銀幕大帝α

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バンブルビー

2019年07月28日 15時18分14秒 | 洋画アクション
BUMBLEBEE
2018年
アメリカ
114分
アクション/アドベンチャー/青春
劇場公開(2019/03/22)



監督:
トラヴィス・ナイト
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
製作:
マイケル・ベイ
製作総指揮:
スティーヴン・スピルバーグ
出演:
ヘイリー・スタインフェルドチャーリー・ワトソン
ジョン・シナバーンズ
ホルヘ・レンデボルグ・Jrメモ
ジョン・オーティスパウエル博士
ジェイソン・ドラッカーオーティス・ワトソン
パメラ・アドロンサリー
スティーヴン・シュナイダーロン
リカルド・オヨストリップ・サマーズ
グリン・ターマンウェーレン司令官
レン・キャリオーハンクおじさん
グレイシー・ドジーニーティナ
声の出演:
ディラン・オブライエンB-127(バンブルビー)
ピーター・カレンオプティマス・プライム
アンジェラ・バセットシャッター
ジャスティン・セロードロップキック
デヴィッド・ソボロフブリッツウイング



<ストーリー>
父親を亡くした18歳の少女・チャーリーが、ボロボロに傷付いた黄色い地球外生命体・バンブルビーと出会い、予測不能の運命に巻き込まれていく。

何があっても
あなたを守る。

孤独な少女が出会ったのは、ドジでやさしい地球外生命体


―感想―


本家『トランスフォーマー』の後期作品は只ごちゃごちゃしているだけの映画という印象しかなく好きじゃない。
今回観たのはマイケル・ベイが監督していないスピンオフとなっており、新たに違う監督の視点からで描いたてのが功を奏している。
しかも主役となるロボットがビーちゃん。
もう癒しでしかない。
ビーの声帯が奪われるシーンが描かれているが、それを何で補うのかもきちんと描写。
ラジオの声を使って会話するという本家ではお馴染みとなったものを、車の修理に強い少女を傍に置くことで納得のいく形として説明補完しているのは良い。

ビーと一緒に行動する事となるのが女性という点も好感。
相棒が青年やおっさんという構図は見飽きていたので、新鮮味があったし、何よりドジなビーとのやり取りが可愛らしく微笑ましくなっていた。
少女チャーリーは父を亡くし、まだその悲しみが消えない中で再婚しようとしている家族との間にも溝が出来ており、何処かその姿、言動に陰がある。
吹き替えでチャーリーを担当しているのが土屋太鳳ちゃんで、声のトーンの低さがチャーリーのキャラ像にピッタリだった。
決して吹き替えそのものは上手いとは言えないが、イメージは合っていたと思う。
元飛び込み選手代表だったという過去の遺物を何処で解放するのかも注目出来る部分。

本作に登場する主なロボットはビーと彼を追う敵2体、計3体しか出てこないので、この辺の本家後期にあったロボットの数が多過ぎて何が何やら分からない、てのが解消。
ストーリー含めて全てが観易いといったシンプルさが逆に飽きさせない巧い作りへと化けていた。
これは本家は見習うべきだろう。

後、これがとても大事で、ドジなビーが主役という事もあり色とりどりのユーモアが随所に観れるのが楽しく、そのどれもが絶妙な面白さ。
砂浜で練習する「人が来たら隠れて!」とチャーリーが指示した際に、ビーが車に変形せず、普通に頭抱えてうずくまっていたのとか、終盤での家族がチャーリーを手助けする為にカーチェイスした際、激突されるのかと思いきや奇跡的な回避を連続で起こす所とか、思わず「アハハ」と笑い声が口から出ちゃうのがこの作品の完成度の高さを決定づけていた。

ピュアなビーと、ピュアな少女の交流がちょっぴり(悲しさではなく優しさによって生まれ出た)感動する場面を作っている事も印象として残る。
俺みたく、もうトランスフォーマーは飽きたよ、て方も本作は存分に楽しめるんじゃないかと思う。
愛らしいビーに君もメロメロだ!(笑)

最後に、アフロヘアの青年メモ、頑張れ!
引くな、押して、押して、押しまくってチャーリーを自分のものにしろ!グッドラック!

評価:★★★★
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関連作:
『トランスフォーマー(2007)』(オリジナルシリーズ第1作)※個人的評価:★★★★☆
『トランスフォーマー/リベンジ(2009)』(オリジナルシリーズ第2作)
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011)』(オリジナルシリーズ第3作)
『トランスフォーマー/ロストエイジ(2014)』(オリジナルシリーズ第4作)
『トランスフォーマー/最後の騎士王(2017)』(オリジナルシリーズ第5作)
『バンブルビー(2018)』(スピンオフ)

『トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023)』

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