ANT-MAN AND THE WASP: QUANTUMANIA
2023年
アメリカ
125分
アクション/アドベンチャー/ヒーロー
劇場公開(2023/02/17)
監督:
ペイトン・リード
出演:
ポール・ラッド・・・スコット・ラング/アントマン
エヴァンジェリン・リリー・・・ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ
ジョナサン・メジャース・・・カーン
ミシェル・ファイファー・・・ジャネット・ヴァン・ダイン
マイケル・ダグラス・・・ハンク・ピム博士
キャスリン・ニュートン・・・キャシー・ラング
ウィリアム・ジャクソン・ハーパー・・・クアズ
ケイティ・オブライアン・・・ジェントーラ
ビル・マーレイ・・・クライラー
コリー・ストール・・・ダレン・クロス/モードック
ランドール・パーク・・・ジミー・ウー
トム・ヒドルストン・・・ ロキ
オーウェン・ウィルソン・・・メビウス
声の出演:
デヴィッド・ダストマルチャン・・・ヴェブ
<ストーリー>
娘のキャシーやワスプとともに引きずり込まれた“量子の世界”で、最凶の敵、征服者カーンと対峙するアントマンの運命を描く。
過去、現在、未来…
征服者(カーン)が全てを奪う。
―感想―
あれ?髪切った?(タモさん風に)。
髪切らない方が良かったんじゃねえかな、一気にババ臭くなった気が・・・。
監督が言うには回を重ねる毎にスケールアップしていったらしい。
まあ確かに家族総出ではあったし、「量子の世界」という異世界が舞台になっているし。
しかし内容的に観たらクオリティダウンしていってない?
この3作目だって壮大なSFアドベンチャーを目指した感がありありだが、柔なSWにしか見えん。
遊びの部分もアクションに至っても、製作サイドは良かれと思ってやっているんだろうけども、俺からしたらどれもちっとも面白くないのよ。
モードックに関した所は、もっとギャグタッチに出来そうだし、カーンに関した所も、まだまだシリアスで暴君な姿に出来たんじゃないのかなと。
言うほど、最凶とまでは思わなかった。
割とあっさり倒したはいいが、マルチバースが絡んでくると最早なんでもありになるから、「カーンは帰ってくる」のテロップが出てもそりゃそうだろうなとしか(笑)。
シリーズ全作同じ監督だが、なんかこの3作目だけ別の監督が務めたんじゃないのかと疑う位に、胸躍らせる痛快なシーンてのが見受けられなかったなあ。
一つのアクションとしてポイントともなる、巨大化してどーん!なんて使いどころが悪いのか、それとも演出が微妙に劣っているのか、本来ならテンション上がりそうなアイデアなのに、それすらもなかったからねえ、勿体ないよ。
アントマンの娘キャシーが成長した姿をキャスリン・ニュートン(殺人鬼と入れ替わるヒロインを演じた『ザ・スイッチ』が記憶に新しい)。
この子の演技は好印象が持てて良かった、『パパ~私おっきくなっちゃった~♪」とか猛烈に可愛かったし。
これだけなんだよね、観てて惹かれた点って。
評価:★★★
23/07/19Blu-ray鑑賞(新作)
販売開始日:2023-07-12
メーカー:ウォルト・ディズニー・ジャパン
『アントマン(2015)』(第1作)
『アントマン&ワスプ(2018)』(第2作)
『アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023)』(第3作)