暑くなってくると葉菜は食われやすいです。なるべく使いたくありませんが、台無しにされる前にダブルプレーAL剤散布。殺虫成分であるフェンプロパトリンはピレスロイド系で分解が速く、安全性が高いとされています。ダブルプレーRLとしての登録はキュウリとトマトだけですが、豆類やキャベツ、果樹などで同様の安全性が示されています。小松菜に対しては登録外になりますので出荷はできませんが、自分で食べる分には問題ないでしょう。散布なしでは今頃形もないほど食べられているはずで、この季節にこれだけ成長したのはあまり記憶にありません。キュウリやトマトでは収穫前日まで散布可能なので、これから類推すれば散布翌日には残留はないと判断しています。
サンチュも元気がありません。日照りのダメージに加えてナメクジとダンゴムシによる食害があったためです。夜中に調査して実態が判明したので、その夜だけでナメクジ65匹を捕殺。次の夜にも11匹捕殺で、当面はほとんどいなくなったはずです。その上でゴキブリ用のホウ酸ダンゴを散布して、食害の予防を期待しています。
トマトは今のところ順調。ナメクジ、ダンゴムシと来た後はカメムシかニジュウヤテントウか、いずれにしても気は抜けませんが。