銀幕大帝α

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ゲームオーバー

2021年08月14日 16時48分55秒 | 洋画アクション
TRIGGERED
2020年
南アフリカ
94分
アクション
劇場未公開



監督:
アラスター・オア
『逆殺館』
出演:
ライネ・スワルト
ラッセル・クラウス
リーズル・アーラース
スティーヴン・ジョン・ウォード




<ストーリー>
森の奥のキャンプ場にやって来た9人の若者たち。催眠ガスで眠らされた彼らが目を覚ますと、高校時代の教師・ピーターソンが現れ…。

―感想―

この監督さん、割と面白い内容の作品を撮るので好きなのだが、今作は少し惜しい。
というのも登場人物が多いから先ず名前が台詞の一部として出されても直ぐにはピンとこない。
しかも、殺し合いが始まってからは皆が顔面血塗れとかになるので、冒頭の和気あいあいと談笑しているシーンからは見た目が全然違ってくるのもあって尚更顔が一致しなくなる。
更に付け加えると時間帯がラスト以外はずっと夜てのも、識別判断し辛くさせてるんよね。
勿体ないよこれは。

多分、時間帯を夜に縛ったのは、若者が付けた爆弾ベストから発せられる「色」や「時計」を明確に見せたかったんだろうけど、俺的にはそこよりも名前=顔を分かり易くして欲しかった。
沢山人数が居るてのも場合によっちゃ困ったものである。
しかし逆に良い点は、最後の一人になるまで殺し合いは終わらないという設定が大きく活かされ被害者は増える一方な為、その都度の殺害方法のバリエーションが豊富だから楽しみは絶えないけれど。
要は良し悪しなんだな、視聴者はキャラクターの重要性を取るか、それともバイオレンスの醍醐味を取るか。
俺?
俺は後者だったよ(どいつがどんな名前だったか覚えるのを諦めたわ。唯一直ぐに把握出来ていたのがPJだったが)。

かなり手の込んだ復讐劇といった類の作品でしたが、当の復讐者が早々に退場しちゃうてのもイマイチ理解出来ないんだよね。
しっかり事の成り行きを見届け、犯人が誰かを確認してから(満足して)逝けば良いのにて思っちゃった。

言葉として出す「友達」てのも所詮、上辺だけの友達に過ぎず。
とことん裏切り行為に走る奴もいれば、仲間を気遣い続ける奴も居てと、この辺のバランス加減は良かった。

あくまでもアクション映画となっているからか、一部の殺害シーンは画面外だったが、それでも十分グロい映像オンパレードだったよ(笑)。

ところで、最後の生存者が見せたエンドロール直前の表情には、どういった意味が込められていたのかね。

評価:★★★
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