銀幕大帝α

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セブンデイズ

2010年02月24日 00時28分49秒 | 韓国サスペンス
SEVEN DAYS/07年/韓国/125分/サスペンス/劇場公開
監督:ウォン・シニョン
出演:キム・ユンジン、キム・ミスク、パク・ヒスン、チャン・ハンソン、チェ・ミョンス

<ストーリー>
娘を人質にとられ、犯人から一審で死刑判決を受けた殺人事件の被告人を無罪にしろと要求された敏腕弁護士が独力で事件を捜査する。
<感想>
レヴューはこちらを参照して下さい。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
10/02/23DVD鑑賞(旧作)
セブンデイズ キム・ユンジン ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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レンタル開始日:2009-12-02

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アマルフィ 女神の報酬

2010年02月23日 23時29分54秒 | 邦画サスペンス
09年/日本/125分/サスペンス・ミステリー/劇場公開
監督:西谷弘
出演:織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市

<ストーリー>
ローマで日本人誘拐事件が発生。着任したばかりの外交官、黒田は身分を隠して身代金の受け渡し場所に向かうが、警察の介入がばれて失敗。人質を救出しようと事件の真相を追う。
<感想>
誘拐事件を起こし、そちらに警察の目を向け、裏では本来の計画を着実に進めていく犯人側。
たまたま迷子の捜査に付き合わされた挙句、誘拐事件へと発展したが為に、父親のふりをして犯人側に近づいていくも、彼らの真の目的を嗅ぎ付け一人奮闘する外交官、黒田。

だれ?面白くないって言ったのわ。

僕個人としてはこのストーリー展開はかなり楽しめたよ。

後から「あそこが酷い、あそこが悪い」という批判的な意見を山ほど読んだけれど、私としては観ている間は批判されている箇所に何ら疑問点は抱かなかったので、「あ~なるほどね~」とは思っても、面白く最後まで楽しんで観れた事だし、今更賛同する気にもなれませんね。

そりゃあ個人個人に観ている時点での批判、観た後の批判はあるとは思うけれどさ、125分という時間を退屈せずに素直に堪能出来たんだから、満足している僕みたいな人間もいて良いでしょ?

一番盛り上がったのはサラ・ブライトマンが代表曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を熱唱するシーン。
この曲、凄く好きなんだよね~。
字幕付けて観たので一緒に歌っちゃった。
只、ちょっと色んな場面で流し過ぎだったかな。
あの会場1シーンのみでジャ~ン!と歌い始めてくれていたらもっとテンション上がっていましたね。

唯一難癖付けるとしたら、子役の演技。
これ観た後、韓国映画を観たんだけれど、その映画に出ていた子役が物凄い名演技していただけに、本作での子役のお世辞にも上手いとは言えない演技には、もう少しどうにかならなかったのかと。

処で、この作品の主役を演じた織田裕二はキャラ的にハマり役かも。
不器用だけど、他人を惹き付ける色んな魅力を持っている。

名探偵顔負けの観察力。
思い立ったら瞬時な行動力。
警察すらも認める解決力。

世界を股に掛ける外交官、黒田。
他の国での彼の活躍も観てみたい。

オフィシャル・サイト

関連作:
『アマルフィ 女神の報酬(2009)』(映画版第1弾)
「外交官 黒田康作(2011)」(TVシリーズ)
『アンダルシア 女神の報復(2011)』(映画版第2弾)

評価:★★★☆
10/02/22DVD鑑賞(新作)
アマルフィ 女神の報酬 天海祐希 戸田恵梨香 佐藤浩市 大塚寧々 伊藤淳史 佐野史郎 福山雅治 中井貴一 亀山千広 フジテレビ
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レンタル開始日:2009-12-24
コメント (6)
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バタフライ・エフェクト3/最後の選択

2010年02月22日 00時23分39秒 | 洋画サスペンス
THE BUTTERFLY EFFECT 3: REVELATIONS/09年/米/90分/SFサスペンス/R15+/劇場公開
監督:セス・グロスマン
出演:クリス・カーマック、レイチェル・マイナー、ミア・セラフィノ

<ストーリー>
過去と現在を行き来できる青年が、10年前に初恋の女性を殺した犯人を突き止めようとする。
<感想>
てっきりDVDスルー作なんだと思っていたら、ちゃっかり劇場公開作なんでビックリした。
この内容で劇場公開かぁ。
DVDスルー作でもまだ面白い作品山ほどあるよ。
公開基準ってのがさっぱり分からんわ。

行ったり来たりしている内に、私生活の一部が変わっているという部分は前作をしっかり踏まえているけど、オチを観るとタイムトラベルの意味があまり活かされていない気が・・・。

オチを先に思いついて無理やりタイムトラベルを付け足したような、どうにもコメントするのに困る内容やなぁ。

恋人含め関係人物を殺した犯人の正体の意外性には、余りにも突拍子過ぎて唖然。
人助けしたら裏切られていたという悲劇に、じゃあまたやり直して修復しましょ、では苦笑するしかあるまいて。

自分の事だけ考えて他人の命を軽視している物語構成の低さには呆れかえるしかないや。

関連作:
『バタフライ・エフェクト』(第1作)
『バタフライ・エフェクト2』(第2作)

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★☆
10/02/21DVD鑑賞(旧作)
バタフライ・エフェクト3/最後の選択 ワーナー・ホーム・ビデオ
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クライモリ-禁猟区-

2010年02月21日 23時49分46秒 | 洋画ホラー
SPLINTERED/09年/英/90分/サスペンス・ホラー/劇場未公開
監督:シメオン・ハリガン
出演:ホリー・ウェストン、スティーヴン・マーティン・ウォルターズ、サッシャ・ダーワン

