サウスポー

SOUTHPAW
２０１５年
アメリカ／香港
１２４分
ドラマ／スポーツ
劇場公開（2016/06/03）



監督：
アントワーン・フークア
『イコライザー』
製作：
アントワーン・フークア
出演：
ジェイク・ギレンホール：ビリー･‘ザ･グレート’･ホープ
フォレスト・ウィテカー：ティック・ウィルズ
レイチェル・マクアダムス：モーリーン･ホープ
ナオミ・ハリス：アンジェラ・リヴェラ
カーティス・“50 Cent”・ジャクソン：ジョーダン・メインズ
ウーナ・ローレンス：レイラ・ホープ



＜ストーリー＞
ボクシング王者、ビリー・‘ザ・グレート’・ホープは妻を亡くして自暴自棄になり、チャンピオンの称号も娘の親権もすべて失う。彼は亡き妻と最愛の娘のために自分を変え、再びリングに上がる。

変われないことなんて、
何もない。

－感想－

直ぐにキレ過ぎだろ主人公。
キレるのはパンチのスピードだけにして欲しいわな奥さんからしたら。

気になったのはホープがやたらに口から血を出してたところ。
こいつ頭打たれ過ぎて変な病気にかかったんじゃないのかと私が不安になったのだが、特にその事については触れず仕舞いだったなあ。
何だったんだろ、あれ。

綺麗な奥さん、愛おしい娘、誰もが羨む豪邸、そして無敗のチャンプという確かな称号。
順風満帆な人生を送っていた男が、妻の死を切っ掛けにして一気に無一文の無職人間へと転がり落ちてしまう。
てか護衛していた奴が何で意味なく発砲したのか、全然関係のないホープの妻が撃たれなきゃいけないのか、もうこのシーンだけはホープの幸せを滅茶苦茶にする為だけに無理矢理演出されたような理解不能さ。
その後警察が詳しく捜査する事もなく、ホープだけが悪い方へと追いやられていく。
ちょっといい加減な進め方じゃないかな、幾らホープに同情心を持たせたかったとしても、展開が雑に思えて仕方がなかった。
ここだけかな自分的には気に食わないというか違和感を覚えたのは。

臨時的なコーチを務める事となる義眼のフォレスト・ウィテカーは流石の存在感。
彼から教わるのがそう題名が示している「サウスポー」。
必殺技やね。
これが最後の１２ラウンドで綺麗に決まり、栄光を取り戻す事に繋がるの。
人生の再起に子供を絡ませてくるのは卑怯だわ。
しかも可愛らしい女児でしょ。
パパを心から愛する娘の心配と喜び、試合を初めて見届ける中での一喜一憂な姿は私の応援心も熱くさせる。
涙を流すまでには至らなかったけれど、それでも娘のパパに対する勝利への願いは激しく伝わってきて、それがあっての復帰戦となるリングバトルからは目が離せなかった。
結論的にやっぱりボクシング映画には大きなハズレがないって事ですよ。

評価：★★★☆
１７／０５／１６ＤＶＤ鑑賞（準新作）
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レンタル開始日：2016-10-19
メーカー：ポニーキャニオン

オフィシャル・サイト（日本語）

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