古いコンロを被っていたアルミシートを外しました。素材としては琺瑯(ほうろう)も悪いわけじゃありません。人気のル・クルーゼの鍋だってカラフルな琺瑯仕上げですし。同じように汚れてもル・クルーゼでは「味わい」となり、コンロでは「汚れ」と取られるのはイメージの違いかも知れません。確かに、コンロは鍋より掃除しにくいですけど。
ゴトクのごってりした油汚れだけは汚いとしか言いようがありません。業務用コンロは今でもごつい全面ゴトクになっていますけど、あれは上からお湯でも洗剤でもぶっ掛けて床に流せる業務用キッチンの構造によるもので、家庭で同じことはできません。
トッププレートを外すとこんな感じ。昔の乗用車のエンジンみたいに、すかすかして余裕があるのがわかります。
全部外してしまいました。極楽家のキッチンはシステムキッチンとしては古い型なので、上の段はビルトインコンロに対応していますが、下の段は規格サイズになっておらず、コンロの下にオーブンを取り付けるためにはボックスを入れ替えないといけないようです。いずれは大掛かりなリフォームも必要なんでしょうか。
新しいコンロが入りました。今の乗用車のエンジンルームと一緒で、ぎっしり詰まっています。センサーなど補器の増加もありますし、グリルが大きくなったのも目立った変化です。
これでガラストップ75cmに交換完了。規格変更前の現品処分品を安く買えたので、思ったより手軽に済みました。古いコンロと比べるとフラットで掃除しやすそうなのがわかります。でも古いコンロの凹面には、吹きこぼれの時の広がり防止という意味もあったはずです。ガラストップコンロで吹きこぼしをやると、熱傷の危険が高くなることはないでしょうか?ちょっと気になる点です。