Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

スカウティングでの負けと成長のなさと(9節秋田戦)

2024-04-07 20:03:33 | マッチレポート24'


まずは主審について。大橋侑祐主審。J2以上でのジャッジは初だったらしく、その初戦でこの惨憺たるパフォーマンスだったわけで「昇格」が早すぎたのは明らか。選手もクラブも必死になって昇格を摑み取るわけで、主審とて同じこと。あなたに務まるレベルではないので、とっとと「降格」してください。個人的にはジャッジを評価するのに2つのポイントがあると思っていて、「見えなかった」ミスジャッジと「見えてないものが見えてしまう」ミスジャッジの2つ。前者は例えば他の選手が重なってしまったり、当事者の隠し方がうまくて分からないこともあるだろうからやむを得ないなと納得するようにしている。ただ今回のPKジャッジのように発生していない事象を決めつけでジャッジしてしまうタイプの主審はマジでヤバいと思うし、絶対に許してはいけないと考える。おそらくボールの動きが不自然だったから勝手に肘に当たったものと判断したんだろうけど、何度スロー映像を見てもあごにしか当たっていない。つまり「見えてないものが見えてしまう」系のミスジャッジ。こんなレベルの主審だからその後のお粗末なジャッジも予想の範囲内でしかなく、こんな主審の割り当てに当たったことが不幸でしかないということ。


ただこの試合をアマチュアレベルの主審に壊されたと総括してしまってはいけないと思う。この試合に限って言えば大橋侑祐と同様にほとんどの大分トリニータの選手もJ2のレベルになかったよ。まずまずかったのはスカウティング。これは片野坂さんが悪いのか、他のコーチングスタッフが悪いのかは当然ながら知ることは出来ないわけだけど、2分の最初のセットプレーでいきなり新太が2人の選手を同時に見なければならないシチュエーションを作られた時点でヤバいなと思った。そしてその矢先の失点。いつものダブルボランチから小酒井のワンアンカー気味に変更してロングボールのこぼれ球を拾われ続けるという「本当に秋田のこと分かってる?」状態に正直観ている方が戸惑ったよ。片野坂さんが最後にJ2を戦った2018シーズンはまだ秋田はJ2にいなかった。J3での対戦経験はあるものの、吉田ブラウブリッツは初体験なわけでもう試合前のスカウティングが不十分だったと言わざるを得ない。中3日で時間がなかったのかもしれないけど、あまりにも試合に対する準備が悪かった。


後半45分間を1試合としてみたら0-1で負けだからね。そこに主審のレベルがどうだは関係ない。たったの1週間前にも同じシチュエーションを崩せずに失敗したばかりなのに成長が見られるどころか最後に決定的なゴールまで決められてむしろ退化。こういうのを見せられるのほどサポーターとして堪えることはない。積極的に仕掛けて可能性を感じさせてくれた松尾以外全員及第点は与えられない。たった1週間前だよ、意地でも何とかしてほしかったよ。


群馬戦後のインタビューでサポーターを心配させるようなコメントを残した中川。字面だけだと伝わらないニュアンスもあるのかもしれないけど、その前に今日の30分間であなた何かした?目の前の相手選手にボールをぶつける以外に何かした?そんな選手が強いメッセージを発したとして誰が聞くよ?おっさんが何か言ってるよくらいにしか聞かれないって。まずはあなたがちゃんとしてくれ。話はそれから。


まあ、主審も監督も選手も全てが酷かった試合。もはや反省点すら見つけるのが難しいくらい最低の試合。だから急遽明日をオフに変更したのは良い判断だったと思うよ。今シーズンここまで比較的ポジティブに捉えてきたけど、この試合はない。明日のオフで悲観的にリフレッシュして千葉戦は必ず勝ってください。必ず。
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