銀幕大帝α

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エクスペンダブルズ ニューブラッド

2024年06月07日 17時57分37秒 | 洋画アクション

EXPEND4BLES

2023年

アメリカ

103分

アクション

R15+

劇場公開(2024/01/05)

監督:
スコット・ウォー

『ニード・フォー・スピード』
製作:
ジェイソン・ステイサム

出演:
ジェイソン・ステイサム・・・リー・クリスマス
カーティス・“50 Cent”・ジャクソン・・・イージー・デイ
ミーガン・フォックス・・・ジーナ
ドルフ・ラングレン・・・ガンナー・ヤンセン
トニー・ジャー・・・デーシャ
イコ・ウワイス・・・ラフマト
ランディ・クートゥア・・・トール・ロード
ジェイコブ・スキーピオ・・・ガラン
レヴィ・トラン・・・ラッシュ
アンディ・ガルシア・・・マーシュ
シルヴェスター・スタローン・・・バーニー・ロス

<ストーリー>

自らを“消耗品”と名乗る最強無敵の傭兵軍団・エクスペンダブルズを率いるバーニー・ロスに、CIAから新たなミッションが下され…。

―感想―

1本のアクションとして観ると及第点だとは思うが、エクスペンダブルズの1本と考えたら過去作と比べると出来上がりが弱い。

今回から新章とのことで、スタローンは早々に退場し、ハゲイサムが中心となって動く事となる。

これまではシュワルツェネッガーとかヴァンダムとかメルギブソン等、大物俳優が登場し作品を賑わせてきたが、今作ではジャーとイコ。

アジア圏では著名人な2人だが、ハリウッド、更に世界となると知名度はそんなに高く無いんじゃないかなあ。

だからか一応得意とする体術を使った見せ場はあるが、中ボスに値するイコなんて、あっ普通に死んだ、程度の扱い。

ジャーも一通り立ち回りを見せて、はい出番終わり、なのだから、どうにも戦いの中での「すげえ!」てものが疎かになっており、大したワクワクさもなく呆気なく終わった、そんな印象止まりなんだよなあ。

ラングレンなんて、眼が悪くなってスナイパーライフルを撃っても当たらないという自虐的なキャラと化しているし、1人「黄金シャワー!」と絶叫しているだけのうるさい兄ちゃんがいるしで、ちょっと下品さと含み笑いの方に舵を切っているようにも見える。

兄弟(スタローン)を失ったハゲイサムが敵討ちだと、誰よりも熱くなってドンパチ繰り広げ、移動範囲の狭い船の中を駆け回りながらザコ兵を一掃していく所に、一応「主役」としての役割を果たしていた事だけは良かった。

だけどな、これ殆どの人が、あの男が死ぬはずが無いと思い続けながら観るんじゃないかな。

俺も端からそういう気持ちで観てたし、どうせラストになって「やあ♪」と再登場するんじゃないの?て予想してただけに、まんまその通りになったもんだから、余りにもベタ過ぎるだろwと、ストーリーの作りに捻りも無い事がガッカリだった。

スタローン殺す事で、世代交代が確実に整うはずが、実は生きてました!じゃあ、まだまだおんぶにだっこだわな、いやもう本当に死んどけよ、てな気持ちにはなった。

そういう呆れた存在感を見せつけるからラジー賞取ったんだよ、自覚はして欲しいわ。

スパッと大将切って、残された者達で悪巧みを阻止、やってやったぜ大将!でシリーズ終了でも、特に観客は文句言わんだろ。

これ以上シリーズ続けていくには限界が来ているコンテンツなんだよなあ。

評価:★★★

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