耐熱性カタラーゼの活性を通常のカタラーゼと比較する実験。最近は傷にオキシドール使わないから、小学生に説明するのは難しいなあ。
でも泡が出るのは面白いかな。ヒートブロックで90度まで加熱すると、ウシのカタラーゼは失活(しっかつ)して泡が出なくなりますが、超好熱菌のは平気。こうした同じ機能のタンパク質は一つの起源から進化したものが多く、遺伝子を調べると超好熱菌が他の生物の源流になったらしい、という研究です。
こうして見るとなかなか盛況であることがわかりますね。小規模な学会みたいな雰囲気です。「ゲノムひろば」の平均入場者数は会場当たり1,000人ちょっととのことですので、この様子では初めての名古屋開催も成功と言えるのでは。
磁性細菌がどのように超小型の磁石を作るのかを遺伝子レベルで解析する研究なのですが、息子は単に強力な磁石が面白いだけのようです。遺伝子組み換えで自由にマイクロ磁石をタンパク質に組み込めるようになれば、極めて効率のいいタンパク質精製や薬剤投与も可能になるので、これは応用価値の高いテーマです。
実験器具が所狭しと置かれた会場。単なる装飾された壁のようにも見えますが…。
実は陶工として有名な加藤唐九郎の作品でした。豊田講堂の後ろにできた小さな増築部分であるシンポジオンホールですが、こんな宝物もあります。
休憩コーナー、「おしゃべりゲノム」です。本来は研究者との交流スペースらしいんですが、小学生と研究者じゃ話題が合わないですよね。息子はオレンジジュースを飲みながらお絵描きができれば幸せなのでご心配なく。ゲノムについてはわからないなりに、研究者が何か楽しそうに仕事をしていることがわかっただけでも今日の収穫でしょう。