銀幕大帝α

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アンセイン ~狂気の真実~

2018年11月29日 19時38分59秒 | 洋画ホラー
UNSANE
2018年
アメリカ
98分
サスペンス/ホラー/ミステリー
劇場未公開



監督:
スティーヴン・ソダーバーグ
『ローガン・ラッキー』
出演:
クレア・フォイソーヤー
ジョシュア・レナードデヴィッド
ジェイ・フェイローネイト
ジュノー・テンプルヴァイオレット
エイミー・マリンズアシュリー
エイミー・アーヴィングアンジェラ



<ストーリー>
ストーカーのデヴィッドに付きまとわれ、引っ越したソーヤー。ある日、精神的に追い詰められた彼女はカウンセリング施設に行くが、強制的に入院させられてしまい…。

―感想―

なんか映像に違和感があるなあと思っていたが実は監督自らが全編をiPhoneで撮影したようで。
その意欲は買うが、意味はあったのかなあ。

ここ掘れワンワンじゃないけど、犬とジョギング中の女性が見つけた死体て、てっきりソーヤーの母親のものかと。

そしたらば車のトランクに遺体放り込まれていたので、あれ?じゃあ誰の死体?てなるんだけど、序盤にバーで出会った男やろかね。
そのバーで出会った男に自らアプローチかけておいて、いざって時に「やだ!」とか男からしたら「はあ?」でしょうに、私も「はあ?」でしたが、ストーカーのトラウマを克服出来ていないというのを示したかったのかな。

強制入院させられたソーヤーだが、そこには因縁のストーカー男が、て事でここから展開がジメジメとしてくるのだが、このストーカー男、偶然にその施設にいたのか、それとも会いたくて職員になったのか、その辺良く分らん。
仮に策士的に居たとしたらそう簡単に病院職員なんてなれるんかねえ。

一人黒人の男が同じく入院していて、彼だけが他の患者よりもまとも、というか何処にも異常性を感じず、場違い感が凄くしたのだが、そこの所はラストにて彼の素性が明かされます。
体を張った潜入取材だったようですが、ソーヤーの味方をしたばかりにストーカー男に目を付けられて悲惨な末路。
母親の件とかもそうですが、ストーカー男のソーヤーに対した変態的愛情が節々で観て取れて、そこはかとなくサイコホラーな空気を絞り出していたように思える。

一度味わった恐怖はそう簡単に記憶から拭えないてのが終わりのシーンでソーヤーの不安的な態度からも確認出来、形的には一件落着したように見せかけておきながらも本当の彼女の精神的な戦いはこれからなのかもしれない。

評価:★★★
18/11/28DVD鑑賞(新作)
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