気が付いたら、親子で同じような本を読んでいました。西洋人の冒険物語では一番好まれる題材ですから。
Temeraireシリーズ第3巻では、中国で形式上ですが皇帝の養子になってしまったLawrence一行は、皇帝の座を狙う陰謀から辛うじて逃れます。陰謀の首謀者だった王子は死に、王子に仕えていた白龍も追放となるのですが、その折にイギリスまで取って返す危急の用件が発生し、一行は困難だが日程を短縮できるシルクロード経由でヨーロッパを目指します。その困難な旅の途上、宿敵ナポレオンのドラゴン部隊にあの白龍が加わり未曾有の脅威となる可能性が浮上。最早一刻の猶予もならない事態なのに、トルコと対立することになり…。