いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

ウイスキーラバース名古屋2019その3

2019年01月23日 | 極楽日記(日帰り)

 真冬にもかかわらず会場は満員で暑かったので、ハイボールに人気がありました。Glenmorangie(グレンモーレンジィ)のオレンジハイボール。MHD(モエヘネシーディアジオ)の扱うシングルモルトスコッチで、オレンジそのものが入っているわけではありません。ただしウィスキーの中にはオレンジ風味を感じるものが確かにあり、オレンジピールとの相性はとてもいいはずです。この季節に敢えてオレンジハイボールを売り込んだ戦略は、語呂合わせで覚えやすい名前とパッケージもあり効果がありそうです。

 KOVALはシカゴのウィスキー。ウィスキーとシカゴと言えば、禁酒法時代に密造酒でシカゴのギャングが荒稼ぎしたぐらいしか連想しませんが、密造酒製造の中心だったということはウィスキー造りには適しているということですね。バーボンで有名なケンタッキー州よりやや北で、ビールで知られるミルウォーキーよりは少し南であり、地理的には恵まれているように見えます。

 ウィスキーは穀物別に製品になっており、軽い感じのミレット(キビ)から、どっしりした味わいのライ麦、コーン、4種の穀物混合、の4種類。キビは焼酎に使われる例がありますが、ウィスキーは珍しい。キビとライ麦を試飲させて頂きました。好みから言えば食事に合わせやすそうなライ麦の方かな。

 レミーコアントローはコニャックのレミーマルタンと製菓用のコアントローでお馴染みですが、ウィスキーもシングルモルトの名品、ハイランドパークを紹介。

 限定品のヴァルキリーを試飲させて頂きました。

 会場の一角で販売していた燻製。ウィスキーには合いそうですが、落ち着いて食べる場所がなかったのが残念。昼を早めに済ませて行ったので食品は買わなかったです。

 KAVALANは馴染みのない台湾のウィスキー。

 品評会などではかなりの評価を得ているそうです。有料試飲3千円は強気ですね。温暖な土地なので熟成は早いのですが、樽では蒸発量が年に2割近くにもなるのが難しいところだそうで。

 ウィスキー以外にもいろいろ出してますね。
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