Amazonマーケットプレイス (Drink and Dream)でバーゲンになっていた包丁を買ってみました。こういう定評のある品はほとんど安くならないので、希少なチャンスでした。Amazonの買い物はリストに入れておいて、気長に値段の変動を見ていると有利な買い物ができます。けっこう値段が変わりますので。
これは刃物の町として有名な堺の實光さんの家庭用包丁で、硬度が高く切れ味の落ちにくい粉末ハイス鋼製。多少は刃物を使う仕事をしているので、切れない刃物で仕事するのが嫌いです。仕事の効率が悪く時には危険であり、気分も乗りません。ハイス鋼は薄くても強度が保てるため、包丁が軽くなるのも利点で、お年寄りにも向いています。欠点はやっぱり錆びるので使いっぱなしにはできないことですね。ステンレスで切れ味を要求すると、すごく高価な品になってしまいますので。
手入れのできる人なら、伝統的な和包丁で最高の切れ味が得られるはずですが、あいにく私にきちんと砥ぐ技術がありませんので、なるべく手入れせずによく切れる、という目論見です。砥ぎの練習用には古い包丁を使います。せっかく新しいのをいじって悪くしてはもったいないですから。