<ストーリー>
失踪事件が多発する森を仲間と探索する女性が、何者かに友人たちを殺され、古い館に監禁される。
<感想>
シリーズ3作目が出たのかと思い喜び勇んで借りてみたものの、後で原題が違う事に気付き、観る気がすっかり萎えて長らく放置していた、人気作便乗邦題ホラー。

けど、普通に面白かったよ。

まぁ自分勝手で行動能力が低いヒロインや、死んでも同情すら湧かない友人なんか出ていてイラッとはしたけれど。

クライモリというよりかはクライイエが舞台で、調理場みたいな場所はいかにもな異臭が漂っていそうで気持ち悪かった。

精神異常者が満月を見てもがき出し「変身するわ!早く殺して」とヒロインが絶叫した時は、

「え?何?変身するの?これモンスター映画なん?」

って妙に興奮しちゃったりして(騙されたけど)中々楽しめた。

後、B級ホラーにしては捻りも効いていて、キチさんの過去暴露はかなり切ないんだわ。
そういうのを聞かされると、何かキチさんの方に同情心すら抱いたんだけれど^^;

幼少期にトラウマ植え付けられて、更に大人になったらもっと酷いトラウマ抱えるようになっちゃったヒロインが、ラストで見せた放心した姿にどうしようもない後味の悪さだけが漂っていたけれど、こういう嫌~な印象が残るバッドエンドはある意味好きかも。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★
10/02/21DVD鑑賞(旧作)
クライモリ-禁猟区- オデッサ・エンタテインメント
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20世紀少年<最終章> ぼくらの旗

2010年02月21日 22時46分42秒 | 邦画サスペンス
09年/日本/155分/サスペンス・ドラマ/劇場公開
監督:堤幸彦
出演:唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平愛梨

<ストーリー>
ともだちが世界大統領となっている2017年。彼が「世界の終り」を予言し、混乱が広がる東京で、反政府活動をしていたカンナは市民に武装ほう起を呼びかける。一方ケンヂも、ともだちの暴走を止めるため姿を現す。
<感想>
他ブロガーさんのレヴュー等を決して観ずに、只ひたすらレンタルされるのを待っていた<最終章>。

一番の楽しみはやっぱり「ともだち」は誰なのかに尽きます。
これがまぁ最後の最後まで引っ張る、引っ張る(笑)。
仮面を外そうが何をしようが後ろ姿と声だけで強引に引っ張っていく。
この引っ張り具合が抜群に良い。
好奇心を向上させる意味では嫌みのないじらし方。
だから、どうなるんだろうという先の展開の楽しみもあったけれど、「はよ見せろ!」という方の気持ちが大きく、じらす演出によって心の高鳴りは増すばかり。

この気持ちの先走りによって作品に深く入り込め、全く退屈せずに最後まで一気に観れちゃいました。

背中にギター、バイクに跨り颯爽と登場するケンヂの姿、これが痺れる位格好良いんだ。
“俺は全ての事実を知っている”といった感じの堂々とした行動がクールで、同じ男としても惚れ惚れする。
万博会場に集まった数万人の人々(この場面は圧巻!!)を掻き分け、ジャーン♪とギターを鳴らして熱唱するパフォーマンスにも思わず鳥肌立っちゃったなぁ。

前作では感じなかったんだけれど、主役の一人でもあるカンナ役を演じた平愛梨が一際輝いていて凄く可愛かった。
ともだちの野望を阻止するべくレジスタンスを立ち上げ、懸命に闘いながらも行方知れずのケンヂおじちゃんの帰りを待っている。
外面では怒りを露わにしているけれど、内面では寂しさを他人に知られないように隠し持っている。
会場でようやくケンヂと再会出来た時に、戦う女から一般的な少女へと移りゆく様をしっかり感じ取れたのは、彼女の表情演技の賜物と言ってもいいでしょう。

そしてようやく訪れる「ともだち」の正体。
期待に応える様に予想に反した人物が姿を見せるんだけれど、ケンヂのある一言で「え?」ってなりそのままエンドロールに突入していくんで一瞬躊躇うんですが、その後に2段オチエピソードが始まりだし、正真正銘の真実が明るみにされていくんですよね!

これには思いっきり唸らされ、感動させられちゃったなぁ。

<第1章>にヒントが隠されていたんやね。
流石の私でもこのオチは盲点でしたわ^^;

エンドロール前のオチで終わっていたら普通の感想で終わっていたかも。
この感動的なオチこそが、「ともだち」を生み出した理由付けとしては合点がいくし、三部作の流れを否定する事無く上手い具合に引きだし綺麗に収まっている。
見事しか言いようがないや。

エンディングを観るまで長い事待たせて貰ったけれど、待たせるだけの説得力さがあったので、もう満足通り越して「ありがとう」ですよ。

関連作:
『20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり』(第1作)
『20世紀少年<第2章> 最後の希望』(第2作)

オフィシャル・サイト

評価:★★★★☆
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20世紀少年<最終章> ぼくらの旗 堤幸彦 唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子 香川照之 藤木直人 石塚英彦 宮迫博之 佐々木蔵之介 山寺宏一 古田新太 高橋幸宏 佐野史郎 森山未來 小池栄子 ARATA 六平直政 竹中直人 石橋保 津田寛治 高嶋政伸 田村淳 神木隆之介 研ナオコ 北村総一朗 ダイアモンド☆ユカイ 原口あきまさ 武蔵 斎藤工 石橋蓮司 黒木瞳 浦沢直樹 T・レックス『20th Century Boy』 東宝
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