レイプ・オブ・アナ・フリッツ

THE CORPSE OF ANNA FRITZ／EL CADAVER DE ANNA FRITZ
２０１５年
スペイン
７５分
サスペンス／ホラー
R-15
劇場未公開



監督：
エクトル・エルナンデス・ビセンス
脚本：
エクトル・エルナンデス・ビセンス
出演：
アルバ・リバス
クリスティアン・バレンシア
ベルナート・サウメル
アルベルト・カルボ



＜ストーリー＞
アイドル女優、アナ・フリッツが急死し、その遺体を見ようと3人の若者が安置所に侵入する。美しいアナの裸体を見た3人は、禁断の欲望に火が付き…。

－感想－

まともな人間が観る様な映画じゃない。
胸糞悪過ぎだろこれ。
死姦に殺人て。
犯されて生き返るアナにはビックリだが、死体とセックスしようと思う事の方がもっとビックリ。

幾ら綺麗な死体が相手とは云え、勃起するってのが理解不能。
挿入してオウオウ叫びながら興奮しまくる２人を観ていて、きっしょー！！と反吐が出る。

ハビとパウがイバンの言い成りってのも腹が立って仕方がない。
意思の尊重てもんがないのかよ。
「いやだ」「やれ」「うん」
こいつらどういう関係？
友人じゃなくて糞男とその下僕達だろどうせ。

パウが死姦している最中に息を吹き返し顔を直に見られたのだから彼が焦るのは分かるが、イバンてめぇはもうとっくの前にヤり終えていて見られてないやんけ。
何でお前が一番に動揺して、もう一回殺そうとか意味不明な事言い出してるねん。
死姦する非情な冷静さはある癖に、ピンチになった時の冷静さは無いて、阿呆の限界超えちゃってるね。

死後硬直していたから体を思う様に動かせないアナ。
それでも這いながら必死に遺体安置所から逃げ出そうとする。
ここはもうひたすらアナ頑張れ！と応援するしかない。
けども歩けないてのが足枷になっているのよね。
流石にノロノロと這ってでは逃げ切れんよ。
イバンにとっ捕まってシーツで口を塞がれ又殺される。

もう観てられん！！
何処まで外道なんだこいつら。

ハビとパウは一応良心てものは持ち合わせていたみたいだね。
それが一掬の救いにはなっている。
だけどイバン、貴様は駄目だ。
人間として終わってる。

こいつだけでも酷い目に遭って欲しかったのだが、なんてまぁ呆気の無い結末だこと。
苛々解消させてくれる爽快な幕切れてのを期待したが、そんなもの用意されておりませんでした。
グサッ！
ピュー！！
だけでは私の怒りと胸糞具合は治まらねぇっつうの！！

評価：★
１６／１０／２５ＤＶＤ鑑賞（準新作）
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レンタル開始日：2016-01-06
メーカー：プライムウェーブ