんて多分小学生の時以来だと思う。全部で4種類あるうちの「目玉おやじ列車」を撮ることが出来ました。


内装までしっかりしてて、子供だましっぽいところがない。人気の理由が分かります。列車に乗りたかったところですが、車があるので、やむなく運転で境港駅を目指します。




境港駅では「鬼太郎列車」が撮れました。境港駅からは徒歩で「水木しげるロード」へ。












ちなみにこの一反木綿の椅子は売り物で45,000円でした。



水木しげるロードは普通の商店街の中に5mおきに妖怪の像が飾ってあり、写真を撮って回るだけでも楽しいです。鳥取市、米子市と鳥取県内の他のどの市にもない活況が境港市にはありました。境港の駅前ももし「水木しげる」関連がなければ、ご多分にもれず「シャッター街」になってたと思う。境港は特異な例だとしても地方活性のヒントになりそうなものがあそこにはあるような気がした。




境港からは最後の目的地の出雲大社を目指してひた走ります。

米子市と境港市と松江市に囲まれる中海は湖の真ん中に島がありそこを経由すると横断が出来る。上の写真の湖面は右も左も中海です。


松江市を抜けると今度は宍道湖です。南側を走るか、北側を走るかで迷いましたが、一畑電車と並走というところに魅かれて北側を選択。宍道湖はかなり大きい湖です。撮影の腕がイマイチで伝わらないと思いますが、かなりのサイズです。




何とか日が暮れる前に出雲大社に到着。


やっぱりこのしめ縄の重厚感はハンパないですね。




出雲大社がなぜ縁結びの神社なのかこの像の横に書いてあったんだけど、難しくて忘れちゃいました。

トリニータの未来と家族の健康と世界平和をお願いしてきました。


帰りは空路。出雲縁結び空港です。出雲の空港なんてこれからもそうそう利用する機会ないだろうなと思い、ここから帰るプランにしました。

ということでかつてないほどに盛りだくさんの遠征でした。振り返ると旅程の最初がお寺で最後が神社。こんな信心深いサポーターもそういないだろうに、神や仏が与えてくれた勝ち点は1。「神も仏もあったもんじゃねえ」くらいは言いたくなっちゃうところです。

週末を丸々と遊ばせてくれた奥さまに感謝しつつ、また明日からの仕事がんばります。

まずは明日は5時起きだ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする