10年/日本/122分/青春ファンタジー・ロマンス/劇場公開
監督:谷口正晃
原作:筒井康隆
主題歌:いきものがかり『ノスタルジア』
挿入歌:いきものがかり『時をかける少女』
出演:仲里依紗、中尾明慶、安田成美、勝村政信、石丸幹二
<ストーリー>
高校卒業を控えた芳山あかりは大学にも合格し、新たな生活に胸を弾ませていた。しかし母・和子が事故に遭い、彼女の願いを叶えるために過去にタイムリープすることに…。
<感想>
原田知世版は観ていないので比較する事も出来ず何とも言えませんが、思っていた以上に切ないラブ・ストーリに仕上がっていました。
まずアニメ版(傑作!)でも主人公の声を担当していた仲里依紗が素晴らしく良い。
コスプレさせたら今一番輝いている女優だと勝手に思っている私ですが、今作でのセーラー服姿も何とも可愛らしい♪
それだけじゃなく、やっぱり彼女の最大の特徴は場面毎に上手く使い分ける喜怒哀楽の表情。
特に
仲里依紗の泣き顔は最高に胸キュンさせられる
魔法の様な魅力的演技に満ち溢れています。
もうこれだけでバスに乗った涼太を追い掛けるシーンは泣きが入るんですが。
母の願いを叶えるべくタイムリープする話が軸と思いきや、過去で出会う涼太との仄かな恋模様がメインというのも鑑賞意欲を湧き立たせてくれましたね。
映画製作に熱中する純粋青年・涼太と、今時のイケイケ女子高生あかりのギャップの差が逆に2人の距離を縮ませており、時折見せる照れ隠しな表情が恋の裏返しとして観て取れて仄々とさせてくれます。
だから余計に、あかりが現代に戻り、涼太が作り上げた映画のフィルムを観て自然と涙するシーンには、涼太との思い出を消されても、心の奥底に眠る愛の結晶は決して消えないという‘想いの強さ’の勝り具合に惹き込まれて、絶妙な感動を呼び起こさせてくれるんですよね。
フィルムの中で背を向けて桜道を歩くあかりの姿がオーバーラップするラストも名シーンになっていて胸を熱くさせてくれます。
素敵な映画に仕上がっていると思いますよ。
安田成美の学生時代を演じた石橋杏奈もホリプロらしい清純そうな顔立ちの女優さんで、かなり好みでした。
若手女優陣の愛らしさも作品に貢献していると言えるでしょう。
難点を挙げるとすればタイムリープする際のわざとらしいCG描写かな。
あそこだけやけに安っぽい映像を見せられている様で幻滅しました^^;
オフィシャル・サイト
評価:★★★★
11/03/14DVD鑑賞(準新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2010-10-13
メーカー:アニプレックス
監督:谷口正晃
原作:筒井康隆
主題歌:いきものがかり『ノスタルジア』
挿入歌:いきものがかり『時をかける少女』
出演:仲里依紗、中尾明慶、安田成美、勝村政信、石丸幹二
<ストーリー>
高校卒業を控えた芳山あかりは大学にも合格し、新たな生活に胸を弾ませていた。しかし母・和子が事故に遭い、彼女の願いを叶えるために過去にタイムリープすることに…。
<感想>
原田知世版は観ていないので比較する事も出来ず何とも言えませんが、思っていた以上に切ないラブ・ストーリに仕上がっていました。
まずアニメ版(傑作!)でも主人公の声を担当していた仲里依紗が素晴らしく良い。
コスプレさせたら今一番輝いている女優だと勝手に思っている私ですが、今作でのセーラー服姿も何とも可愛らしい♪
それだけじゃなく、やっぱり彼女の最大の特徴は場面毎に上手く使い分ける喜怒哀楽の表情。
特に
仲里依紗の泣き顔は最高に胸キュンさせられる
魔法の様な魅力的演技に満ち溢れています。
もうこれだけでバスに乗った涼太を追い掛けるシーンは泣きが入るんですが。
母の願いを叶えるべくタイムリープする話が軸と思いきや、過去で出会う涼太との仄かな恋模様がメインというのも鑑賞意欲を湧き立たせてくれましたね。
映画製作に熱中する純粋青年・涼太と、今時のイケイケ女子高生あかりのギャップの差が逆に2人の距離を縮ませており、時折見せる照れ隠しな表情が恋の裏返しとして観て取れて仄々とさせてくれます。
だから余計に、あかりが現代に戻り、涼太が作り上げた映画のフィルムを観て自然と涙するシーンには、涼太との思い出を消されても、心の奥底に眠る愛の結晶は決して消えないという‘想いの強さ’の勝り具合に惹き込まれて、絶妙な感動を呼び起こさせてくれるんですよね。
