いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

アサヒビール名古屋工場

2007年07月23日 | 極楽日記(日帰り)

 アサヒビール名古屋工場の「親子見学ツアー」に行って来ました。これは見学コースの入り口になっているクラシックな造りのホールです。

 中は立派な陶板画が展示されています。収穫と醸造の喜びを描いた、いかにもビール屋さんらしい題材です。ツアーガイドからは何の説明もありませんでしたが、かなりの大作なので、これを素通りするのはもったいないですね。

 このホールを2階に上がると、ビールを缶に充填する生産ラインが見下ろせます。「ビールの原料」とか「工場のリサイクル」といった見学用の展示も多数。醸造に使っている二条大麦と乾燥ホップをお土産にもらいました。展示してある乾燥ホップって、やっぱり香りがほとんど抜けています。これでビール造りねえ。刺身は粉ワサビで十分という人にはいいのかも知れませんが。

 ツアーの最初に穴埋め問題のついたプリントが配られて、ツアーに参加してしっかりガイドさんの話を聞いていると正解できるようになっています。夏休みの自由研究も想定していたみたいですから、製品だけでなくビール産業として社会の理解を得ようと懸命なのがわかります。

 それでも工場内部は撮影禁止なので、外から写すしかありません。考えてみれば、工場見学と言っても缶や壜に詰めるラインを見ただけでした。ビールが本当に造られているのはこのタンクの中。主役は機械でも人間でもなくビール酵母です。小さな造り酒屋とは違いますから、このタンクの中までは見せてくれません。

 ツアーが終わると、皆さんお楽しみの試飲です。しかしその前にアサヒビール所有の山林の間伐材でネームプレートを作りましょう。企業イメージを上げるには環境対策が大切です。

 試飲は宴会じゃないのでビール3杯まで、はいいのですが、スーパードライと黒生の2種類しかありませんでした。どちらも昔からの銘柄なので、今更試飲と言うのも合わない気がします。もっと新製品とか出せばいいのに。もちろん子供はアサヒ飲料のジュースやお茶が試飲できました。

 東海地方も梅雨明けしたのか、とても暑い1日でした。せっかく飲んだビールも、歩いて駅まで行く間に抜けてしまいましたよ。
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