ちょっと伸びてきたな、と思ったら見る見る花まで咲いたスイセン。手入れなどしてないのにたいした生命力です。チューリップと違って花を咲かせても、早目に摘み取ってやれば球根が充実するため、翌年も同じように花を楽しめます。今年はかなり密度が高くなってきたので、そろそろ植え替えが必要なようです。
害虫が出てくるまでの春は葉菜のシーズンなので、遅れないように準備します。土質改良用の苦土石灰顆粒状。去年使っていた粉状のと違って、撒いたのがわかるので管理が容易です。急速な土壌改良ではないので、ゆっくり溶けて混ざるのも好都合。
とりあえずこの春はこれ。サンチュ(上)とキャベツ(下)の10連苗。サンチュは種のほうがもちろん割安ですが、害虫が出るまでの期間限定なので、収穫の早い苗を利用することにしました。キャベツはとにかく害虫に食害されやすい印象があって、これまで植えるのを躊躇していました。食品成分のマイルドな殺虫剤や天然油脂の成分を利用した殺虫剤もあるようなので、今年はそういう安全性の高い薬剤を利用して、それで対応できるうちは頑張ろうと思います。せっかくの家庭菜園なので、できれば浸透移行型のものは使いたくないですね。
今年も袋栽培なので、横倒しにした袋にサンチュ(キク科)とキャベツ(アブラナ科)を同居させて植えました。食われやすいキャベツはできるだけ分散したいですから。キャベツのコンパニオンプランツとしてはミントやカモミールがあるそうですが、カモミールもサンチュもキク科で芳香成分があるので、少しは効くかもしれません。