大きなナマコがいました。食用には赤ナマコが好まれますが、これも生物学的には同じ種類(真ナマコ)だそうです。漁業権のある地元の漁師なら持ち帰っても構わないのでしょうが、今回の観察会では採取した生物をすべて返すことになっていますので、しばらく水槽に入れて見た後でお帰り願いました。
とぐろを巻いているオオヘビガイ。岩と一体化しているので動けません。
ヒトデはたくさんいました。これはイトマキヒトデ。
「モミジ」と呼ばれるトゲモミジガイです。フグと同じくテトロドトキシンを体内に持っており、食べると危険です。まあ、ヒトデを食べる人もいないでしょうが。
この縞模様はヤツデヒトデだったかな。
岩の下に隠れていたショウジンガニ。はさみが片方ありませんね。
魚はハゼが多かったのですが、こんなギンポも住んでいました。釣りではテトラポッドの間などを狙うと大物が掛かることもあるらしいです。
潮が満ちてきたので観察を打ち切り、お弁当を食べてから名古屋に帰りました。ちょっとだけ寄った魚ひろばです。地物のアジの干物を少し買いました。アサリもあればと思ったのですが、不漁なのかえらく高かったので諦めました。