どこにも行かない休日は、趣味と実益を兼ねて料理をします。神戸で食べた料理に触発され、風味を再現できないかと挑戦してみました。まずは鶏もも肉に小麦粉をまぶし、オリーブ油で焼きます。油は多め。「イタリアンシェフのまかない日記」にあるレシピを参考にさせて頂きましたが、自己流に改変していますので「途中まで」ローマ風ということにしてあります。
基本的には白ワインビネガーと白ワインで煮込んでいく感じです。
玉ねぎをみじん切りにして炒め、トマト缶を加えます。味付けは適当に。
酸味だけだと単調なのでピリ辛風味を付けます。本来は鷹の爪を玉ねぎと炒めるのですが、常備してませんので手近にあるレッドカレーペーストで代用。これの方がだしも出ていいんじゃないかと。この辺からローマ風でなくなってきます。
この料理の何がローマ風かと言うと、パプリカやピーマンをたっぷり入れることなんだそうです。冷蔵庫に少ししかなかったのでローマ風味は薄め。
買ったまま放置してあったビーツまで持ち出すと、もう無国籍料理です。でも、ビネガーの酸味がビーツの土臭さを適度に抑えてくれて、結果的には好みの味でした。
煮込みの時間が長くなるので保温鍋の内釜を利用しましたが、ビネガーやワインの水分を飛ばしたいので、もっと浅い鍋が良かったですね。かなりいい加減な施行でしたが、肉があまり好きでないはずの極楽息子(小)が喜んでくれたので成功と考えています。