唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
~親から子、子から孫へ~ 歌いつごう日本の歌百選
文化庁と社団法人日本PTA全国協議会の主催で実施した「親子で歌いつごう日本の歌百選」の選考結果が公表された。百選と言いながら101曲あるのがなんとも不思議だが・・・。
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主催団体を考えれば、その結果はある程度予想はできるが、予想通りの童謡や小学生唱歌を中心としながらも、幾つか比較的最近の歌も含まれているなど、その結果はなかなか面白い。
もう20年以上前のことになるが、山口百恵が歌った「いい日旅立ち」と「秋桜(コスモス)」がランクインしている。さらに20年前に坂本九が歌った「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」も選出されている。120年程の間の歌としてはいずれも極々最近の歌であるが、もっと最近の歌としては「涙そうそう」「世界に一つだけの花」が代表か。この2曲は合唱用に編曲され、中学校・高等学校の合唱コンクールでも盛んに歌われているようである。
「翼をください」「四季の歌」「高校三年生」は団塊の世代の支持を得たのか。滝廉太郎の「花」と共に喜納昌吉の「花」が選ばれているのも同様か。中島みゆきの「時代」も同世代の支持を得たとものと思われるが、ランクインはちょっと驚き。
ざっと見たところ、作詞者としては野口雨情(赤い靴他)、北原白秋(からたちの花他)、作曲家としては中山晋平(雨降りお月さん他)、山田耕筰(この道他)、中田喜直(夏の思い出他)の作品が多いようであるが、この当たりは順当と言えるだろう。
面白いのは「日本の歌」としながらも「埴生の宿」「冬の星座」「旅愁」「むすんでひらいて」などの外国曲がいくつか選出されている。ところで、「むすんでひらいて」の作曲者をご存知だろうか。実はこの曲、フランスの思想家ジャン・ジャック・ルソーの作曲なのである。彼は実に多才であったようである。
さて、昨年末に選定されたこの百曲、果たして10年後に同様の調査(募集)をしたとするとどのような結果になるのか、興味深いところである。
今日の1枚は、残したい横浜の里山、恩田の森からなるせの森の冬の尾根道。
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主催団体を考えれば、その結果はある程度予想はできるが、予想通りの童謡や小学生唱歌を中心としながらも、幾つか比較的最近の歌も含まれているなど、その結果はなかなか面白い。
もう20年以上前のことになるが、山口百恵が歌った「いい日旅立ち」と「秋桜(コスモス)」がランクインしている。さらに20年前に坂本九が歌った「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」も選出されている。120年程の間の歌としてはいずれも極々最近の歌であるが、もっと最近の歌としては「涙そうそう」「世界に一つだけの花」が代表か。この2曲は合唱用に編曲され、中学校・高等学校の合唱コンクールでも盛んに歌われているようである。
「翼をください」「四季の歌」「高校三年生」は団塊の世代の支持を得たのか。滝廉太郎の「花」と共に喜納昌吉の「花」が選ばれているのも同様か。中島みゆきの「時代」も同世代の支持を得たとものと思われるが、ランクインはちょっと驚き。
ざっと見たところ、作詞者としては野口雨情(赤い靴他)、北原白秋(からたちの花他)、作曲家としては中山晋平(雨降りお月さん他)、山田耕筰(この道他)、中田喜直(夏の思い出他)の作品が多いようであるが、この当たりは順当と言えるだろう。
面白いのは「日本の歌」としながらも「埴生の宿」「冬の星座」「旅愁」「むすんでひらいて」などの外国曲がいくつか選出されている。ところで、「むすんでひらいて」の作曲者をご存知だろうか。実はこの曲、フランスの思想家ジャン・ジャック・ルソーの作曲なのである。彼は実に多才であったようである。
さて、昨年末に選定されたこの百曲、果たして10年後に同様の調査(募集)をしたとするとどのような結果になるのか、興味深いところである。
今日の1枚は、残したい横浜の里山、恩田の森からなるせの森の冬の尾根道。
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