銀幕大帝α

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SUSHI GIRL

2013年07月20日 21時26分20秒 | 洋画サスペンス
SUSHI GIRL
2012年
アメリカ
98分
犯罪/サスペンス
R15+
劇場公開(2012/12/22)



監督:カーン・サクストン
製作:カーン・サクストン
製作総指揮:トニー・トッド
脚本:カーン・サクストン
編集:カーン・サクストン
出演:
トニー・トッド『ファイナル・デッドブリッジ』
ジェームズ・デュヴァル『ファイナル・デッドゲーム』
ノア・ハサウェイ
アンディ・マッケンジー
マーク・ハミル
コートニー・パーム
千葉真一
マイケル・ビーン『ディヴァイド』
ジェフ・フェイヒー『マチェーテ』
ダニー・トレホ
『バッド・アス』

<ストーリー>
強盗の罪で6年間を刑務所で過ごしたフィッシュ。仲間について一切口を割らず、ただ一人服役した彼がようやく出所の日を迎えた。そんな彼の出所を祝うべく、昔の仲間4人が寿司の女体盛りで出迎える。しかし彼らの関心は、6年前の強盗事件で消えてしまったダイヤの行方のみだった。それをフィッシュが知っていると信じる4人は、彼にダイヤのありかを吐かせようと情け容赦ない拷問を開始するが…。(allcinemaより抜粋)

ハラニイチモツ、
オアリノヨウデ


-感想-

トレホ兄貴の退場早っw
1分位しか画面に映ってなかったし、単なる殺され要員だし。
流石のチョイ役ナンバーワン俳優やで。

懐かしい顔ぶれが揃ったけど、皆悪い感じ(笑)に劣化しちゃって。
ノア・ハサウェイっていうと美少年アトレーユ(『ネバーエンディング・ストーリー』ね)の印象しかないんだけど、普通のおっさんになってた。
『SW』のマーク・ハミルなんて単なる金髪デブやん。
どうしちまったい!?って感じだよホント。

さてそんな劣化しちまったおっさん達が集まって、出所したばかりの男を椅子に縛り付けて拷問しまくる話なんやけど、何処となく『レザボア・ドッグス』を彷彿させる作り。
監督は相当意識して本作を撮ったんやろうなぁと、そんな雰囲気を随所で伺わせてくれる。

顔面崩壊しちまう程に殴ったり強制抜歯したりとそこそこに痛い描写が続いた後に訪れる急な仲間割れ&殺し合い。
ここが意味解らない。
何でリーダーのトニー・トッドはそういう風に仕向けたんだろうって。
肝心のダイヤモンドの在り処を吐かせる事よりも殺し合いをさせる事の方に持って行く意図がさっぱり解らん。
彼にとって何の利点があったんだろうかね。
この事で結局ダイヤモンドの在り処は解らずじまいやけど、当の本人は満足そうなんよね。
独り占めしたかったって訳でもなさそうやし、うーん謎。

そしてそこからの大オチも御都合主義過ぎるんよ。

どんでん返しを狙ったんやろうけど、復讐したかった事はまぁ理解出来るが、彼がフグの刺身を絶対食べるっていう確信が何処にあったんやろかね。
他の仲間が先に食べてたら計画おじゃんじゃね?
前述したようにそれを最後に奴が食べるってな保証は絶対無い訳やし。
食べなかったらどう復讐するつもりやったんやろうって、ここも凄く引っ掛かるものがあったなぁ。

そもそも6年後に仲間が全員一同に介するってのが予想出来てたってのも都合が良過ぎる話よね。
そうなると分かっていて彼の女になったって事?
んな馬鹿な。
途中まではどう展開が転がって行くんだろうと引き込まれるものがあったけれど、終盤は余りにも無理が有り過ぎる。

よくよく考えると大きな粗が目立ちまくりで、折角の壮絶な復讐に痛快さを抱けず
モヤモヤだけが残ってしまった。

評価:★★★
13/07/19DVD鑑賞(準新作)
バナー押しは復讐と共に有り
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レンタル開始日:2013-03-22
メーカー:アース・スター・エンターテイメント

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コメント (12)
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