人と自然

人は自然の一部である
水と緑によって癒される

幼稚園

2015-06-13 | 梅雨

 今日も朝から晴天だ。しかも暑い。昨夜は寝ていてもムシムシとした感じだった。スッキリとした目覚めの朝が欲しい。予報では真夏日の気温になるという。日中は外に出ないことにする。朝、公園で1時間あまりグランドゴルフに興じた後、自宅にて過ごす。
 数か月前に隣家の住人が転居した後に、新たに入居した家族がいる。夫婦と男の子2人の4人家族。最近3歳になった子がすこぶる元気な子だ。陽気だし、声もよくとおる。保育園に行かない日は、早朝から元気な声が聞こえて、私ら老夫婦にとっては元気を運んでもらってる気分。
 子供の声が元気の源であるとは、世間一般の家庭では、気付いていない方もいるかもしれない。子供が成長して巣立ったら、職場の近くで所帯を構えるのが当たり前の時代。代々続く稼業があり、祖父母がいて、親がいて、そして子供たちが。 
 家庭として当たり前のことが無くなってどれほどの年月が経ったか。途中で誰かが欠けても、地域の誰彼が手伝ったり助けてくれる。これは日本に連綿と継承され続けた文化。

 その文化が根こそぎ崩れ、無くなってしまったことに気付いて、そして、その失ってしまったことの重大さに未だに気付いていない人の多さに驚く。その中には教育者や国政に携わる人も多い。一部の宗教者にもいると思う。私ら夫婦の散歩道の途中に幼稚園がある。極力その幼稚園の前を通るように努めている。(住宅のはずれにある)前を通るといつも大層賑やかだ。ある時間帯を除けば、ある時間帯とは「給食の時間」だ。それ以外の時間は、いつも必ず、バタバタと運動場か、廊下などを走り回っている。じっと静にしているのを見たことがない。(昼寝の時間もあるかな)これが本来の子供の姿。

 孫のひとりがこの春、高校生になった。高校は進学校だ。入学式で校長先生が、「君たちに約束をする。いい大学ををめざすのなら、スマホは持たないでくれ。そうすれば、塾にいかなくても必ず、私は約束を果たす」と、言われたと聞く。

                    下は幼稚園の玄関に立ててある絵

 

  


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子供たち (wako)
2015-06-15 14:24:33
子供たちのにぎやかな声やしぐさは、本当に元気をくれますね。近頃、小学生にもならない子供たちまでもゲーム機を持ち歩いて画面の世界に夢中になっている姿を見かけます。本来の子供らしさを取り戻してほしいですね。
返信する

コメントを投稿