ここまで組み立てるとかなり複雑です。説明書がしっかりしているので、部品の組み方さえ間違えなければ難しくはありませんが、今の子供はプラモデルも作ったことがないので抵抗があるかもしれません。
爪を取り付けると何となく蟹らしくなってきます。
いよいよ立ち上がりました。
完成です。左右に動くだけの簡単なリモコンが附属します。昭和47年のオリジナルメカモでは、もちろんこんな赤外線センサーはありません。進化したメカモですが、残念なことにモーターのギア周りの組み方が甘く、動かしているとすぐギア抜けして動かなくなるので、簡単な部品追加で安定にできないものか検討中です。
神妙な顔で遊んでいますね。メカモシリーズは1個のモーターを複雑なリンク機構で取り回して生物のような動きをさせるオリジナリティの高いモデルであり、大学の工学部でも教材として使われたらしいです。設計は元々おもちゃとしてではなく、自動車のサスペンションのエンジニアが、リンク機構の応用として作ってみたスタディモデルが原型になっています。とても奥が深いんですよ。