フィルムの中で背を向けて桜道を歩くあかりの姿がオーバーラップするラストも名シーンになっていて胸を熱くさせてくれます。
素敵な映画に仕上がっていると思いますよ。
安田成美の学生時代を演じた石橋杏奈もホリプロらしい清純そうな顔立ちの女優さんで、かなり好みでした。
若手女優陣の愛らしさも作品に貢献していると言えるでしょう。
難点を挙げるとすればタイムリープする際のわざとらしいCG描写かな。
あそこだけやけに安っぽい映像を見せられている様で幻滅しました^^;
オフィシャル・サイト
評価:★★★★
11/03/14DVD鑑賞(準新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2010-10-13
メーカー:アニプレックス
今年もぐんぐん行くのかな?^^
ヒロ之さんはこの「時かけ」よかったのですね
私は・・・ 中尾くんが・・ ダメでした
違う俳優さんだったらよかったのかな~ なんて
アニメ版は秀作ですよね
何度観てもチアキとの別れのシーンで泣いてしまいます
去年は主演作が目白押しでしたね。
『ゼブラーマン2』の衣装と踊りがキュートだった彼女ですが、本作の様な一般的な女子高生役の彼女も悪くないです
彼女の魅力で作品が成り立っていたと言っても過言ではないかもしれません。
それ位、輝いていました
う~ん、確かに中尾くんはイケメンでもなく地味な感じの俳優さんですよね
でも素朴な青年役を上手く演じていたと思いましたよ
アニメ版は凄く好きです。
笑いと感動が一杯詰まっていて、正直な所、本作よりも好きです
検索してみたら、「時をかける少女」は、既に、レビューなさっていたんですね。
大変失礼致しました。
僕は、今さらながら、原田知世さん版「時をかける少女」と仲里依紗さん版「時をかける少女」をレンタルDVDで、見ました。
原田さん版は、棒読み演技の演出が作品の雰囲気にあっていて、良かったと思いますし、コマ送り描写や安っぽい合成シーンも、CG全盛期の今、見ると、逆に新鮮に見えました。
仲さん版は、原田さん版とは、また違った魅力があり、とても青春の輝きを感じさせる切ない作品なので、とても感動しました。
途中から、SF青春ファンタジー映画と言うよりも、昭和恋愛映画みたいな展開になって来たのは、意外でしたが、ほのぼのとした気分で、楽しめました。
そして、仲さんが探していた少年は実は・・・。って感じで、まさかの予想外の展開に、グイグイと引き込まれましたね。
クライマックスのバスターミナルのシーンは、心の中で、「早く、急げ、走れ~!」って、叫んでしまいました。
ラストシーンのフィルムを見ながら、涙する仲さんの姿にもらい泣きしてしまって、ウルウル来てしまいましたね。
「星空のむこうの国」、「はつ恋」、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなんかにも、どこか似ていましたね。
個人的な意見になりますが。
あと、いきものがかりの「時をかける少女」のカヴァーが流れだしたときは、何だか、とても気分が高揚しました。J-POPの王道ソングを得意とするいきものがかりが昭和の名曲「時をかける少女」を上手くカヴァーされていて、グッと来てしまいました。
アニメ版は、未見なので、いつか機会がありましたら、見てみたいな~と思っています。
インターネットで、調べたら、「時をかける少女」は、過去に、NHK少年ドラマシリーズで、「タイムトラベラー」としても、ドラマ化されたことがあるようですね。こちらも、未見なので、いつか見てみたいと思っています♪
なんか観た記憶はあったものでして。
原田さんの『時かけ』は観たんですけど、もう大分前なので記憶が薄くなってしまっています。
この映画を観た当時は仲さんの魅力に取り付かれていた時でして、彼女の可愛さも際立っていましたが、やっぱり内容そのものも良かったです。
ほのぼのとした展開でありながらも、予想外な方向へ転がるストーリー構成には引き込まれるものがありました。
自分的にはフィルムを観るシーンですかねぇ。
あそこは私も貰い泣きしちゃったんですよね。
主題歌はいきものがかりでしたか!?
