今は大寒(昔の言い方による)だ。
寒いのは当たり前のこと。しばらくの間は、じっと我慢の日々です。
やがて来る節分ともなれば、昼間の時間が少し長くなる。同時に昼間の日差しが気のせいか強く感じられるのだ。
老人たちにしてみれば、待ち遠しく感じるときなのだ。
いまが体感温度で一番寒く感じられるときだ。
自分(うぬまじいちゃん)も他の老人たち同様、今はじっと我慢を重ねて待っている状態。
老人の場合、この時間も結構気になるものなんだ。
「早く来い春よ」と思いながらも自らの寿命も確実に減っていくものなんです。
世の大方の老人たちも同じ悩み、葛藤を抱えながらの日々なのだ。
入浴して鏡に向かえば、いやでも自分の衰えていく、状態に愕然とする日々なのです。
「子供と一般的な大人」に対して、老人の悩みにというか、ものの見方、捉え方の違う部分はこのことである。
これだけは誰一人として避けては通れない。