銀幕大帝α

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G.I.フォース

2011年03月16日 21時20分25秒 | 洋画アクション
FAR CRY/08年/独・加/95分/SFアクション/劇場未公開
監督:ウーヴェ・ボル
製作:ウーヴェ・ボル

出演:ティル・シュヴァイガー、エマニュエル・ヴォージエ、ウド・キア、マイケル・パレ

<ストーリー>
北太平洋に浮かぶ孤島では、不死身の兵士を生み出そうと企む米軍が極秘実験を行っていた。新聞記者のヴァレリーは、元特殊部隊所属のガイド・ジャックと共に島を調査に訪れるが…。
<感想>
我らがウーヴェ・ボル、何気に作品リストを見ていたら、これ観てないぞっ、て事で鑑賞。

何だかんだ言いながらも、彼の作品殆ど観ています。
正直カミングアウトすると、好きなのかもしれない(笑)。

無能監督と世間から批判されている割には、結構エンタメ色の強い作品撮っているんだよね。
B級監督は世界に腐るほどいるけれど、彼ほど無駄に予算注ぎ込んで、無駄に有名俳優を起用して、無駄に作品撮り続けている人はそうはいないっしょ。
そう考えると、私は彼の映画愛にひれ伏すね。

本作だって、どうみても出来損ないの『ターミネーター』映画なのに、十分観れるじゃないか、面白いじゃないか。

べた褒めする程じゃないけれどユーモアもあるじゃないか。

追手から逃げる際、色んな武器を試していたら、何時の間にやら撃退してました

こんな漫画みたいな展開を真面目に撮る所が好き。

水で服がずぶ濡れになったので一つのベッドに裸で寄り添って温め合っていたら恋に落ちた

こんな前置きもへったくれも無いラブシーンを撮る所が好き。

銃弾を体で受けてもはね返す程の鋼鉄の肉体を持つ改造人間の弱点が目と口

こんな説明すらない意味不明な設定を強引に付け足す所がだ~い好き。

巨匠や鬼才とか呼ばれている監督には出せない無能には無能なりの発想センスがあるんだよ。

それがきちんと作品に活かされ、視覚的に楽しませてくれる映画を懸命に作り上げようとするウーヴェ・ボル監督の努力を認める上でも、彼の存在は否定してはいけない。

B級映画界において彼は努力を形にする愛すべき最重要監督なんだ!

ここ最近の監督作を観て考え改めました。
私は幾ら皆から反感を買われようとも、彼の作品を応援すっぞ!!

評価:★★★
11/03/16DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2009-12-02
メーカー:ネクシード
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女泥棒 サバイバル・ランナウェイ

2011年03月16日 21時19分55秒 | 洋画ホラー
THE CRYPT/09年/米/84分/アクション・ホラー/劇場未公開
監督:クレイグ・マクマホン
脚本:クレイグ・マクマホン
撮影:クレイグ・マクマホン
編集:クレイグ・マクマホン
音楽:クレイグ・マクマホン

出演:サラ・オー、マイク・ラナーロ、エイブラ・メイ、ジョアンナ・ケー、クリステン・アイリーン、デライナ・スティーヴンス

<ストーリー>
知人のジーナから“カタコンベ(地下墓地)”に眠る宝石を盗み出す計画を持ちかけられたPJ。女窃盗グループと共に納棺室に侵入し宝石を手にするが、突如出口が塞がれてしまい…。

<感想>
まぁこれだけぶちゃいくな女優ばかり集めたもんだ^^;

東洋系のヒロインが若干美人だったのが救い。

冒頭でおっさんが手首チョンパされて、グログロ描写に期待するも、そこだけだったってのは寂しいよなぁ。

襲い来る亡霊も、捕まえた愚か者たちにおぞましい処刑を施すのかと思いきや、首根っこ掴んだり、顔面を鷲掴みにして持ち上げたりしているだけ。
それだけで、頭から血をダラダラ流しながら死に絶えてもちっとも怖さがありゃしません。

迷路になったカタコンベを右往左往に逃げる様は密閉的緊迫感と、女優の顔を無視すればそれなりのなまめかしい姿(お尻のアップ多用)があり、エロ面白さは出ているんですが、何せ亡霊軍団にやる気がない(笑)ので、結果的にはホラー映画としてはお粗末な作り。

水中に落ちたバールをビクビクしながら拾おうとするヒロインを、亡霊が只、水中から眺めているだけ

では、何かが起こる事を待ち望んでいた私にすれば、ふざけんな!の一言ですよ。

財宝を盗んだ者は殺される。
財宝を盗まなかった者は襲われもせず生かされる。

いかん!そんなんいかんぞ!!

墓泥棒に来た時点で全員皆殺しにするべきだ!!!!

と私は声を大にして言いたい。
泥棒に憐みは無用。

後、亡霊が黒人女の口の中に腕を突っ込んで殺すんだけれど、後頭部突き抜ける位、派手にやって欲しかった。
そういう部分に勢いを持たせればホラー映画として少しは楽しめるってもんなのに。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★
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メーカー:アルバトロス

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