私と極楽妻でそれぞれすき焼き鍋を買いました。最初から比較のために2つ買ったわけではなく、それぞれ「これなら安い」と思って買ったらダブっちゃったわけです。同じタイミングですき焼きが食べたくなったのか、それとも鍋のシーズンが終盤になってセールに入っただけなのか?
左の手入れしやすそうなIH対応鍋が極楽妻、右の重くてごつい南部鉄器が私の買ったものです。家庭の主婦にとって料理は業務ですから、使いやすさと手入れのしやすさを重視するのは当然でしょう。一方、たまにしか料理しない男にとっては、料理が趣味的になるのは仕方がありません。料理道具も趣味の対象になってしまうので、使いやすさと言うよりは「こだわりの南部鉄器」などという文句に惹かれます。性格の違いもありますが、立場の違いがこの選択になったのでしょう。
でもル・クルーゼの重たい琺瑯(ほうろう)鍋はむしろ女性に人気がありますし、極楽家にもサイズ違いで何個か買ってあります。ル・クルーゼは分厚くて火の回りが柔らかいのですき焼きにも十分使えるはずですが、どうもあの形じゃ気分が出ないですね。
「2つの製品を1つに」というのは新製品開発のお決まりの手です。ル・クルーゼで本格的なすき焼き鍋を作ってくれるか、あるいは南部鉄器などの厚手の鉄鍋に琺瑯加工をして出してくれれば、性能が良くてカラフルなすき焼き鍋になるので新しい市場を開拓できるかも知れません。厚手のすき焼き鍋って、スキレットみたいに焼き物をするにも重宝するんじゃないでしょうか。盛栄堂の鍋には餃子鍋と兼用と書いてありますね。実用性は間違いないですから、家庭の主婦に受け入れられるほど優れたデザインなら、売れるように思います。
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