人と自然

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イキイキハウス 10月 「野麦峠」

2013-10-18 | 世界遺産

 今日は地区内年配者対象の恒例行事「イキイキハウス」 がコミセン行われた。10時~12時。
町内の「読み聞かせグループ」による。
 飛騨地方から冬場に若い娘(13歳~)たちが苦労して野麦峠を超えて、諏訪の製紙工場に出稼ぎに出た頃の話を中心に進められた。
地元に昔から住む(明治時代)人がいれば、まるでわがことのように感じることができたであろう。そんなに古い話ではない。私自身も夏場だったが、野麦峠へは2回行ったことがある。(但し、車で)蕗とウドを峠の近くで少し採らせてもらった。その際すぐそばにカモシカが草を食んでいたが、私を見て逃げようともしなかった事が印象に残っている。今は5月の連休に「野麦峠祭」行われている。現場に立てば「ミネ」とい名の少女が製糸工場で病に倒れて、飛騨から迎えに行った父の背で峠にたどり着いたとき、「ああ!飛騨が見える」と言って、こと切れた。悲しく、そして、あまりにも有名な話だ。今は峠には記念碑が建ち、夏場であればちょっとした店もある。高山方面に歩いて下れば途中、小さなお地蔵さんを祀った「お助け小屋」がある。


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1 コメント

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野麦峠 (気ままにオーマ)
2013-10-18 17:04:27
「野麦峠」悲しいお話です。
読み聞かせの会できかせていただけば、
余計悲しみが増すことでしょう。

いろんな会に出席されて、脳の活性化につながりますね。知識欲旺盛さを見習います。
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