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世の中、桜だ!花見だ!花より団子だ!いや、団子より酒だ!と浮かれているようですが、今日ご覧いただきますのは桜と同じ頃に、愛でる人もなくひっそりと咲いている青木(あおき。青木葉とも。アオキ科(ガリア科)アオキ属。常緑、低木)の花。
青木は常緑で一年中葉が青いことからの命名ですが、葉だけではなく枝と幹も緑色で、光合成をしているのだそうです。日陰でも育つことから雑木林の林床や林縁で見ることが出来る他、庭木や公園の植栽などにも使われています。冬に赤い実を着けているとすぐにわかりますが、それ以外の季節にはあまり目立たない樹木です。
青木は雌雄異株で上の写真は雄株に咲く雄花です。クリックして大きなサイズでご覧いただくと、赤紫色の花弁が4枚と4本ある雄蕊の薄黄色の葯がお分かりいただけるかと思います。雄株ですので雄蕊だけで雌蕊はありません。雄花と比べると雌花の見た目はパッとしません。当然ですが雌株に咲く雌花には雌蕊だけで雄蕊はありません。
青木の花の下(脇)で酒盛りをしても、それは盛り上がらないことでしょうから、花見の宴(うたげ)は桜の下でするのが正解。私もそう思いますが、桜の花が咲く頃にはこんな地味な花、青木の花も咲いていることを覚えておいていただけたら嬉しいです。地味で寡黙で控えめな青木の花に代わってお願いいたします(^^)
blog「恩田の森Now」に、ただいまは4月5に撮影した写真を6点掲載いたしております。冬に逆戻りかと思うほどの低温と冷たい雨が続いた後に晴れ、桜日和となった森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。
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