Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

入替戦決定(41節大宮戦)

2015-11-14 21:55:40 | マッチレポート15’

今季一番楽しみにしてたNACK5スタジアムへの参戦。シーズン前はまさかそこで入替戦へ回ることが決まるとは、本当に夢にも思ってなかったわけで、壮絶ではあったけど、何とも言えない気分で帰宅した。でもやっぱりNACK5スタジアムは本当にいいスタジアムだった。個人的には国内のベスト5は揺るがない。


後半に取った2点をひっくり返されて負けたわけで、現状も加味すれば全然ダメな結果だったけど、個人的にはこの試合を否定的に語ることはちょっと出来ない。選手も監督も含めて。前半は大宮の緩さにも助けられて、しっかりとペースを握れていい内容だった。ただ大宮も泉澤あたりを後半頭から投入してきてギアを上げてくるだろうと思ってたけど、後半になっても大宮の緩さは変わらず、必然の先制だったと思う。2点入ったのは出来過ぎだったけど。ここからの試合運びやベンチワークに色々な意見が出てくるんだろうけど、やれることはやったと思うんだよね。西の負傷交代がまず痛かった。高松、パウリーニョ、荒田と3枚の攻撃的な選手を揃えていたけど、これで最低でも1枚が使えないことが確定した。後半もまだ半分も終わらないうちに荒田を伊佐と替えた時はちょっと早すぎないかと思ったけど、よくよく考えたら、監督も千葉戦の反省を活かしてるんじゃないかと思った。千葉戦でも2点リードから完全に引き切って結局は耐えきれなかった。だから早めに荒田を投入して裏を狙いつつ、押し返したい意図と受け取った。実際に今日は残り時間を決定機も含めてやられっぱなしの展開にはさせなかった。で、最後のカードも負傷で切らざるを得なかったことを考えると、ベンチワークとしてはやることはやったと思う。それじゃ、ピッチ上の選手はどうだったのか。1点目のシュートはムルジャを褒めるしかなかった。2点目は一番心配してたガス欠の怜のところをやられたわけで、ガックリはしたけど、納得せざるを得ないもの。そして最後のPK。映像で見直したけど、体勢も不利だったし、吹かれても仕方ないかなとは思う。ただムルジャはもらいに行ってたし、アレをJ2レベルの主審にちゃんと裁けというのは贅沢言い過ぎかなと思う。そう考えると、90分もたない伊佐と怜の2枚を同時に先発で使うと、不測の事態に対応出来ないから、そこに手を入れるべきじゃないかなという点が今日の試合を観ての一番の気づきだったかな。


いずれにしても入替戦を戦うことは決定したわけで、割り切っていくしかない。そもそもこの重要な局面で3連敗したにも関わらず、最終節の結果を問わず入替戦に出させてもらえること自体が奇跡に近いわけだから、この幸運を真摯に受け止めて必ずモノにしよう。このままいけば相手は町田。春先に野津田で見た時はそこまでいい印象を持たなかったけど、あれから半年以上が経過してチームもかなり成熟してるだろうから、もう参考にはならないだろうね。ということで明日はもう一回野津田に行って今の町田をスカウティングしてこようと思う。大分のスタッフももちろん誰か行ってるよね。


ということで予約してた来週の飛行機をキャンセル。来週は前日のユースとのセットの1泊で、レンタカーも借りて試合以外も色んなとこ行こうと計画してたから残念だけど、さすがに何も決まらない試合を観るためにウン万円と丸2日の休日は使えません。まあ磐田との結果がどうなろうとも寒い寒いホーム最終戦になるんだろうけど、出来れば入替戦に向かう選手たちを鼓舞するようなスタジアムの雰囲気であればいいなと思う。しかし磐田は万が一このシチュエーションでこけて福岡に自動昇格さらわれたら、さすがに笑うわ。


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