そこの部分はもう忘れちゃっていました。
いきものがかりはメロディが凄く良いですからね。
彼女らが奏でる曲は癒しがあって好きですよ。
ドラマシリーズは私も未見です。
そういう番組があったってのは知っていましたが。
再放送とかしてくれると有難いのですけども。
あ、アニメ版は良かったですよ。
あちらも心が温かくなる仕上がりになっていました。
遂に、NHK少年ドラマシリーズ版の時を掛ける少女、「タイム・トラベラー」を見ました。
「NHK少年ドラマシリーズ 少年ドラマアンソロジーⅠ」と言うDVDを以前、中古で、購入して、未見だったことを思い出して、DVDのパッケージを見てみると、何と「タイム・トラベラー」が収録されていました。
但し、最終回の一話のみの収録でした。
他は、「明日への追跡」と言う作品が収録されていました。
インターネットで、調べてみたら、NHKも保存していなかったVTRが、1回分だけ、画質に難はあるが発見され、商品化された。とのことです。
古臭いホコリっぽい映像が、作品の雰囲気にマッチしていて、引き込まれてしまいました。
当時としては、珍しいビデオ撮り作品というのも、レトロっぽくて、良かったと思います。
ケン・ソゴル、理科室の臭い、未来人など、仲里依紗さん主演の実写版の「時をかける少女」とも、共通するような要素が含まれていたので、ワクワクしながら、最後まで、楽しめました。
古き良き時代の空気感みたいなものを味わえて、グッと来ました。
NHK少年ドラマシリーズは、リアルタイムでは、見たことがないんですが、昔、レンタル店が、ビデオ(VHS)が主流だったころ、よくレンタルビデオ(VHS)を借りてみていました。「謎の転校生」、「つぶやき岩の秘密」、「霧の湖」など。あの頃は、NHK少年ドラマシリーズの作品が結構ビデオ(VHS)化されていました。
レンタルビデオ(VHS)は、よく見掛けたんですが、レンタルDVDは、見掛けたことがありません。
結構NHK少年ドラマシリーズの色んな作品がDVD化されているんですけどね。
これは、残念なんですよね。
タイムトラベル、パラレルワールドなど、僕の好きなSFやファンタジーを絡めた作品が多いので、まだまだ見たい作品が沢山あるんですよね。
「その街を消せ!」って言う作品も、気になっています。
それから、アニメ版「時をかける少女」も、レンタルDVDで、見せて頂いたのですが、爽やかな青春映画で、見終ったあと、心が温かくなるような、とても素敵な映画で、こちらも、感動しました。
石田卓也さんの吹き替えの拙さも、青春映画の本作とピッタリとマッチしていて、ナイスでしたね。
歌声、メロディー、歌詞、全て、良くて、グッと来ました。
奥華子さんは、FM大阪の番組に出演されたときに、トークも、聴いたことがありますが、気さくで、優しい、とても素敵な方で、好感が持てました。
ドラマシリーズ、観られたんですね!
なんとそのような所に収録されていたとは。
感想じっくり拝見させて頂きました。
わたしは観ていないので語らえないのが残念ですが、かなり満足されたようで何よりでした。
仲さんのと共通する部分が多いってのは興味あります。
そういった共通部分を見つけると嬉しいものはありますよね。
タイムトラベル作品は私も結構好きですし、それなりに有名所は観ています。
これからもどんどんそういう作品は世に出てきて欲しいものですね。
短いコメントのお返しになってしまい申し訳ありません。
でも大阪ひろきさんの熱い想いは十分伝わってきましたよ^^
アニメ版も良かったでしょ?
何気にこのアニメ版は好きなんですよねぇ。
そう想うと、『時をかける少女』はどれも良作ばかりですよねぇ。