フェラーリのサブリミナル効果

 16日に書いたフェラーリのバーコードは?の中で、郷秋<Gauche>は「そんなフェラーリも2007年にはタバコマネーのみならずボーダフォンも失っているのだから」と書いたが、これが誤りであることをビートニクさんが教えてくれた。私もうっかりしていたが、マールボロを販売するフィリップモリスはフェラーリとの独占契約を2011年まで延長していた。

 ことろが、このところ行われているシーズン前のテスト時では昨シーズンまでMarlboroのロゴがあった場所が白いバーコード状になっている(これは16日に書いた通り)。これについての、ビートニクさんとカンジさんのコメントを受け、さらに「F1ファンはフェラーリのパーコードを見るたびにマールボロを思い出して吸いたくなる?まるでパブロフの犬ですね」と書いた。どうやら、そういう作戦のようである(元ネタはこちらをクリック)。

 しかし、世界中の喫煙者はホントにフェラーリのマシンを見るとマールボロを連想するんだろうか。2007年こそはある程度の「サブリミナル効果」が期待できても、(特に日本人は)あっという間に忘れられてしまうんじゃないかな?

 フィリップモリスの親会社であるアルトリアグループは、タバコ以外にもマキシム(インスタントコーヒー)、オレオ(クッキー)、Tang(オレンジジュース)と言った強力なブランドを持っているらしい(以上、受け売り)んだからそちらのロゴを走らせてクリーンなイメージを早く定着させた方が得策なんじゃないかな。

今日の1枚は、鳩の生る木。
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