燃えよ！ピンポン

BALLS OF FURY／０７年／米／９０分／劇場公開
監督：ロバート・ベン・ガラント
出演：ダン・フォグラー、クリストファー・ウォーケン、ジョージ・ロペス、マギー・Ｑ

＜ストーリー＞
ＦＢＩからの依頼で裏社会の卓球世界大会に出場することになったかつての天才選手が、敗者には死が与えられる恐るべきデスマッチに挑む！
＜感想＞
予告編を観て面白そうだと思って借りたのだが、あんまり笑えなかった。
ちゅうか、本編で面白かった場面、予告編で全部観たし！
でも玉をＣＧ処理し、ありえないラリーの連続を見せられたらやっぱり楽しいよね。
ラストでのダン・フォグラーとクリストファー・ウォーケンによる、ルール無視の屋内から屋外へと移動しながら玉を打ち返していく真剣なんだが、バカなんだか良く分からない勝負は面白おかしく撮っていてそこそこ笑えた。

この作品で一番の貢献者は誰が何と言おうと、我らがマギー・Ｑ様だろう。
すらりとしたスレンダーボディ、東洋人らしからぬ美しいお顔。
華麗なカンフーを披露し、顔面で玉を打ち返す。
すげぇぞマギー！
かっけぇぞマギー！！
美人過ぎるぞマギー！！！

そんな貴女に抱かれたい・・・。

因みに某全米ドラマで一躍有名になったマシ・オカが出てくるのだが、なんと登場秒数約５秒！というあまりにもチョイ役だったのには驚かされた。

オフィシャル・サイト（日本語）

評価：★★☆
０８／０８／１５ＤＶＤ鑑賞
卓球コメディ　マギー・Ｑ　闇トーナメント　クリストファー・ウォーケン　ロバート・パトリック　マシ・オカ　ゲイネタ　ＤＶＤ新作

バトルフィールド TOKYO

MONSTER／０８年／米／８７分／モンスター・パニック・サスペンス／オリジナルビデオ
監督：エリック・フォースバーグ、エリック・エステンバーグ
出演：サラ・リンチ、エリン・サリヴァン、ヨシ・アンドウ

＜ストーリー＞
ジャーナリストの女性二人が滞在先の東京で大災害に遭遇。カメラを回す二人の前に現れたのは、街を破壊する正体不明の怪物の姿だった・・・。
＜感想＞
大ヒット作『クローバーフィールド　HAKAISHA』影響下によって作られたＢ級モンスター映画。
全編ビデオカメラによって撮られているので、激しい画面ブレ、ノイズ、音声不具合が目立つ。
まぁ、こういう演出はそれなりに盛り上げに一役買うので、それはそれでいいと思うのだが、肝心の巨大モンスターがたまにしか撮れておらず、専ら変な唸り声しか収録されていないのが残念。

舞台が東京なので、あらゆる東京の街の建物（多分セットだろう）が破壊されていく所は日本人としては何か楽しい。
東京の空を米軍戦闘機がビュンビュン飛び回るも、通行人が普通に歩いているというギャップも笑いを通り越して感動すら覚えた。

しかし登場人物が何かおかしい。
主役のアメリカ姉妹にベラベラと英語で話しかける日本人たち。
特に回転寿司屋の地下厨房にいた女の子は英語は堪能なのに日本語は片言という、理解に苦しむ人物だ。
あ、そういえば警備していた日本警察官の日本語もかなり変だった。
折角東京が舞台なのだから、日系人を使わず、きちんとした日本人を使うべき。
こういう所がＢ級ならではの手抜きなんだろうなぁ。

それにしても急に現れた巨大モンスター‘みずち（水霊）’。
何の目的で現れ、東京を破壊しまくったのか。
そしてそのモンスターの生死はどうなのったのか。
最後まで謎のままで終わってしまった。

評価：★☆
０８／０８／１４ＤＶＤ鑑賞（新作）
バトルフィールド TOKYO　アルバトロス　ネクシード　

レンタル開始日：2008-08-02