RESIDENT EVIL: WELCOME TO RACCOON CITY
2021年
アメリカ
107分
アクション/ホラー/SF
PG12
劇場公開(2022/01/28)
監督:
ヨハネス・ロバーツ
製作総指揮:
脚本:
ヨハネス・ロバーツ
出演:
カヤ・スコデラーリオ・・・クレア・レッドフィールド
ハナ・ジョン=カーメン・・・ジル・バレンタイン
ロビー・アメル・・・クリス・レッドフィールド
トム・ホッパー・・・アルバート・ウェスカー
アヴァン・ジョーギア・・・レオン・S・ケネディ
<ストーリー>
製薬会社・アンブレラ社の拠点があるラクーンシティで異変が起きていることを知ったクレア。街に戻って来た彼女は、住民の変わり果てた姿を目撃し…。
「絶望」が この町で
産声を あげる――。
―感想―
なんかサブタイトルが軽いんだよなあ。
とあるアドベンチャーコメディ映画タイトルじゃないけどウェルカム・トゥ・ジャングォーー!みたいじゃね?
ラクーンシティという名の遊園地へ遊びに行こう♪的な感覚(笑)。
あくまでもホラー映画であるのだから、もっと恐怖さを前面に出したサブタイの方が良かったような、かと言って何だったら満足なんだよと聞かれたら即答は出来んけど。
原作(ゲーム)をやっている映画ファンならニヤッとするシーンが出てきて、それはそれで嬉しいんだけど、ただそれだけなんだよね。
原作ファン向けに特化している訳でもなく、ホラー映画ファン向けにしてはグロさ怖さが全然物足りない。
え?この娘がジル!?てなるし、ウェスカーもイメージと違う、レオンなんてラスト以外役立たずだし。
幾ら新米警官だからとは言え、あんなぐうたらで挙動不審なレオンなんて観たくなかったわ。
まあ、こっから彼は彼なりに成長していくんでしょうけど、つか続編作る気満々やん。
この内容で興行的にどうだったのよ、て思う位にスリルもへったくれも無く、全体的にテンポ悪っ、てのが俺の印象でした。
最終的にラスボスはロケラン一発で片を付けるのがゲーム版のセオリーなので、それを映画版でも再現させるのは結構なのだけど、幾ら何でもそこまであっさりはいかんでしょ。
そこに至るまでの過程、つまりラスボスとの死闘をもっと風呂敷広げて描いて貰いたかった。
クライマックスに来るまでが大きくもたついてたから、ここだけ時間を割けなかったんじゃないのかと思われても仕方がないのよ、見せ場がおざなりになっちゃって平坦な展開にしか感じられなかった。
正直この程度の完成度だと、TVドラマ版でも厳しい。
ミラジョボ版と比べるのも酷なのかもしれないが、リブート版となる本作には不満しか残らなかった。
かゆ・・・うま・・・(これ、使いどころ間違ってるわ。何故そのタイミングで?としか)
評価:★★☆
22/05/13DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-05-11
メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント