1学年100人、少人数の中高6年制学校で、しかも全寮制という珍しいシステムで話題になった、蒲郡の海陽学園を覗いてみました。
レジャー施設であるラグーナ蒲郡に隣接、と言うか共通の敷地なのですが、楽しそうな向こうに比べるとこちらは何もありません。強い風の中をトンビが群れになって飛び回っていました。学校以外に何もないけど、凧揚げにはいい場所だろうな。
外から見た施設は普通の学校です。全寮制の特徴である「ハウス」は一番奥になるので見えません。心身共に急成長する中学から高校時代に、社会と隔離されて過ごすことがプラスになるのかどうかは、私には確証がありません。もちろん本人次第ですが、若い頃に世間の塵芥にまみれることも大事な経験かなという気がします。
観光客だから記念撮影しないとね。息子は全寮制と言うとハリー・ポッターの世界みたいな夢と希望の毎日を思い描いてるのでしょうが、実際の寮生活ってそんなのじゃないですよ。現実に全寮制で生活がしたいのなら、警察や自衛隊に入れば給料を頂いてできるわけですが、管理、義務、服従のきつい毎日ですよ。外の世界より楽しい生活ができるなんて考えられないです。
音羽蒲郡インター(旧音羽町は豊川市と合併して消滅しましたが)と蒲郡市を結ぶ動脈、通称オレンジロードは12月1日から無料化されるので、料金所を撤去していました。この日はまだ片道250円。